豪徳寺の招き猫 | yukita's page

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旅行・小鳥・花・・・いろいろな写真とエピソードを載せていきますので、よろしくお願いします♪

先月の話になりますが、世田谷の豪徳寺に行ってきました。

ここはたくさんの招き猫が奉納されていることで

有名なお寺です。

 

近年何度か 遅い初詣の場所として訪れていますが

外国人が年々増えているのに驚きます。

 

フツーのガイドブックには載ってないだろうに

おそらくSNSで拡散され押し寄せてくるのでしょうね。

 

寺務所で招き猫を買うのですが、

建物の外まで長蛇の列になったのは

いままで見たことがないです。

 

訪れる人は外国人のほうが多かったような気がしました。

招き猫は招福殿の脇に設置された奉納台に置かれます。

 

一年後に願いが叶ったら一回り大きい招き猫を買って

奉納する、という説もありますが、

それだと毎年すごい勢いで招き猫が増えていきますよね。

どうするんだろう・・・

 

2年ほど前の改装工事のときに裏手に

奉納台を増やしましたが、それもいっぱいになっています。

 

サイズは特大から豆サイズまで8種類あります。

一番下の段は同じサイズの猫がぎっしりと

きれいに並べられて圧巻です。

 

よーく見ると、笠をかぶったり、マフラーを巻いたりと

置き主さんの愛情がこめられている招き猫が

ところどころに見られます。

 

この笠をかぶった猫ちゃんはかなり前からいるような

記憶がありますよ。

 

訪れる人のマナーの問題か、割れ落ちてしまってる猫も

いました(涙)

 

以前、新しい猫と交換に古い猫を台においてきたことが

あるのですが、なんだかお別れが悲しくて、

それ以来同じ猫ちゃんを家にずっと置いといて

お参りだけしています。

 

笠やマフラーは、今度来た時にマイ猫ちゃんだと

わかるような目印の意味もあるかもしれませんね。

 

豪徳寺以外の招き猫も置いてありましたよ。

これはなんの意味があるのか。
 

胴体に外国語の名前や言葉が書かれているのもありました。

猫をバックに写真を撮っている外国人が大勢いたので

ここは神聖な場所というより

もはや観光地化してますね。

 

お賽銭も増えているのでしょうか。

 

豪徳寺には三重塔もあって、築年数は比較的新しいのですが

歴史がありそうないい色をしていて気に入っています。

 

ここにも招き猫がいるんですよ。

黄色と赤の矢印の場所です。

 

デジカメでズームもして撮りました。

四方の詰組に干支の動物たちがいるのですが、

2匹のねずみの間に招き猫がいます。

ねことねずみが仲良しでほほえましいですね。

 

上の層の詰組には仏像の下に招き猫がいます。

かわいいですね。

 
豪徳寺は招き猫の発祥地と言われています。
 
その昔、彦根藩主の井伊直孝が鷹狩りの帰りに
お寺の門前にいた猫に手招きされ、お寺に入ったことで
雷雨を避けられたという話が伝わっています。
 
その後、豪徳寺は井伊家の菩提寺となり
井伊直弼等の立派な墓所が隣接しています。
 
国宝彦根城に登場する
ひこにゃんは
この話をヒントに生まれたそうです。
 
桜や紅葉も美しいので
ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。