山梨県南都留郡道志村・小倉美咲ちゃん行方不明事件その14(犯人の居住地域推定・片道どれくらいか) | 雑感

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小倉美咲ちゃん行方不明事件

(自宅から遠く離れた場所で犯行に及んだ二つの事件・・・岡山県津山市の事件は高速道路使用と仮定してこの所要時間。広島県廿日市市の事件では犯人は移動に原付バイクを使用。ただし2事件ともにここまで距離が離れていた背景には、あくまで本人らの弁によると「鳥取砂丘にドライブに行ったついでだった」とか「職場をクビになってヤケクソを起こして原付で宇部市から東京に向かったついでだった」とかの、とにかく出先でふと思いついて刺して逃げただけという、計画性なく、下見重ねず、現場通いせず、なにより監禁のために被害者を自宅まで移送する必要もない、嫌な言い方ですがやり口としてはある意味「お手軽な」犯罪だった・・・ということもあるのではないかと<津山の事件では本人は「首は絞めたが刺してはいない」などと供述を変化させている>。---仮に美咲ちゃん事件について「計画的な女児狙いの連れ去り監禁事件」だったとすれば、その犯人の居住地推定に当たっては先の2事件の場合とはまた異なる視点による考察が必要ではないかと。)

 

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「その13」の続き

 

「山梨県外からの越境犯罪であった可能性あり」・・・という線で話を進めているのですが、仮にそうであるとして具体的に犯人はどのあたりに居住しているのか、ということを考えてみると、

あくまで個人的な感覚が根拠ではありますが椿荘オートキャンプ場から車で1時間前後以内のエリアといったところではないかなと・・・。

 

そう思う理由ですが、まず連れ去り監禁をもくろむような犯人にとって、アクセスに時間がかかり過ぎる場所は犯行場所としてはNGだろうと。

 

というのはその種の犯人なら普通は現場の下見を重ねておくものではないかと思いますし、ひと通り下見を済ませた後には決行の意思を持って現場を訪れるわけですが、必ずしも一度で成功するとは限らず、普通は、

「行ってみたが人目があって決行に至らなかった」

「狙いたくなるような対象自体がいなかった」

とかで何度か無駄足に終わり、成功するまで現場通いを続けることになるのでは?と想像するのですが(下見なしの一発勝負で成功することもあるでしょうから絶対とは言えませんが)、アクセスするのに時間がかかり過ぎる現場というのはその全てにとって不向きだろうと。

 

また楽しいドライブの末に辿り着いた旅館で温泉に入り、美味いものを食べ、帰りに道の駅にでも寄って土地の特産品でも買って楽しくおしゃべりしながら帰る・・・という道のりではなく(これなら片道6時間でもOKかと)、

失敗すれば刑務所行きの、ある意味人生を賭けた道のりなわけですから、気持ちは終始張り詰め、道わきのカメラ様のものやら対向車のドラレコ、すれ違うパトカーやらが気になって仕方なく、男2人乗りのクラウンかマークXが後ろに張り付いただけでもビクつくという緊張の連続であり、そうした意味からもアクセスに時間がかかり過ぎる現場は避けたいのではないか、

 

また、犯人の狙いは「監禁」なわけですから、拉致した対象を監禁場所(多分に自宅)まで移送しなければならないわけで、その移送距離が長ければ長いほど、運転時間が長ければ長いほどに途中不測の事態の発生により事が露見するリスクも上がるわけで(例えばロングドライブの途中で事故でも起こせばいっかんの終わり)、犯罪者心理としてはこうした理由からも、遠すぎる現場はNGとしたいのではないかと。

 

この種の犯罪を考える場合、とかく

「犯人は自分を捜査圏外に置くために、よほど遠く離れた地域から来たのでは?」

と考えてしまいがちかもしれないのですが、しかし走行距離を伸ばせば伸ばすほどに肉体的精神的な負担や途中で事が露見するリスクも増大するわけで、

そこは「自身を安全圏に置いておきたい」という要求と「心身の負担やリスクを最小限にとどめたい」という要求の妥協点を見出す必要があるわけで、

こうしたことを考えた場合、自分であれば車で片道2時間とかはきつく---完全に個人的感覚になりますが---片道1時間半とかでも嫌で、できたら車で片道1時間前後以内といったところにとどめたいのかなと思うわけで・・・。

