● 子どもの不登校を改善するのに、なぜ親が自分と向き合って心を整えるのでしょうか
こんにちは＾＾ 野田祐佳里です。
不登校初期の方とお話しさせてもらうと、
わが家の息子が９年前に登校しぶりになった頃を思い出します。
当時の私が、息子の心の状態を理解せずに、
何とか学校に行かせることばかりを考えていたかというと、
人並に学校に行くということができなくなった先の人生が
どうなってしまうのか想像できずに、漠然と不安だったのと、
人並のことができない息子や、そんな息子の母である私が、
周りからどう思われるか、
そして、身近な自分の親などからダメ出しをされる恐怖があって、
自分の不安で手一杯だったからだと思います。
以前の私のように、心の奥にこんな思いをたくさん抱えていると、
無意識レベルで、私達はついつい自分の不安を解消するための
言動をしてしまい、
頭（顕在意識）では、子どもの為にサポートしているつもりでも、
子どもには、親が安心したいためにやっているんでしょと
お見通しになってしまうため、
結果的に子どもが求めているサポートにはなりません。
親として、一所懸命にやっているつもりでも、
子どもにこんな風に受け取られてしまうと残念ですよね。
わが家も私がUMIを受講する前は、このパターンにハマっていて、
一生懸命にやっているのに、どうして上手くいかないんだろうと
思っていました。
以前の私のように、不登校になって悩んだり、
苦しんだりしている方の多くは、このパターンになっていて、
子どもは不安を抱えたままの親と一緒にいても、
親の言動にモヤモヤしたり、
親の不安や焦りが無意識レベルで伝わってきて、
自分の不安や辛い気持ちを子ども自身で解消することは、
なかなかできません。
長引く不登校の多くは、この状態になっていることが多いです。
こんな風に書くと、不安に思ってはいけない！
と頭で心の不安を押さえつけたり、なかったことにする方も
多いのですが、
これまでの人生で積み重ねてきた無意識レベルの
深い部分にある不安はなくなることはないので、
事あるごとに表面に出てきたり、影響し続けます。
こんな状態のまま、子どもをサポートしようとしても、
期待した結果にはならずに、空回りということになってしまうので、
まずは、親御さん自身の心を整える、自分と向き合う
という作業をしてからの方が、不登校の改善には近道です。
（急がば回れということわざがピッタリですね＾＾）
UMI卒業生のHARUちゃんが、息子さんの不登校をきっかけに
自分と向き合って心を整えてきた過程や、
その中で気づいたことや変化などを
こちらの記事でまとめてくださっています。
子どもが不登校なのに、
なんで親が自分と向き合うのか？
なんで親が変わらないといけないのか？
と疑問に思われている方には、特におススメの記事ですので、
ぜひ読んでみてくださいね＾＾
2/22（木）にHARUちゃんが参加してくださいますので、
UMIの卒業生に聞いてみたいことがある方は、お待ちしていますね＾＾
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