今年もダメダメ | 前橋山岳会

前橋山岳会

いつも山と一緒に呼吸していたいから

'14-12-31~715-01-02
八ヶ岳 西面
  角田、上原、S.W.(太田山岳会)

本来、北アルプスで合宿を張りたいのではあるが、
諸々の理由から今年も「八ヶ岳」。

諸々の理由から計画1日遅れの31日から入山。

12/31
先行角田、上原で入山。
捗らない足取り。
設営を終え、石尊稜へ。
アプローチにはトレースがあったが、取付き付近よりなし。
捗らない足取りが災いし、登攀開始13時頃。
1ピッチ目はクラシックラインで。
時間短縮のためザイルは畳む。
中間部より風雪始まり、登攀終了には完全に吹雪。
日没に間に合わず、ヘッデン行動にて地蔵尾根を下降。
帰幕18時。



1/1
昨夕からの降雪やまず。
S.W.合流。
停滞。

夕方頃冷え込む。
雪がやんだらしい。

1/2/
放射冷却で冷え込む。
一昼夜降り続いた雪はどれ程積もっているであろうか。
阿弥陀岳北西稜を目指す。
降雪前につけられたトレースも途中で途絶え、ラッセルが厳しい。
それ以上に厳しい「寒気」、「低温」。
いくらもがき登っても汗をかかない。
経験上-20度以下。
阿弥陀岳摩利支天には、雪煙が吹き上がっている。
私の指は既に限界。
取付き手前で敗退。

 

午後より降雪の予報。
明日の行動も望めないので、急遽下山決定。

下山途中、穂高より転進の津久井CL・神垣パーティと遭遇。

今回の読破
「黒部の山賊 アルプスの怪」伊藤 正一著

つのだ

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今年も天気に悩まされました。寒さにも。

行者小屋に着くと人は少なめ。天気のせいでしょうか。
石尊稜、上部ではまさかの・・・でも、落ち着けば意外と大丈夫でした。自信付きました。
稜線の吹雪は強烈でしたが、何とか耐えました。ヤッケのフード、もっと大きいやつが良い!

2日目、降り続く雪で帰るパーティーが多い様子。
太田山岳会S.W.さんと合流。テントもとても暖かくなりました。

3日目、阿弥陀岳北西稜に向けラッセルが続くが汗はかかない。寒いのか寒くないのかわからなくなってくる。実際は相当冷えていた様子。

まだまだ甘いテント生活技術。多人数で、限られた時間の中で生活してるのだからもっと効率良くしなければ。

全体的にやっぱりダメダメな部分が多いです。でも山に行ったからダメな部分がわかり反省し、次に繋げられるのかなと思います。少しずつですが、成長していきます。

上原