http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150819-00000578-fnn-soci
大阪・高槻市の駐車場で、中学1年生・平田 奈津美さん(13)の遺体が見つかった事件で、警察は、いまだ行方がわからない星野凌斗君(12)について、情報が集まらないため、19日、公開捜査に踏み切り、広く情報を募っている。
一方で、平田さんが遺体で見つかった駐車場では、不審な2台の車が防犯カメラに映っていた。
警察は、現在2人が最後に目撃された寝屋川市から、平田さんの遺体が見つかった、高槻市の間を走る国道沿いのガソリンスタンドの防犯カメラを調べている。
不審な車が給油したり、店の前を通ったりしていないかを調べているとみられる。
また、最新情報によると、星野君が、13日の午後3時ごろに止めたとみられる自転車の近くに止められていた黒い自転車が、平田さんのものであることがわかった。
警察では、引き続き、午後3時以降の2人の行動を調べている。
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今日の動きは星野凌斗君が公開捜査になったこと。
今さら感があり、3日遅いという気がする。
平田奈津美さんの身元特定の遅れとリンクしてしまったかのようだ。
その平田奈津美さんは、続報によると、深夜外出、(無断)外泊の常習らしかった。
親御さんはそういった状態を許していたことになる(黙認?)。
あくまで私的な感覚だが、親子ともに「普通」とは言い難い側面を持っていたようだった。
しかしそうではあっても、遺棄現場で泣きじゃくる奈津美さんの友人知人らの様子を見ていると、
奈津美さんとは、友人知人らにそういう感情を起こさせるような子だったのだろうと思う。
ところで上に引用している記事には、
「平田さんが遺体で見つかった駐車場では、不審な2台の車が防犯カメラに映っていた」
とある。
「最低でも車2台が事件に絡んでいる」
これが犯人像を推測する大きな根拠になっていたはずなのだが、
今日になって警察は、
「防犯カメラに映っていた車は、1台かもしれない」
などと言い出した。
現場のタイヤ痕を調べたり、映像をよく見返してみたら、そんな感じだったらしい。
しかしそうだとしたら、
「最初に1台が入ってきて、遺棄現場の真横にとまり、ヘッドライトを消した」
「その6分後に2台目が入ってきて、最初の1台の前にバックで縦列駐車し、ヘッドライトを消した」
「2台はその場に約30分間とどまり、その後、2台連なって出口のほうに向かった」
という、あの見てきたような説明は何だったのだろう?
仮に、今回の「1台でした」という説明が正しいのなら、最初に行った映像解析は何だったのか?
ということになるし、
当初の「2台でした」が正しいのなら、今回の(1台でしたという)説明はいったい何なのか?
ということになると思う。
「実は2台とわかっているのだが、証拠隠滅などを防止するため、あえてわからないふりをして1台だと言っているのだ」
という見方もできるかもしれない。
しかしそれならなぜ、防犯カメラの所有者(解体会社の社長さん)に固く口止めせず、
「2台でした」などと早々に全国に向けて発信させてしまったのか、という疑問が残る。
防犯カメラの所有者に口止めもせず、事件発覚早々に「怪しい車は2台いた」と暴露させ、
今頃になって
「いやどうも1台のようだ」
などとトボけて(犯人を攪乱して)みせるというのは、
なにかチグハグな印象というか、
被害者の身元特定の遅れなども相まって、
「大阪府警、大丈夫なんだろうか?」
と、そこはかとない不安を覚えてしまう。
しかし警察の言う通り、本当に不審車両は1台の可能性が高いのかもしれない。
もし1台なら、犯人像は大きく変更される余地があると思う。
いずれにしても、あとからあとから矛盾する情報が出てくるので、
不審車両が1台なのか2台なのかも、いまのところはよくわからない。
どちらかに決めつけず、
今後の推移を見守るしかないと思う。