「ある、ひきこもりの死 扉の向こうの家族」 を見て思ったこと | 不登校・ひきこもりを根本解決する方法

不登校・ひきこもりを根本解決する方法

不登校・ひきこもり、ゲーム依存、暴言、暴力、昼夜逆転、不眠、起立性調節障害などの心身の不調は、様々な原因があります。

親御さんとのカウンセリングで、潜在意識にある根本原因(メンタルブロック)を特定し、
お子さんに合った改善方法をお伝えしています。

● 「ある、ひきこもりの死 扉の向こうの家族」 を見て思ったこと

 

 

 

 

こんにちは^^ 野田祐佳里です。

 

 

 

昨日、11/29(日)21時から、NHK総合で、

 

「ある、ひきこもりの死 扉の向こうの家族」 が放送されていました。

 

 

>>番組ホームページはこちら

 

 

再放送:NHK総合 12/2(水) AM0:30~1:20 (50分)

 

 

 

私がこれまでに見た、不登校やひきこもり関連のドキュメンタリーの中でも、

 

かなりショッキングで重い内容だったように思います。

 

 

 

~~~~~~~~~

 

長年にわたるひきこもりの果てに、命を落とす―。

 

深刻な事態が全国に広がっている。推計61万人とされる中高年のひきこもり。

 

高齢化が進み、親の死後、生きる術を失った子が衰弱死するケースが相次ぐなど

8050問題は“最終局面”ともいえる状況にあることがNHKの独自調査で明らかになった。

 

親の介護や退職など様々な事情で社会とつながりを失い、死に至るまで追い込まれる人々の現実を、当事者たちへの長期取材で伝える。

 

~~~~~~~~~

 

 

番組紹介でも、8050問題の“最終局面”と書かれているように、

 

不登校やひきこもりの親御さんの

 

このまま家から出れなかったら、この子の将来はどうなるのか?

 

親が亡くなった後、この子はどうなってしまうのか?

 

という大きな不安の先の、

 

想像したくない、最も辛い結末を

 

ドキュメンタリーとして観ている感じがしました。

 

 

 

 

 

番組では、命の危険すら迫っている状況のひきこもりの人に

 

行政が様々な支援をしようとしても、

 

本人がそれを拒否するケースがいくつも取り上げられていて、

 

成人した大人の人では、本人が拒否してしまうと、

 

無理に支援をするのが難しい現状が放送されていました。

 

 

 

様々な事情で働くことができなくても、

 

現在の日本には、生活保護などの様々な公的扶助がありますが、

 

本人がその支援を求めたり、

 

周囲の人が支援を受けることを勧めて、本人がそれを受け入れないと、

 

支援に繋がることが難しいことがとても、よく分かりました。

 

 

 

 

 

 

同居していたお父さんが亡くなった後、支援を求められずに、

 

お父さんの遺体と数か月間暮らした人は、

 

こんな自分が人の世話になってはいけない

 

人に迷惑をかけてはいけない

 

こんな自分は情けない

 

という気持ちから、支援を求められなかった

 

と、当時の心境を話していました。

 

 

 

 

病気になっても、病院に行くことや、救急車を呼ぶことを頑なに拒み、

 

医療を受けずに、家で亡くなった人のお母さんも、

 

行政の人が遠くから何度も足を運んでくれているのに、

 

息子さんが、頑なに拒否しているのを見ていると、

 

申し訳ない思いが出てきて、

 

来てもらうことを遠慮してしまうようになった

 

と話されていました。

 

 

 

遠慮や恥の意識は、日本人の美徳という面もあるかと思いますが、

 

不登校やひきこもりからの回復や支援という面では、

 

かなり障害になっているように思います。

 

 

 

コロナ禍になるまでは、働いていない人を、

 

本人の努力が足りないという見方をする風潮もありましたが、

 

コロナ禍で、本人が努力しているにも関わらず、

 

職を失う人が増えて、そのような見方は変わりつつあるように思います。

 

 

 

人生、何時でも順風満帆という訳ではなく、

 

病気になったり、他人との関りが上手くいかなくなったり、

 

経済的な危機に陥ることもあります。

 

 

 

そんな状況で、本人には努力する気力もなくなっていることも多く、

 

まずは、「助けて」と言えることが大切になってきます。

 

 

 

わが子が困った時に、「助けて」と言えるようにするには、

 

どうしたらいいのでしょうか。

 

 

 

私達、親にできることは、

 

潜在意識の深い部分で繋がっている親が、

 

外に出ていない、働いていないわが子のことを

 

世の中の役に立っていない

 

という狭い視野で見て否定したり、恥ずかしがるのではなく、

 

今の世の中や親に必要なメッセージを、

 

苦しみながらも発している

 

という意識に変えていくことですね。

 

 

 

親御さんが、外に出たり、働いていないお子さんを否定しなくなると、

 

潜在意識の深い部分で繋がっているお子さんも、

 

自分を否定しなくなり、

 

必要な支援を求められるようになります。

 

 

 

 

 

お子さんが今の自分を否定していて、早くこの状態から抜け出したいという方は、

 

ぜひ無料相談会で質問してみてくださいね^^

 

 

 

 

 

 

 

【関連記事】

 

 

ドラマ「こもりびと」を見て思ったこと

 

 

不登校やひきこもりが改善しにくい親子の共依存とは【追記】

 

 

不登校改善のどんな学びをしても最後に突き当たる関門とは

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ
にほんブログ村

 

 

応援ありがとうございました^^

 

 

 

 

 

心配事の解決方法が無料で聞ける!

 

11/27(金)9時~、12/5(土)20時~

UMI、不登校・ひきこもりZoomで無料質問会

 

他の不登校の親御さんと話してみたい方も、大歓迎です^^

 

 

【UMI13期マスターコース 12/7募集開始!】

 

★UMIマスターコース13期、基礎講座日程決定しました!
 

※基礎講座は全てLIVE配信(ZOOM)で開催します。

 

 

2/6(土)10時~13時

 

高橋ゆりこ 野田祐佳里

 

2/6(土)20時~23時

 

國本弘美 椿花音

 

2/7(日)13時~16時

 

かせゆき 渡辺さとこ

 

2/9(火)10時~13時

 

山本八栄子 サラサまみ

 

2/10(水)10時~13時

 

高橋ゆりこ かせゆき

 

2/12(金)20時~23時

 

川相ルミ 椿花音

 

 

※Zoom基礎講座の時間が合わない方は個別対応します。