 

 日時によっては1時間で100mしか走れない場所もあるでしょうし、1時間で100km以上走れる場所もあると思いますが、そのあたりの違いはここでは考えていません。また「高速道路」の使用をありとみるか無しとみるかですが、高速を使うと

「料金所のカメラを回避できない」

「走行区間中にNシステムが設置されていれば、それを回避できない」

「ETCを使えば車種や利用IC、利用日時など履歴が残る」

などのリスクがあり、普通は使用回避の方向で考えるのではないかと思うのですが、椿荘オートキャンプ場の場合はやや特殊?でして、同キャンプ場から最寄りのICは東京方面からだと中央道「相模湖IC」であり、そこから椿荘オートキャンプ場までは下道で26km<46分>、

一方で甲府市方面からの最寄りのICは中央道「都留IC」であり、そこから椿荘オートキャンプ場までは下道で約25km<41分>の道のりです。

つまりこのオートキャンプ場は「最寄りのICからかなり距離がある」=「インターを下りてすぐが犯行現場といった状況ではない」=「犯行現場の位置から直ちに犯人が高速を使用したことを疑われる状況にはない」ということで、高速を使用することへの警戒心が薄まる犯人も中にはいるのではないかなと・・・。

よって高速使用ありか無しか?ということでいえば、ありという方向で考えてみたいと。下の画像、赤ピンの先が椿荘オートキャンプ場。)

小倉美咲ちゃん行方不明事件

 

ちなみに、犯人の自宅と犯行現場の位置関係といえば、先日「おっ」と思うことがありまして、例の茨城県境町一家殺傷事件のことです。

事件前に夜間現場付近を歩く不審な男が目撃されたりしていて、おそらく下見を重ねた計画的犯行ではないかと思われる事件かと。

あの事件で関与が疑われている男が温泉などでおなじみの某物質の大量所持の容疑(別件)で拘束されているというニュースがあったわけですが、

私、一応この男が犯人であると仮定して本人の居住地区と茨城境町との位置関係距離を調べてみたところ、男の居住地区から犯行現場までは県境を二つも跨ぐ、必然的に大河(利根川)をしっかり跨ぐという念の入りようで(埼玉→千葉→茨城)、

下道での距離は約35km、グーグルの計測で1時間弱といったところで、自分的には、「なるほど、自分に辿り着かれたくないという要求と、あまり長距離を走るのも避けたいという要求の妥協点を探った場合、犯罪者心理としては大体こんなところ(片道1時間前後)に落ち着くのかも」と納得した次第でしたが・・・。

小倉美咲ちゃん行方不明事件

 

ちなみにこの温泉でおなじみの某物質の大量所持男が境町の事件の犯人だとすればですが、その結果から逆算して考えてみるに、

同人の経歴からしてあの事件は怨恨や物取りではなく、単に元号のかわりばなに家一軒をまるごと空(から)にするような事件を起こして自己の性癖を満たすと同時に社会的にも目立ちたい(世田谷一家殺害事件のように、事件史に名を残したい?)という、多分に自己顕示的なものも織り交ざった事件だったのではないか?という気がしました。

もしかすると、少年院を退院後、またぞろ人を刺したい欲求に駆られ、過去の逮捕経験への反省から今度は用心してNシステムの位置なども把握した上で、自宅からかなり離れた利根川向こうの小学校をいくつかリストアップしてそのうちの一つの通学路を漁っていた、すると女子が数人連れ立って歩いてきたので何食わぬ顔で尾行してみたところ、やがてそのうちの一人がおじさん連中が釣り糸を垂れている堀の横を通り抜け、あの隔絶されたような林の中の一軒家に入っていった、おおなんだ、こんなところに家があるのか・・・その瞬間、「元号のかわりばなにこの一家を丸ごと・・・、世紀の変わり目に起きたあの事件のように・・・」という男の妄想がスタートしたのかもしれないなと。

