体外受精にチャレンジしなかった理由 | 働くアラフィフの三つ子成長日記(自然妊娠・出産42歳・ワンオペ)

働くアラフィフの三つ子成長日記(自然妊娠・出産42歳・ワンオペ)

不妊専門の産婦人科への通院をやめた翌々月、自然妊娠で一卵性三つ子の娘を授かりました。
勤続33年目、双極性障害Ⅱ型を患い休職→1年半後に復職。夫は、週6日夜勤のためワンオペ。
口癖は「ま、いっか」好きな言葉は「残りの人生で今日が一番若い日」です。

結婚して3年、40代になり

自己流のタイミング法には

限界を感じていた。


不妊期間1年半ほどで

不妊専門の病院へ行き

内診と卵管造影と血液検査をした。


検査結果は

生殖機能には特に問題は無く

年齢の割りに

血液検査の数値も悪く無かった。


タイミングを取った数日後に

内診を受け

ヒューナーテストをした所

同い年の旦那さんにも

問題が無いことが分かった。

 

そこで、まずは

タイミング法だけで試すことになった。


漢方などの処方は無いのか尋ねると

不要だと言われた。


先生は、妊娠しやすくなるために

何か指導してくれることも無く

「なんだか物足りない」

と言う印象だった。


それでも、

予約を取るのはなかなか大変で

それなりに人気と言うことは

これが普通なのかな?

と思うことにした。

 

病院で検査を受けて、夫婦ともに

体には問題が無いことが分かったのは

意味が有った。


でも、不妊治療とは言うものの

病院では予約した日に内診を受けて

「この日の前後で

タイミングを取ってください」

と指示されるのみ。


実際のところ

旦那さんは仕事の都合で

週末しか帰宅しないので

そうそう上手くはいかない。


私はもともと生理不順なので

昔から基礎体温はつけていて

排卵日は、ある程度

判断することが出来ていた。


ほぼ見当がついている排卵日を

調べてもらうだけに通院する。


それだけの為に通院して

苦痛な内診を受けて

お金を支払うだなんて

なんだか、無駄な気がした。

 

そこで、掛かりつけの産婦人科の

女医さんに相談した。

「もう40代だと言うのに

こんな感じでいいんですかねぇ?」


すると

「せめて漢方ぐらい

飲んだ方がいいと思うけどね」

と言って

ツムラの黄色(何番か忘れてしまった)

を処方してくれた。


それで、その漢方が無くなった頃

再び前の不妊専門の病院に行き

別の病院で、漢方を処方して

貰っていたことを話した。


すると、再び血液検査をして

今まで飲んでいたツムラの黄色では無く

ツムラの黄緑色(何番か忘れてしまった)

の漢方を処方された。


ツムラの黄色のレベルでは足り無いので

更にワンランク上にする

…的な説明だった。


自宅に帰ると、

数ヶ月前の血液検査結果を取り出し

今日の結果と二枚を並べて比較したが

素人目には、さほど

数値が変わっているようには

見えなかった。


すると

なぜ前回は何も処方しなかったのか?

と不信感が湧いた。

 

とは言うものの

とりあえず通院は続けていた。


自分より先に妊娠していく

後輩からの妊娠報告や

芸能ニュースを聞くたび

焦りを感じるようになっていた。


そこで、まずは

体外受精の講習会で話を聞くことにした。


何もしないで母になるのを諦めるより

1回だけでもチャレンジしたら

ダメだったとしても

後悔しなくて済むかなと思ったから。


でも…

妊娠する確率・副作用・時間・お金

聞けば聞くほど「希望」とは程遠く

不安材料にしかならなかった。

 

当時の私は、バリバリ仕事をしていて

夜遅くに帰宅すると

バタンキューの毎日だった。


更に、講習会当日

ひどい風邪をこじらしていて

メチャメチャ体調が悪かった。


だから、もし体外受精に

チャレンジするとしたら

「まず風邪を治してから」

と考えていた。


だって

すご〜く低い可能性に

すご〜く大金かけるんだもの

少しでもコンディションが良い方が

いいんじゃないかと思って。

※医学的な知識は無くど素人の考えです。

 

それで、先生に

「風邪が治ってからでいいですか?」

と訪ねた。すると

「いや、早い方がいいんじゃない?」

とだけ返事をされた。

 

先生の答えの理由が分からない。


高齢者の私が

体外受精で妊娠を希望するなら

チャレンジするのは

1日でも早いほうがいいという

判断なのだろうか?


体調がどうのとか

言ってる場合じゃないのかもしれない。

でも、それならそうと言って欲しかった。


そう。その先生は、いつもそうだった。

聞けば答えてくれるが、

常に細かい説明や配慮が

少し欠けているように感じていた。

それで、いつもモヤモヤしていた。


でも、通いやすい距離で

施設や技術が整っている病院は

ここだけだったから、通院を続けてきた。


でも、どうも先生との相性が合わない。

「好き・嫌い」とか

「良い・悪い」では無く

信頼関係が成り立たない相性な気がした。

そんな関係で

高額な費用が掛かる体外受精に

チャレンジしても

妊娠する気がしなかった。


心と体をヘトヘトにしながら

大金をドブに捨ててしまうくらいなら

夫婦二人だけの生活を

より良く生きていったほうが

マシだと考えた。

 

私は、その説明会の日を最後に

その不妊専門の病院に通うのをやめた。


そして

不妊治療を一旦休むことにした。

私は、心が疲れてしまっていた。


旦那さんに伝えると

すぐに分かってくれた。


「まずは、このビドイ風邪を治そう。

それから、後のことを考えよう。」

もう、自然に任せることにした。

 

そして、その翌々月

私は自己流で自然妊娠した。

 

掛かり付けの産婦人科へ行き

不妊治療の病院に通うのを

やめていことを話すと

女医さんは驚いた。

そして、41歳の自然妊娠に

感動してくれた。


その流れで

不妊専門の病院の先生のことを

少し話した。

女医さんは、偶然にも

その先生と大学が同じだった。


「そうだね〜

 口数多い方では無いかもね。

 悪い人じゃ無いんだけど」

と苦笑いた。


そう。別に先生が悪いわけじゃない。

でも、結果的にあの通院は

私にとってはストレスになっていた。

 

ストレスから解放され

子作り問題を一旦棚上げした私は

ダイエットにチャレンジすることにした。

実はそれが

自然妊娠につながっていった。


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