● わが子のためを思って子育てをしてきても、上手くいかない時に起こっていること【追記】
こんにちは^^ 野田祐佳里です。
不登校やひきこもりの親御さんの話を聞いていると、
わが子のために、必死で子育てをしてきた
という方のお話をよく伺います。
そして、一生懸命に子どものためを思ってやったのに、
後から、子どもに文句を言われたりと
その多くは裏目に出ていたということを話してくださる方もいます。
UMIを受講する前のわが家もそうでしたが、
仕事をしながらの、ワンオペ育児で大変なのに、
子どもの身体を思って、惣菜に頼らず、手作りの食事を作り続けたり、
子どもが将来困らないように、毎日勉強を見たり、
習い事をさせて、時間がないのに送迎したり、
日常生活で出来ていないところを注意したり、
休みの日は、ゆっくりしたい気持ちを抑えて、
子どものために、色々な場所に出掛けたり…
私も、よかれと思って、こんなことをしていたのですが、
息子が不登校になってから、
シングルマザーで3人兄弟の友達のお母さんに、
こんなことを言われました。
〇〇くん(息子の名)は、海外旅行とか、いろいろな所に行けていいよね。
すると、息子は、
オレ、本当は行きたくないんだけどね。
と答えました。
息子は、本当は休みの日くらい、自由にのんびりしたいのに、
親の「よかれ」に付き合わされて、うんざりしていたのですね。
そして、私が良かれと思って、やっていたことのほとんどが
息子にとってはしんどいものでした。
親は、自分の「よかれ」と思うことで、一杯になってしまって、
子どもが、どう思っているかとか、どうしたいか
という部分が抜けてしまっています。
すると、子どもは、
どうせ、親は自分の気持ちを分かってくれないと、
心を閉ざしたり、フラストレーションを溜め込んで、
心のエネルギーをすり減らしてしまいます。
こんなことを繰り返しているうちに、
どんどん無気力になっていったり、問題行動を起こすようになります。
学校でトラブルがあっても、親を信頼して相談することもできず、
学校に行って、勉強したり、人と関わることができなくなっていきます。
よくある不登校になるまでの流れなのですが、
なぜ、親は自分の「よかれ」に振り回されてしまって、
子どもの気持ちが分からなくなってしまうのでしょうか。
しっかり勉強や色々な経験をして、
健康に気を付けて、
身の回りのこともきちんとできて、
人とも上手く付き合える人にならないと、
将来、大変なことになる!
と心の奥で思っているのですね。
さらに、心の奥を見ていくと、
完璧な人間にならないと、
親に、心配をかけてしまう
親を、困らせてしまう
親に、認めてもらえない
という思いに、多くの方のケースで繋がっています。
そして、その思いが乗っかている、
わが子にとって、良かれと思って…
は、かなりの重圧で、
敏感なお子さんは、この重圧と、
自分の気持ちを分かってもらえないフラストレーションの両方で
苦しんでいるのですね。
UMIマスターコースでは、
敏感なお子さんの重圧になっている
親御さんの子どもの頃から持ち越した不安感を解消する
ということに取り組んでいます。
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