鬱蒼とした木々に囲まれたあの家のイメージは、男の良からぬイマジネーションを痛いほどに刺激したものと思われます。

その後は昼間に現地を訪れて周辺の道路や建造物における防犯カメラの設置状況を調べてみたり、繁茂する木々による豊富な死角に乗じて実際に家に侵入しておおよその家族構成や寝室の位置、防犯カメラを設置していないか、セコムやアルソックをしていないかを把握する、夜間に訪れて一家のおおよその消灯時刻や周囲の人通り車通り、街灯の状況を調べる等といったことを行い、そのうえで凶器を準備し、家族構成の把握が完ぺきではないため予想外にどんなガタイのいいアニキが出てきても有利に立てるようにと考えたのかそれとも1対多の場面を想定したのかは不明ながら催涙スプレーまで用意して、顔は世田谷風に黒ハンカチならぬ黒マスクで覆い、腰にはウエストポーチを装着し、しゃにむに血を求めて1階浴室脱衣場の窓から侵入、まずは下見により割り出しておいた夫婦の寝室に突入した・・・といったところではないかと。

仮にそうだとすれば、犯行途中でパトカーのサイレンが聞こえてこなければ結局は子供たちも皆殺害されていたのではないかと思われますし、母親の110番がなければ、この犯人なら犯行後に家に居座って世田谷事件のように家中をひっくり返し、冷凍庫にアイスがあればそれを食べて見せるくらいはしたのかもしれないなと。

だてレビさんでこの事件を取り上げたときに、「世田谷系ではないか?」という推測をされていた方がいらっしゃったと思うのですが、自分的には世田谷は快楽殺人ではなく強盗殺人ではないかと想像してはいるのですが、しかし元号の変わり目に「家一軒を空(から)にする」という世田谷「風」な事件を起こそうとしたのではないかという気は(問題の人物が犯人だとすれば、ですが)するのであり、「世田谷系では?」というあの読みで正解ではないかという気がしますし、またネット動画を作っておられる方の中には現地を昼夜訪れたうえで、「同様の事件を過去に起こしている、シリアルキラー的な犯人(日本人)による一家殺傷事件、一択」という考察をされていた方もいらっしゃったのですが、あの読み通りだったのではないかという気がします。

男は10年近く前の事件で逮捕された後でしばらく少年院に入っていたとのことですが、出てきたのはいつなんでしょうか? 

これもちらほら指摘があるようなのですが、妙に計算ずくなようでいてどこか疎漏というか、視野狭窄的というか、出たとこ勝負的な感じというか、細かいところまで詰め切る前にしゃにむに突っ込んでいく感じが、あの湯河原の事件(2015年4月)の犯人に通じるものがあるような気がするわけです。そちらとの関連も調べてみてはと思うのですが・・・。

 

さて他の事件を参照したついでと言ってはあれですが、ここで

女児連れ去り

犯行に車を使用

といった条件に該当する過去のめぼしい事件における犯人自宅と犯行現場の位置関係を見てみると、例えばあの新潟少女監禁事件(1990年11月~2000年1月)では・・・。

小倉美咲ちゃん行方不明事件

 

この事件は新潟県柏崎住みの当時28歳の無職の男が、同県三条市で西鱈田小学校から下校中の小4女子を刃物で脅し、のトランクに押し込んで柏崎市の自宅に連れ去り、約9年2か月ものあいだ監禁したというものでした。(男は被害女子と面識なし

この事件、正確な連れ去り地点を知らないのですが、下校時の通学路上で拉致されたとのことで、グーグルマップで犯人の柏崎の自宅(監禁場所)と被害少女が通っていた三条市の小学校前の道を結ぶと、下道のみ使用で1時間9分と出ました。

(当時すでに北陸自動車道は開通していたので、下見や拉致決行の際にそちらを使っていた可能性はありますが。)

