前橋山岳会

前橋山岳会

いつも山と一緒に呼吸していたいから

会員募集中です。まずは例会に遊びに来てみませんか?くわしくはこちらから。

2020/05/28 快晴

鹿俣山

田村(よ) 茂木(の)

 

尼ヶ禿山を登った折り、鹿俣山をおおっているブナ林が気になりました。

玉原湿原を入山口にして、スキー場を囲む尾根を右回りで歩きました。

二度目の玉原です。今回は、多すぎる指導標に惑わされず、玉原越えの尾根に取り付けました。

 

 

なだらかなブナ林の中を進みます。ブナ林を吹抜ける風と木漏れ日の調和がとれ、快適に歩けます。

山頂近くのゲレンデを横切るまで、ブナ林が続いていました。林内は視界がききませんが、ゲレンデに出て振り向けば、浅間山から谷川岳に至る山並みが望めました。

 

山頂からは、武尊山に向かって藪尾根が伸びています。いつか、ここから武尊まで行きたいな。

 

下山は、ゲレンデの南に延びる尾根を使いました。

アズマシャクナゲの尾根を過ぎると、平らなブナ林の中の路になりました。落ち葉のクッションが心地よく感じられます。

キャンプ場、銅金沢と、ブナ林が続いています。ブナの下には紅葉・黄葉するカエデ類が生えています。

秋も見応えがある姿を見せてくれるでしょう。

でも、黒い動物には注意しましょう。   (記:もてぎ)

 

2020/5/24 はれ

日光白根山

田村(よ)、茂木(の)、吉本、津久井、飯島

 

丸沼ロープウェー再開2日目。まだ入山者が少なく三密が回避できると予想して出かけました。

さすが百名山、少人数パーティーが、10組程数えました。どの登山者も、言葉少なく、間隔を開けて、すれ違う事を意識していました。

 

林の中は 雪が残っています。池にも雪があります。

 

 

北斜面のガレ場は、岩が不安定でした。

  

山頂での展望を期待していたのですが、我々の滞在中に男体山は姿をみせません。

やっと、中禅寺湖が見えました。

山頂からの下りは、南登山道を使いました。

 

ロープウェーは小人数乗車、窓の開放、消毒液の設置の対策をしていました。登山者も観光客も適度な間隔を開けています。繁忙期にも、これを持続したいと思いました。      (記:もてぎ)

 

2020/5/20 曇り

尼ヶ禿山

田村(よ) 茂木(の)

 

現地集合現地解散、人の集まらない所、すれ違いのスペースが確保できる径等々考えて、玉原を山歩き再開の地に選びました。

センターハウス前に車を置き、玉原湿原、セミナーハウス経由で尼ヶ禿山に向かいました。

霧のブナ林のしっとりとした空気を吸い、一ヶ月半の空白を取り戻すため歩きます。

  

エゾ春セミの抜け殻に露が光っています。

 

抜け殻の上に視線を移すと、

 

葉陰で、気温上昇待ちの若武者を、よっちゃんが見つけました。

 

下りは、山頂から引き返しトンネル入り口に降りました。ブナ林は途切れること無く続いてます。

 

玉原越え下から湿原の東側を歩きました。ミズバショウは咲いていますが、株はまだ小さいです。かって シカの食害にあい、地下茎が衰弱してしまいました。保護団体の努力により、回復しつつあります。

毒のあるコバイケイソウは鹿に食べられていません。ワタスゲも咲き始めました。

 

 

今回、私は初めて玉原の山に入りました。こんな身近な場所にブナの美林が有るとは思ってもいませんでした。ウエブ版のニッケイスタイルに《白神山地に次ぐ日本第二位のブナ林》と紹介をされた事を、山行後知りました。

  (記:もてぎ)

 

2020/04/03  快晴

出合巡り(BP→旧道→芝倉沢→新道→BP)

茂木

 

天神尾根の筋肉痛から解放されたばかりだ。

でも、山を歩きたい。歩き続けないと、息が切れてしまう。

そうだ谷川に行こう、出合巡りをしよう。・・・・と、思い立って出かけました。

 

センター前のバリケードを すり抜けて、旧道に入りました。

木々の芽吹きには まだ早いですが、フキの花が開き始めています。

マチガ沢出合の道路端のフキは、食べ頃を過ぎていました。

 

 

尾根を回り込み一ノ倉沢に入ると武能岳が姿を現しました。このとんがりが好きです。

一ノ倉沢駐車場の手前に除雪車が入り、作業中でした。

その先は・・・・雪すくねえ〜!デブリ無い!

