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毎日のように、高齢者の方が関係する、死亡事故の報告がニュースでとりあげられます。
交通事故自体は、1日に何十件も起きていますが、高齢者が事故をして若い人が怪我をしたり、亡くなったりすると、報道で取り上げられます。
高齢になると、なぜ事故がおきるのだろうか?と考えました。
75歳以上の高齢運転者と75歳未満の運転者について,死亡事故を類型別に比較すると,75歳以上の高齢運転者による死亡事故は,75歳未満の運転者と比較して,車両単独による事故の割合が高くなっており,具体的には工作物衝突や路外逸脱の割合が高い。
75歳以上の高齢運転者と75歳未満の運転者について,死亡事故を人的要因別に比較すると,75歳以上の高齢運転者は,操作不適による事故が28%と最も多く,このうちハンドル操作不適が13.7%となっている。
ブレーキとアクセルによる踏み違い事故は,75歳未満が全体の0.5%に過ぎないのに対し,75歳以上の高齢運転者は7.0%と高い。
内閣府のHPより〜
事故の原因としては、安全確認の不足と、踏み間違いが多いとのことでした。
実際、私も通勤途中に、横断歩道を渡っていたのに、右折してきた、高齢の女性が運転する車にひかれそうになりました。
見晴らしの良い道路ですが、病院ができ、交通量がふえ、高齢ドライバーが増えたことで、このようなヒヤリとすることが増えました。
車にひかれそうになったとき、驚いて”え??”とドライバーの顔をみましたら、その女性も自分でも驚いた顔をしていました。
横断歩道を全然みてなかったようでした。
そして、隣にすわっていた娘さんと思われる方が、あぶない!と制止して止まってくれたようでした。
でも、以前に、朝のゴミ捨てで、同じように歩いて横断歩道をわたっていたら、明らかに私の姿を認識しているのに、ひかれそうになりました。
相手は急いでいたのでしょうが、私を大きく迂回するように対向車線にはみだして無理やり走っていきました。
高齢者に限らず、ルールを守らない、安全確認をしない、横柄なドライバーは事故を起こすとおもいます。
高齢者ばかりが非難されますが、最近はモラルが低い運転手の人が増えているように思います。
先日、運転していて、左折しようとしたところ、小さな子供ちゃんが横断歩道を渡っていたので、その子達が確実に渡り切るまで、私は待っていました。
すると、後ろの車に、クラクションを鳴らされました
その結果、横断歩道を渡っていた最後の子供がビクッとしていました。
”うるさいわ!!子供が怖がってるだろうが!この💩が!!”(口悪い😂)と、車内でその車を罵る私😂
バックミラー越しに相手を睨みました。
同い年くらいのおっさんでした。こういう人が、事故を起こすんだよと思いました。
全体の事故件数は減っているが、高齢者の事故が増えていると、資料にも書いてありますが、70歳以上の人口が多いことも関連していると思われます。
高齢になると、瞬時の判断ができない、体が若い時のように、動かないようになります。
加えて、視野も狭くなり、認知機能が低下すると、ぼんやりしたり、複数のことを同時にできなくなります。
先日記事にした、てんかんの部分発作でも、一時的に意識がぼんやりすることがあり、これは高齢者に多いのです。
家族が、親御さんが運転する車の横に、実際に乗ってみることが大切です。
①車線をはみださないか
②会話に夢中になりすぎて安全確認ができなくなっていないか(このパターン、多いと思います)
③駐車場などで、ブレーキとアクセルを踏み間違えないか
④慣れた道以外で標識はちゃんとみれているか
⑤視力と視野、聴力は問題ないか
など、確認が必要です。
私も、実際、父の車に乗せてもらうときは、上記、確認しています。
父は78歳で、高齢者ですが、以前から運転が上手な人で、そして何より慎重な人です。
それでも、問題がないか、確認しています。
今のところ安心できる運転でしたが、そろそろ長距離運転はやめてほしいと思っています。
皆様も、ぜひ親御さんの運転をご確認ください。
先日も逆走していた車をみました。
もみじマークを前後に貼っている車でした。逆走は一歩間違えば、大事故につながります。
事故は一瞬で人の命、人生を奪います。
事故を起こしたひと、その家族の人生も大きく変わってしまいます。
ERで、悲惨な交通事故で搬送されてきた人を何人もみました。助かっても障害が残ったり、もとの生活に戻れない方もいました。
”車は動く凶器” そうおもって、私は今日も、慎重に運転しようと思います。