この犯人が監禁対象を探して普段どのあたりの地域を車で流していたかは分かりませんが、この事件に関して言えば、県境は跨がずともしっかり大河(信濃川)は跨いでおり、そのあたり、物色場所を決めるに際しての犯人のこだわりが透けて見えているのかもしれないなと。

 

こちらは埼玉県朝霞市・中1女子拉致監禁事件(2014年3月~2016年3月)

小倉美咲ちゃん行方不明事件

 

この事件は朝霞の中1女子が中学から下校し自宅玄関に入る直前の路上で、千葉市稲毛区住み千葉大工学部の学生(被害女子と面識なし)に拉致され、で移送され、千葉大学すぐ隣の男の自宅アパート(3F)に約2年間監禁されたというもの。

アクセス・逃走ルートは不明ながら、グーグルマップで連れ去り場所と監禁場所の2地点を結ぶと、一部高速使用で距離約70km、所要時間は1時間10分前後と出ました。

計画的犯行であり、犯人は過去の誘拐監禁事件や洗脳の手法を調べるとともに、ナンバーを偽装するため東京神奈川で6組12枚のナンバープレートを窃取、

Nシステムの位置も把握し、埼玉県の朝霞~新座両市内の中学校の行事をネットで調べ、そのうち数か所の中学付近で一人下校する女子中学生を尾行、後ろ姿や自宅を撮影する中で被害女子に的を絞り、その自宅や名前を把握した。

決行時には女子が下校し自宅に入る直前の路上でフルネームで呼びかけ、「あなたの両親が離婚することになった。弁護士のところに連れて行く」と言い、同行を拒んだ女子の手をつかんで無理やり車の後部座席に乗せ、その場で例の「家も学校もちょっと休みたいです。しばらく友達の家です。さがさないでください」というメモを書かせて女子宅のポストに入れた。

車中ではアイマスクで目隠しをし、「両親が離婚するという話は嘘で、本当はあなたの家庭に借金があり、両親はあなたの臓器を売って金をつくろうと考えている」と述べたうえで、あらかじめ音声合成ソフトで作っておいた臓器売買に関する音声データを聞かせるなどしていた。

ともあれこの人口密集地帯であれば通常は10kmも離れればそれなりに安心感はあると思われるところ、県境を跨ぎ江戸川・荒川も跨いでここまで離れた地域に出向いて連れ去りを実行しているところに、この犯人の用心深さが表れているのではないかと。

ただし監禁後しばらくして油断が生じたようですが。

(犯人の父親は防犯グッズ販売会社の社長で、犯人はこの方面に関する知識はかなりのものがあったのではないかと。)

 

これは監禁事件ではないですが、女児連れ去り事件の一例として、栃木県旧今市市(現日光市)小1女児殺害事件(2005年12月)

小倉美咲ちゃん行方不明事件

 

この事件は、栃木県の旧今市市(現日光市)木和田島に住んでいた小1女児が、大沢小学校からの下校途中に面識のない当時23歳の男にで拉致され、検察曰く「栃木県か茨城県内とその周辺」で殺害され、茨城県常陸大宮市三美の山林内に遺棄されたというもの。

大沢小の正門を出て650mほど進んだところにある赤堀川手前の三差路で一緒に下校していた友達二人と別れ、一人だけを左手の道に進んで、その少し先で拉致され車で連れ去られたということは分かっているのですが、正確な連れ去り地点は不明。しかしほぼこの赤ピンの先あたりなのは間違いないかと。

三叉路で別れた友達は、向かい側から走ってきた泥で汚れた白い車が、いったん自分たちの横を通り過ぎた後でUターンし、三叉路を一人だけ左に進んだ被害女児の後を追いかけるように走っていったのを目撃したといいます。

