中学時代は
給食と部活のために
学校に通っていた。
部活は、当時大人気だった
女子バレーボール部。
でも、入ってみたら
代々、後輩イジメをしていて
先生がいなければ
練習をサボってばかりの先輩達。
私達後輩は、ボール拾いの為に
誰もいないコートの周りに
ただただ、突っ立っていた。
監視役の先輩がいて
先生が来ると、合図を送る。
そして、その時間帯に
やっているはずのメニューを
涼しい顔してこなす先輩を…
可愛くない私は
内心哀れんでいた。
マジメに練習すれば
県大会に行ける実力は有るのに。
ホント、もったいない。
地区大会では
マジメに練習している
他校の選手に勝てるはず無いけれど
先輩達の勝利を願い
千羽鶴を折った。
コレも、代々続いていた。
千羽鶴を作るのは、面倒くさい。
でも、私は意外にも
折るのが好きだった。
無心になれるから。←勝利を願ってない
中学を卒業しても
暇な時に、千羽鶴を折っていた。
たぶん、人生で
六千羽位折っているかも。
父の手術の時には
1週間で完成させた。
チャチャッと折っちゃうよ。
心を込めてね。
先日、子供部屋を作るために
部屋を片付けていた時
折ったままの鶴をみつけたので
紐に通すことにした。
この工程は、面倒くさくて
本当はやりたくないのだけれど
躁状態の私は、何かをしていないと
どうにも落ち着かない。
色分けして、配置を決めて
ちなみに、私達世代は
後輩イジメをやめて
県大会に出場したわよ