 

幽ノ沢出合も、しかりです。適度な雪の量が、岸壁とルンゼの奥行きをあらわにしています。

芝倉沢に回り込むと 旧道はフラットから傾斜した雪面となりました。トラバース歩行訓練を十分すぎるほどしました。

斜面の雪は ほとんど落ちきっています。と言うか、落ちる種が無いようです。

旧道出合は口が開いていました。Sb2と3から雪が流れてきてますが、高さがありません。

 

 

Sb2の入り口まで登り、芝倉沢上部を見上げます。普段の春は U字型の沢床が、今年はV字です。

埋まっていません。

新人の時、初めて入った沢がここでした。野球が出来るほどの平らな雪面が、山の中にある事に驚かされました。それ以来10年余り、この右岸斜面で雪上訓練を続けました。コンテの訓練で、簡単に飛ばされた事などを思い出します。

光の差し方により、雪面の光り方が変わってきます。見飽きません。時間を忘れます。

午後2時まで立ち尽くしていました。

 

 

帰路は、虹芝寮まで河岸段丘上を降り新道経由で戻りました。心配していた徒渉の水深も浅く、上流へ登り返す事はありませんでした。

 

すれ違った登山者は、一ノ倉沢出合でコンロを出し お茶を楽しんでいる人と、芝倉沢を滑り降りてきたボーダーの併せて二人でした。

この広い空間を、たった三人で独占するなんて・・・登山とは贅沢で優雅なスポーツと思った次第です。

 

 

 

2020/03/31 快晴後霧雨

谷川岳天神尾根

上原、田村(よ)、茂木

 

週末は みぞれと湿雪に出鼻をくじかれ、山に行けず落ち込んでいました。

次の晴天は?天気予報をチェックしていると、谷川岳の誘いがありました。

北の高気圧の張り出しに期待し 二つ返事で仲間に加えて貰いました。

 

コロナの影響か、ベースプラザに行列は出来ませんでした。閑散としています。キャビンの窓は開け放たれており、会社も気遣いをしています。我々も、グループ毎に分散して乗り込みました。

天神平からは いつもの山並みが見渡せ、習慣となった山座同定をしました。清水峠の上に 巻機山の天狗岩が腰掛けています。晴天下の景色は2時間と続きませんでした。オジカ沢に雲が浮き始めると尾根をも覆い始め、体に水滴がつき始めます。そのうちヤッケやズボンの表面に 水の膜ができ、光ってきました。

霧のトマの耳に長居は無用と、即下山開始。

足跡をたどり来た道を引き返しました。全く見えません。踏み跡と赤旗が頼りです。

 小屋下の斜面

雪は水を含んで重く、雪団子でアイゼンの裁きが悪く、足の疲労が増すばかりでした。

田尻尾根下部は、さらに踏み抜きと小枝のトラバサミに悪戦苦闘を強いられました。

少雪の年ならではの春山でした。 

 田尻尾根中間部

      (記:もてぎ)

 

2020年3月25日〜26日  島袋

25日
7:00石抱橋〜9:40道行山〜10:30小倉山〜12:40駒の小屋〜13:30頂上

前日かなり降ったからか、この日の入山は自分の他に、野田ナンバーの若い男性が一人だけ。この人が強かった。一人でトレースつけてるのに最後までまったく追いつけなかった。ライン取り、ジグの切り方など、追いかけてるだけで勉強になりました。

石抱橋
道行山あたりから。頂上はガスの中。



だいぶ離されてしまった。速い!