その三叉路先の推定連れ去り地点と、犯人が当時一人暮らししていた鹿沼市のアパートとを結ぶと、グーグル計測では距離約21km、車で約30分

犯人の男は被害女児と同じ大沢小の卒業生であり、その後、大沢中学校にも通うなど(途中から不登校に)、拉致現場付近には土地勘があったとのこと。

鹿沼からなら、男の自宅アパートと連れ去り現場との間に宇都宮を挟んで鬼怒川の東側のエリアあたりを狙いそうな気もするのですが、逮捕され無期懲役が確定したあの人物を見て思ったのですが、あまり緻密な計画を練るタイプではなかったのか、結果的には単純に土地勘のある(自分と接点のある)古巣の旧今市市での犯行でした。

ただし(殺害場所は特定しているとはいいがたいですが)遺体遺棄にあたっては遅ればせながら「マズい」と思ったのか、茨城側への県境をしっかり跨ぎ河川も鬼怒川と那珂川を跨ぐなど走行距離約70km(推定)にも及ぶ爆走ぶりで、事件を自分から遠ざけようという工夫を見せてはいます。

 

東京武蔵野市小1女児連れ去り未遂事件(2013年12月)

小倉美咲ちゃん行方不明事件

 

この事件は、東京武蔵野市の小1女児が下校し自宅入り口付近で、府中市住みの職業不詳46歳の男に「お父さんが事故にあったから病院に連れて行ってあげる」と声を掛けられ、腕をつかまれに押し込まれて連れ去られそうになったというもの。

その日たまたま仕事を早めに切り上げ在宅していた父親がこれに気づき、室内から男に「何してるんだ!」と一喝、女児に「逃げろ!」と叫んだため、女児は車から脱出した。

男は女児と面識がなかったが、数か月前からこの女児に狙いを定め、バイクや車で女児の行動や自宅周辺を下調べし、いつも友人と連れ立って下校する女児が一人になる瞬間や、女児の帰宅時間は父親は仕事中であることなども調べていた。

犯人は過去の連れ去り事件や警察の捜査手法なども研究し、メモには他の誘拐犯のやり方への寸評まで書き込まれているといった有様で、スタンガンを用意し、車は1年以上前に関西で購入し、盗難ナンバーを付け、その他、複数の盗難ナンバーを用意したうえでの計画的犯行だった(付け替えながら逃走する予定だったらしい)。

組み立て式の監禁小屋まで用意していたが、本人は1億円以上の札束の大きさを計算するなどしており、身代金目的だったと供述している。

犯人自宅(府中市多磨町1)と犯行現場の位置はそれぞれ上の画像で示している辺りということで、2地点間の距離は約6km、時間は車で約20分

わりと近場での犯行ながら、人口密集地帯すなわち2地点間に多数の人と住宅を詰め詰めにした状態でのこの距離であり、また、一概に長く走ればいいというものでもなく、長く走れば把握漏れした防カメに捕捉されるとか途中で事故を起こすなどのリスクも上がることを加味して、本人的にはこの距離で十分としたのかもしれない?

 

神奈川県相模原市小5女子連れ去り監禁事件(2014年1月)

小倉美咲ちゃん行方不明事件

 

この事件は、神奈川県相模原市で犬の散歩中だった小5女子が、面識のない東京町田住み会社員の男(当時30)に刃物で脅され、で拉致され男の自宅アパートに3日間監禁されたというもの(神奈川への県境跨ぎ盗難ナンバー使用)。

被害女子は連れ去りから約84時間後に神奈川県茅ケ崎市の小出駐在所付近で解放された。そのとき同駐在所には警官が不在だったため、女子は同駐在所備え付けの電話から茅ヶ崎署に電話して自分の名前などを告げたという。(犯人から見れば解放場所も県境の向こうだった。あくまで「神奈川の事件」として神奈川県警に担当させようという犯人の意欲が見て取れるかと。)

女子は当初、事件について口を閉ざしていたが、やがて連れ去られ監禁されていた事実を語った。

女子が監禁中に耳にした町田市の定時チャイムのメロディーや、犯人が取り寄せた宅配ピザの社名を覚えていたことなどから犯人の割り出しに成功。

この男は当時、離婚だったか別居だったかは不明ながら妻子持ちで、この相模原小5の事件以外にも、判明しているだけで7人の10代女子に路上で刃物を突き付け車で連れ去るなど余罪多数で、横浜地裁での判決は懲役22年(求刑・懲役25年)となっている。

