不登校でも全日制高校に進学可能なのでしょうか?① | 不登校・ひきこもりを根本解決する方法

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お子さんに合った改善方法をお伝えしています。

● 不登校でも全日制高校に進学可能なのでしょうか?①

 

 

 

こんにちは^^ 野田祐佳里です。

 

 

思春期の子育てアドバイザーの道山ケイ先生のブログを読んでいると、

 

不登校でも全日制高校に進学可能?

 

という、気になるタイトルの記事がありましたので、

 

紹介させていただきますね。

 

 

 

現在、中学3年生であるわが家の息子や、

 

不登校経験をした息子の友達の例を補足して、

 

書きたいと思います。

 

 

 

道山先生のところに、

 

不登校の息子さんが、全日制高校に行きたいと言っているけど、

 

全く行動しない状態で、

 

親としては、通信制や定時制が合っていると提案するけど、

 

本人が全日制にこだわって、話が進まなくて困っている

 

という相談があったそうです。

 

 

 

私もこれまで、不登校からの高校受験で大変な思いをされた

 

親御さんのお話を聞いてきました。

 

 

 

全日制と、通信制や定時制との違いを挙げると、

 

全日制の高校は、学校独自の校舎や校庭があるけど、

 

通信制の高校は、駅の近くのビルやテナントの一部であることが多い

 

全日制の高校は、毎日、朝から授業があるけど、

 

定時制や通信制は、自分のペースで選べたり、午後からというところもある

 

という感じです。

 

 

 

不登校のお子さんが、全日制の高校にこだわっている場合、

 

毎日朝から授業があって、学校独自の校舎や校庭のある学校に通う

 

誰から見ても、いわゆる「普通」の高校生活が送りたい

 

という希望があるのかなと思います。

 

 

 

不登校やひきこもりになるようなお子さんは、

 

ひといちばい敏感だったりして、普通の学校生活がしんどくて

 

不登校になったという面もあるので、

 

表面上の「普通」にこだわりすぎると、入学した後に、

 

「普通の」高校生活を送ることがしんどくなって、

 

また行けなくなる…

 

ということになりがちです。

 

 

 

不登校のお子さんが、現状からすると、厳しく思えるような

 

「普通」にこだわっているように見えるとしたら、

 

お子さんは、親の意識をコピーしている部分もあるので、

 

親御さん自身が、世間体や普通に縛られていないかを

 

見ていくといいのかなと思います。

 

 

 

 

 

 

わが家の息子の場合は、

 

中2の終わり頃から、

 

色々な高校を見学してみてから決めたい

 

人との関わりが多く、楽しそうな高校に行きたい

 

と言っていたので、

 

最初の資料請求では、

 

自由な通学スタイルを選べる通信制高校の通学コース

 

通学時間が少なく、自宅から通いやすい学校

 

ゲーム専攻のある通信制高校の通学コース

 

を中心に資料請求し、いくつかは見学にも行きました。

 

(資料請求は、息子に頼まれて、私が主にやりました。)

 

 

 

やはり、この段階で、

 

見学に行くのがしんどい、直前でドタキャンしてしまうなど場合は、

 

まだ心のエネルギーの充電が足りていない

 

対人恐怖などのトラウマが癒えていない

 

倦怠感など様々な心身の不調から回復できていない

 

ということだと思います。

 

 

 

見学に行くよりも、受験に行ったり

 

(通信制高校は面接のみだったりと、普通の受験よりは楽な学校が多いですが…)

 

実際に通う方が負担は大きいので、

 

(道山先生も記事中で、自分から行動できない状態でだと、

 

どの高校に行っても、おそらく不登校になってしまうと書かれています。)

 

お子さんが見学に行くことが難しい時には、

 

親御さんも、焦ってしまう気持ちも出てくると思いますが、

 

まだ回復しきれていないんだな…

 

もう少し、充電が必要なんだろうな…

 

と現状を受け入れてもらった方がいいのかなと思います。

 

 

 

息子の高校選びのターニングポイントは、

 

あるフリースクールのネットコースを受講していて、

 

なかなか思うように人と関われず、面白くない

 

ということで、退会したことでした。

 

 

そのことで、自分が今一番やりたいことは、

 

ゲームなどの専門的なことを学ぶことよりも、

 

リアルで人と関わることだと気づいたようです。

 

 

一見、ネガティブと思うようなことでも、

 

自分の本心に気づくきっかけになったりしますね。

 

 

 

通信制も、全日制も、

 

自宅から20分以内で行ける駅近のビルのような校舎の学校も、

 

山一つあるような広大な敷地の学校も、

 

親元を離れて下宿生活をする地方の学校も

 

見学しましたが、

 

息子が選んだのは、人とリアルで密接に関われる高校でした。

 

 

 

その学校は、たまたま全日制でしたが、

 

全日制だから決めた訳ではない感じですね。

 

 

 

私自身の高校選びも、

 

偏差値などの条件で選んでいる部分が多かったので、

 

入学してから、思っていたのと違う…

 

みたいなことがありました。

 

 

 

息子が選んだ学校は、不登校の生徒を受け入れてくれる学校で、

 

中学校の出席日数や内申点を問われることはないのですが、

 

この学校に入ったら、何をしたいか?

 

ということを聞かれたりと、

 

親に言われたからではなく、自分の意志で、受験しているかを

 

面接で確認しているようでした。

 

 

 

やはり、高校に行くことが、自分の意志であることと、

 

自分の現状を受け入れ、これからどうしたいかを考える余裕がないと、

 

高校三年間通い続けられないからだと思います。

 

 

(わが家の息子も、昨年の時点では、ここまで回復していなかったように思います。)

 

 

 

 

長くなりましたので、普通に受験する全日制高校については、

 

次の記事にしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

【関連記事】

 

 

 

息子の高校見学に行って思うこと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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