頂上からはオツルミズ沢の源頭部を滑ろうと思っていたのですが、ダメでした。ガスの晴れた隙をついて滑り出したのですが、すぐに急傾斜のアイスバーンになり、さらにガスに巻かれて動けなくなってしまい、慎重にアイゼンに履き替えて登り返しました。その後頂上から小屋の間の快適バーンを2回滑り、小屋からオツルミズに続く緩い沢を滑って終了。

オツルミズ源頭
頂上〜小屋の斜面
初めて自分だけのシュプールを見た。ニヤける。

駒の小屋は避難小屋ですが、キレイで、バイオトイレがあって、毛布も銀マットもあって、ロケーションも最高の素晴らしい小屋でした。協力費2000円。

26日
9:30駒の小屋〜10:50小倉山〜石抱橋13:30

7時に動き出す。風でリセットされた昨日のコースを2本滑って9時には終了。


小屋〜オツルミズの緩斜面

今日は気温が相当あがるようなので早々に下山開始。

小屋直下の急斜面はスキーで安全に下るのは自分には無理だと判断し、アイゼンピッケルでクライムダウン。もっと上手ければ。。

高度を下げるごとにどんどん雪が腐っていき、小倉山のトラバースと道行山からの急な下りは難儀しました。

この日は10人以上の登山者やスキーヤーとすれ違いましたが、皆さんきっとあの雪には手こずったのではないでしょうか。

水を飲み干してしまい、最後は雪を食べながら、石抱橋にたどり着きました。
充実した二日間でした。




2020年3月22日 島袋

9時頃から雨が降る予報だったので、朝一番で滑れるように夜中から歩き出しました。が、雪面はガチガチに凍って滑るどころではありませんでした(チーフからそうなるよと言われていたのに強行した自業自得)。井戸尾根をニセ巻機山まで登って、歩いて引き返しました。





中間部の、樹間の広い林は、かろうじてエッジが立ち滑れましたが快適とは程遠い。あんなにも気持ちよさそうな斜面だったのに。無念。
井戸の壁から下はもう地面が露出していて滑れませんでした(斜度がキツすぎて雪があっても自分にはたぶん無理)。

巻機山山頂直下、米子沢源頭部あたりはとても気持ち良さそうに見えました。次はその辺、ちゃんと滑ろ。。
尾瀬 アヤメ平

2020年3月20日(金) 島袋

今日は冬型で、上越国境はずっと吹雪いてましたが、樹林を行くこのコースはあまり風をうけないとふんで行ってきました。



一ヶ月前は、初めてのシール歩行で足にマメをつくりまくりましたが、今回はそれもいくらか慣れ、雪もしまっていたのでわりと楽にアヤメ平に到着しました。


滑りも前回は、重い新雪に転びまくった上部の斜面でしたが、今日は締まった雪の上にサラサラの新雪が載って、ゲレンデっぽくてすこぶる快適。

快適過ぎて、いつの間にかどこを滑ってるのかわからなくなり、迷子に。
ジオグラフィカ先生のおかげでどうにか林道に復帰できて無事に帰れました。あぶないあぶない。




神楽ヶ峰
    
2020年03月15日  島袋

アヤメ平、前武尊山に続いてBC3回目。神楽ヶ峰へ。

ゲレンデで少し滑ったあと、トップへ向かうと
第5ロマンス前には、長い長い列ができていた。行列は嫌いだけど並ぶしかない。しかしなんだろう、みんな早く乗りたくてすごく距離を縮めてくる。ウズウズしてるのがわかる。

すでに一回滑ってきた人曰く、昨日からの降雪と低温で、コンディションはすごく良いのだそう。ちょうど、朝から降っていた雪が止んで、真っ青な空も見えてきた。
隣で誰かが「まさにthe dayだ」と嬉しそうに言っている。