男の町田市の自宅アパートと連れ去り地点(赤ピンの先あたり)を結んだルート(あくまで一例)の距離は17.6km、所要時間は約50分

ちなみに女子が拉致された時に連れていた犬は無事、自力で自宅に戻っている。

 

奈良県香芝市小6女子連れ去り監禁事件(2015年7月)

小倉美咲ちゃん行方不明事件

 

この事件は、奈良県香芝市の小6女子が同市内のリサイクルショップ「開放倉庫香芝店」南館の女子トイレで、面識のない橿原市住みの無職の男(当時26)にで連れ去られたというもの。

男は同リサイクルショップの駐車場で待ち伏せし、女子トイレに出入りする人々を観察し、被害女子が入ったのを見計らって奥側の個室で襲撃、スポーツバッグに押し込み、駐車場にとめてあった車まで運び込んだ。

事件以前にこの現場で男のものと同じ青いミニバンが何度も目撃されており、下見を重ねていた可能性もあるという。

男は翌日、女子の両手首を結束バンドで後ろ手に縛り、後部座席に乗せて奈良県大和高田市内を走行中に逮捕された。

男は連れ去り後にとにかく走り回ったらしく、連れ去りから逮捕までの走行距離は約240kmにも及んでいた。

いちおう男の当時の自宅アパートの住所と連れ去り地点とを結んでみると、距離11.4km、車で27分と出た。
香芝市の西隣は大阪府であり、連れ去り現場(開放倉庫香芝店)から西に約5km走れば県境があるので、どうせ240kmもの距離を車で走り回る結果になるのであれば、最初から県境の向こう側(大阪府)での越境犯罪を狙いそうなものだが、

どうした思惑からか、奈良県内での犯行にとどまっている。ナンバープレートとかの関係で、奈良県内のほうがやりやすいと判断したということだろうか?

 

こちらは岡山小5女子連れ去り監禁事件(2014年7月)

小倉美咲ちゃん行方不明事件

 

この事件は、岡山県倉敷市の小5女子が下校中に、面識のない岡山市北区住みの自称イラストレーターの男(当時49)にで連れ去られ(偽造ナンバー使用)、約5日間、男の自宅に監禁されたというもの。

連れ去り現場の正確な位置は不明ながら、ほぼこの赤ピンの先あたりなのは間違いないかと。

その地点と犯人の自宅(監禁場所)とをグーグルマップで結ぶと、距離約11km、車で19分。わりと近場で連れ去りを決行している例かと。

「近いので下見に便利」とかの理由に加えて、ナンバーも偽装していることでもあり、また2地点の間にはそこそこ住宅もあるため、自宅と犯行現場との間にこれくらいの住宅を挟んでいるのでそう簡単には自分まで辿り着けまいという計算があったのかもしれないが、

何よりこの犯人は事件の約4か月前に偶然この女子を見かけて「一目惚れした」と供述しているので、この距離での犯行に及んだ理由は他でもない、単にこの女子個人への強い執着がそうさせたのかもしれない。

この犯人は事件発生の約1年前から自宅の一室を女児監禁のための防音部屋に改装したり、被害女子に目を付けてからはその自宅周辺を車に乗って頻繁に嗅ぎまわったり、同女子に車で付きまとうなど、犯行に向けて周到な準備を重ねていた。

外部からの目を撥ねつけるかのようなその窓のない監禁部屋の冷たく白い外装や、警察がその部屋に踏み込んだ時、被害女子について

私の妻です

と言い放ったのは比較的記憶に新しいところかと。

 

宮崎県宮崎市小学生女子連れ去り監禁事件(2017年10月)

小倉美咲ちゃん行方不明事件

 

この事件は、宮崎県宮崎市内の路上で、小学校から一人で帰宅中の女児(年齢不詳)が、同県新富町新田の無職の男(当時36、女児と面識なし)にで連れ去られ、車内に一時監禁されたというもの。

