〇〇やめました!の特集をみて | シンプルライフを送りたい女医の気付き

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日々の診療や、友達、家族との会話や、本、自分の経験から得た自分なりの気付きを書いていけたらと思います。

いつもお読みいただきありがとうございます😊

 

最近、本屋さんにいくと、やたらと、”やめて楽になる!”とか”50代、これやめてみた”という、断捨離®でいうところの、断つ特集が多いと思っていました。

 


思わず手にとりました😆


すると、先日のNHKのあさイチで、この「やめる」特集がされていました。

 

何をやめたのか、気になってみていたのですが、みなさん、圧倒的に”いい妻、良い母”やめたとのことでした。

 

すごく良い!と思います。

 

いい人って、いろんな意味があると思います。

 

道で困っている人がいたら、自然と声をかけられるとか、笑顔でいるとか、親切にするとか。

 

これは人間として、「良い」と言われる人の1例です。

 

みなさんが、やめた、というのは、”誰かにとっての都合の良い人”をやめたんだなーと見ていて思いました。

 

黙って夫を支える妻とか、誰も手伝ってくれない、誰も感謝しないのに、家事をきちんとする母とか。

 

それは、相手にとって都合がよいひと、であり、自分はいつも犠牲になっている、と気がつかれたと思います。

 

私も以前に、記事にしていますが、いい人をやめたというか、都合の良い人をやめた、ということでした。

 

昨年から今年にかけてやめたことは

 

年賀状、気の乗らない食事会への参加(主に義実家)、いい嫁。

 

以前は、”気の利く優しい嫁”と思われたくて、義母に誕生日、母の日は、贈り物をしていました。

 

でも、昨年から母の日のお花、やめました。

 

なぜなら、申し訳ないと思いますが、私の母は、最期のときまで私を想ってくれた亡き母だけだからです。

 

自分の悪口や文句を言われていて、懐かないからと、虎徹のことも悪くいって、自分には良くしてくれて当たり前な義母に、贈り物をしようとは思わないからです。

 

いい嫁じゃなくてけっこう。

 

困ったことがあって頼まれたら、人として最低限のことはします。

 

でも、積極的に仲良くしようとか、お義母さんのこと、大切に思ってます、というアピールはもうしないと決めたのです。

 

アピール、という時点で、卑怯な感じがしますし、相手を思っているのではなく、自分のため、ということになるのです。

 

それよりも、自分の心に正直でいたいと思います。

 

自分に正直であることはワガママではありません。

 

したくないことを、〜したら相手が喜ぶから不本意だけどする、というのは自分の心も相手の心も蔑ろにしていると思います。

 

断捨離®をしていくと、自分の本当の姿をみつけていくことができます。

 

単に物を捨てるのではなく、人からどうみられたいかという執着までも手放せるので、心が軽くなっていきます。

 

必要ない付き合いを減らせば、かわりに、大切な人との、心温まる時間をたくさん過ごせます😊