リフトを降りて、係員に届け出とビーコンチェックを受けて出発。40分ほど登るとすぐに神楽ヶ峰手前のドロップポイントに着く。
目の前には真っ白な苗場山。
無風快晴でホントに素晴らしい天気になった。
斜面に目を落とすとすでに無数にシュプールが刻まれているが、まだ手つかずのスペースも残っていた。
それを拾いながら適当に滑る。

すっごい楽しい。

翻弄されながら、何度か転びつつあっという間に終了。すぐさま2本目へ。少しラインを変えて。やっぱり楽しい。

3本目をと思ったが、第5リフト終了。

仕方なくゲレンデでコブを練習。
しかし何度やっても滑れない。
誰か教えて下さい。









2020年3月12日 快晴

榛名山 音羽山(おとわやま)・鐘撞山(かねつきやま)

   茂木(の)他1名

 

 市民登山で赤城山と榛名山を取り上げる機会があり、二つの山の1/25000地形図を見る事が多くなりました。榛名山には、「○×山」と書き込まれた数多くのピークを目にしました。

地形図上に記載された山名が、赤城山9座に対して、榛名山は23座有ります。顕著なピークなのに図上無記名の旗矢ヶ岳・鐘原ヶ岳・氷室山、更に尾根のコブ(私個人的な認定)を加えれば、併せて38座余りになります。カルデラ形成を何度も繰り返した榛名山ならではの事でしょう。興味が湧いてきました。

 去年から榛名に通い始め、林道や駐車スペースの下調べを始めました。烏帽子ヶ岳、j蛇が岳、天狗山、鐘原ヶ岳と済ませ、次に、一番外側の外輪山の音羽山と側火山の鐘撞山を歩くことにしました。前橋方面から見ると、この二つのピークは三峰山の山裾に溶け込み見分けがつきません。歩いて体感するのみです。

 

 前ノ沢林道入り口の県道脇に車を止め歩き始めました。林道は舗装してあります。

 

林道を10分ほど歩いて登山道に入りました。藪山を期待していましたが、路はよく踏まれています。

これでは面白くないので、獣道をたどって音羽山と鐘撞山の鞍部に上がりました。藪は薄く期待外れ?でした。

 稜線上の踏み跡をたどって、音羽山に向かいました。尾根の西側は落葉樹の自然林、東側は檜の人工林でした。

 

山頂に近づいても、見通しは良くなりません。

 歩き出してから1時間40分で音羽山山頂につきました。。平らな山頂は、梢が邪魔をして視界がききませんでした。でも、誰もいません。この日だまりを独占して昼食をとりました。

 

 帰路は、鞍部に戻り鐘撞山に寄ります。ミヤコササの細い尾根を気持ちよく降ります。

梢の間から、旗矢ヶ岳の覗岩も見えます。下りは景色を楽しむ余裕が出ました。

 

県庁が見えました。前橋市街地が、思っていたより近くにありました。

鞍部近くで、古い榛名山の痕跡を見つけました。この様なもろい火山堆積物に覆われていたから、赤城より山体容積が多い割に標高が低いのでしょうか。・・・・素人の戯言です・・・・。

 鞍部を通り過ぎ、10分程で鐘撞山に登りました。山頂には、壊れた祠と石板が鎮座してます。

樹木が大きいので、視界が少し開け、相馬山と二ツ岳を眺めることができました。

 

やっと姿を現した音羽山です。22万年前にできた巨大カルデラの外輪山の名残です。掃部ヶ岳、鏡台山、天狗山、音羽山、鷹ノ巣山と連なる外輪山の一角を目にすることが出来ました。

 

 再び鞍部に戻り、忠実に踏み跡をたどり、車に戻りました 。

暑くも無く、寒くも無く、しかも期待していた藪も無く、冬のほっこりとした里山を堪能してきました。

 

 追記:行ったついでにと、榛名郷の近くにある琴平山(533m)を目指しましたが、登山口付近に「罠注意」の張り紙が有ったので、諦めました。里に近付きすぎると、この様なことに注意をしなければと思った次第です。