誰かに認めてもらわなくても… | シンプルライフを送りたい女医の気付き

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日々の診療や、友達、家族との会話や、本、自分の経験から得た自分なりの気付きを書いていけたらと思います。

いつもお読みいただきありがとうございます😊

 


父が送ってくれた写真

住まいの裏庭の夏空


昨日ブログ記事にさせていただいように、岡田直子さんのリーディングを受けさせていただき、大きな力をいただきました。

 

親友さんからも言われていたのですが


”自分がこれが最善だと思ってしたことを、後悔したり責めたりする必要はない”ということに改めて気が付きました。

 

そして

 

私も、夫も、虎次郎も、友達も、患者さんも、その時、その時、精一杯考え行動しているということです。

 

私は、脳神経内科の外来をしながら、難病と診断された患者さんが、


”これから先どうなるんでしょう”となぜ何度も聞かれるのかなと思っていました。

 

未来のこと考えても仕方がないし、予後は個人差が大きいので、予測もできないのに、と。

 

でも、私が生き物たちに対して


”これから先、虎次郎はどうなるんだろう” 


”猫エイズを発症したらどうしよう”と考えることは同じことなんだと思いました。

 

わからない未来を考えても仕方ないと思い直し、今、私ができることはなんだろう?と考え、その時を大切にすればいいのでした。

 

また

 

もう1つ大きな気づきがありました。

 

それは、私は、”誰かの認定、誰かの許可をえて、それができたら自分の夢に対して行動しよう”と思っていたのでした。

 

〇〇トレーナーになって、なんらかの資格をとってから、協会に認めてもらってから、行動しようとか。

 

それぞれ専門の認可を受けないと、自分がしたいことはできない!と思い込んでいました。

 

でも、昨日ずっと考えていて、”そんな必要ある?誰かに認めてもらわないといけないの?”と思いました。

 

もちろん、それを仕事にして、宣伝するなら、ちゃんと資格をとらないといけないと思います。

 

それは私が苦労して医学部で6年勉強し国家試験に合格して医師免許を取得したのと同じです。

 

〇〇トレーナー、アドバイザー、コンサルタントという名称を名乗るなら、勉強して試験を受け、講習をうけて、認定してもらわないといけません。

 

でも、私はすでに、医師免許を持っていて、医術をもって人を治療することができるという資格があります。

 

私のやりたいことは、1人1人の抱えている心の問題を、医療を中心に一緒に解決したいということです。

 

そのときに、お部屋の様子や、普段の食事内容(腸内細菌の状況はメンタルと関連があるため)も一緒に見させていただき、行動分析をし問題がどこにあるか考えるということです。

 

今の私にある、不全感は、


”せっかく心の問題を相談していただくのに、時間がなくてちゃんと向き合えていない”ということもあります。

 

診察室で、医師と患者さん、受診者さん、という関係で短時間話していても、それは解決できないと思ったのです。

 

今まで色々な手法を学び、たくさん読んで実践してきた片付けの方法、心理学の勉強。

 

それを深めながらも、医師としてのスキルを加え、自分オリジナルのメソッドを作り上げたらいいのではないかと思ったのです。

 

それに気がついたとき

 

もっと勉強しよう!

 

もっといろんな問題に積極的に向き合おう!

 

そんな力が湧いてきたのです。

 

自分は無力だと、無気力でいるのではなく、力をつけようと行動すればいいと思いました。

 

岡田直子さんのリーディングでいただいた大切な言葉を胸に、前を向いて努力しようと思います。