男は女児に、「かわいい動物を見に行くから一緒に来て」などと声をかけ、車に連れ込んでいた。

男は約10分後に数百メートル先で車を止めたが、運転席側の後部座席にいた女児はこの隙を見て逃げ出し、近くの住宅に駆け込んで助けを求めた。その家の住人から連絡を受けた母親が110番通報した。

この事件は男の自宅住所、連れ去り地点ともに正確な位置を知らないのですが、宮崎南警察署の管轄だったことから、連れ去り地点を宮崎南警察署と設定し、男の自宅住所は新富町の新田郵便局としてその2地点を結ぶと、距離約23km、時間は50分弱と出ました。

県境跨ぎはしていないのですが(新富町新田からだと県境は非常に遠い)、それでも大きな川を二つ跨いで宮崎市という都市部での犯行に及んでいるところに、この犯人なりの警戒心が見て取れるのかもしれないなと。

 

さて初回アップロード時にこの事件(犯人は死刑判決を受け執行済み)を紹介するのを失念していましたので追記をさせていただきますが、奈良小1女児殺害事件(2004年11月)

小倉美咲ちゃん行方不明事件

 

この事件は、奈良県生駒郡三郷町住みの新聞販売所従業員(当時35)が、奈良市立富雄北小学校から下校中の小1女児(当時7)に「どうしたん、乗せていってあげようか?」などと声をかけてに乗せ、男の自宅マンションに連れ込み、殺害したというもの。(男は女児と面識なし。近隣住民の目撃証言によると、女児は自ら男の運転する車に乗り込んだという。この車は男が同僚から借りていたもので、滋賀ナンバー・緑色のトヨタカローラⅡだった。)

男の自宅と連れ去り場所(奈良市学園中5丁目の路上)を結ぶと、グーグル計測で距離13.6km、車で34分

この事件のほかにも、男には女児相手の強制わいせつ事件や子供用パンツ泥棒など、多数の前科前歴があった。

ウィキによると、この殺害事件による逮捕後の家宅捜索で(逮捕日=2004年12月30日)、男の自宅からは、幼児ポルノのビデオ80~100本や雑誌、盗んだものと見られる女児の下着や衣類が約80枚、および「スクール水着に女性用の下着や女の子の服などを詰めて作った、頭や手足がない胴体だけの人形のようなもの」が押収されたとのこと。この胴体だけの人形の様なものは、殺害事件から3日後に男が自分で作ったものだったという。

2006年9月26日の判決公判で死刑が言い渡され、翌10月11日に確定、2013年2月21日に刑が執行されている。

 

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さてこうした過去の事例を見ていても、

また特に「犯人が最初から不特定女児の連れ去り目的(小倉家との面識なし、車使用)で椿荘オートキャンプ場に来ていた場合」には、

犯人は同キャンプ場やその周辺への下見を重ねたであろうことや、下見が一通り済んだ後には、連れ去りに成功するまでの間に決行の意思を持って現場をふらりと訪れるもチャンスに恵まれず空しく帰ったことも一度や二度ではなかったのではないかと思われること、

また、張り詰めた中での長時間の運転は心身ともに負担が大きいと思われることや、監禁対象を自宅まで運ぶ際に事故など不測の事態により事が露見するリスクなどを考えても長時間の運転はNGとしたいだろうと思うのであり、

だとすれば、犯人の居住地域としては、やはり同キャンプ場からせいぜい車で片道1時間前後以内のエリアといったところが現実的なのではないか・・・という気がしますし、そこに、

 

犯人=山梨県外者

 

つまりこの事件が越境犯罪であったなら・・・という条件を併せて考えるとすれば、具体的な犯人の推定居住地域としては、神奈川北部(相模原など)~東京多摩地区の西部(八王子とかその周辺)、または御殿場市やその周辺など「椿荘オートキャンプ場から車で片道1時間前後以内」という条件に該当する静岡県内のエリアが怪しいのでは?・・・という風に思えてくるのかなと・・・。