しばらく学校を休んで、身体の不調が治まってきたり、
家で自由に過ごして、疲れが取れてきたように見えるのに、
お子さんが無気力なままで、好きなこともできない時に考えられるのは、
大まかに言うと、将来に希望が持てないのかなと思います。
一つ目は、親の心配や過干渉が多くて、
自分のことを自分で好きなように決めて行動できない
ということです。
私達も、
自由もなく、誰かに言われた通りにしなければならないとか、
自分でやってみたいことにチャレンジできず、達成感も得られない
という状況だったら、
生きることに希望が持てず、どうなってもいいやというような
投げやりな気持ちになってしまうと思います。
二つ目は、子どもが親の後ろ姿を見ていて、
大人になっても、しんどそうで良いことはなさそう
と思ってしまっている
ということです。
周りの人に気を使って、自分のやりたいことも楽しめず、
やらなければならないことに追われて、余裕がなくて、
いつもイライラしている
親のこんな後ろ姿を見ていると、
大人になんかなっても、良いことはない
と将来に希望が持てなくなってしまいます。
以前の私も思っていましたが、
でも、やりたいことだけやっていては、生きていけないよ。
と多くの方が思うかもしれませんし、
やりたくないことを我慢してやり続けることを選択している方も
多いと思います。
ですが、「やりたくないのに、やらなくてはならない」ことの半分くらいは、
やらなくてもどうにかなったり、
別の方法で、どうにかやらなくても済むものだったりします。
ですが、思い込み(ブロック)が強いと、
そのように柔軟に考えるのが難しいのですね。
そういった意味では、
お子さんが不登校やひきこもりになって、将来に希望が持てなくなっている
ということは、
その親御さんから、ラクに楽しく生きる方向に、変化を促されている
ということなのですね。
UMIのカウンセリングや講座では、そのお手伝いをしています。
応援ありがとうございました^^