利尻、礼文と別府の日記も中途半端なまま、
8/24(木)~26(土)に行った旅行の話にちょっと飛びます
個人ではなかなか行きにくい南長野の観光地を訪れるツアーに参加しました。
長野県のおよそ80%が山だそうですが、
ここは山も山、人里離れた山あいの傾斜地にある「下栗の里」です。
飯田市上村という地域にあります。
日本のチロル、または、日本のマチュピチュと言われ、
標高800m~1000m、最大斜度38度の土地に
四十数世帯、100人弱が住んでいるそうです。
急斜面の畑ではじゃがいも、そば、こんにゃくいもなどを栽培しています。
そこへは、国道から狭い道に入り、さらに細くくねくねした一本道を
一時間ほどマイクロバスに揺られてたどり着きました。
(しらびそ高原経由のルートです。)
大型バスはもちろん通れず、マイクロバスでさえ、
対向車があるときは待避所でやり過ごさなければならないほどです。
マイカーやレンタカーで行かない人のアクセスは、JR飯田駅からバスで60分、
最寄りのバス停からは、予約したタクシーで15分かかるとのことです。
集落を俯瞰できるビューポイントが作られていて、
そこに行くには急こう配の車道を上り、さらに、杉やひのきに囲まれた遊歩道と合わせ、20分ほど歩いて行きます。
あまりにきつくて心臓はドキドキ、息はハーハーしました。
また、涼しいはずなのに汗だくになりました。
そして着いたビューポイントの景色はこんなにすてきです。
この景色をズームします。
さらにズームします。
急斜面の畑がご覧いただけましたでしょうか。
下栗の里では地元の食材を使ったお料理を
堪能しました。
小ぶりのじゃがいもの田楽は、甘辛おみそとマッチしておいしかった~。
こんにゃく田楽のこんにゃくはいつものと違う食感。
ぷりぷりしてないのが素朴でよかったです。
左下、地元でとれたおそばもコシがあっておいしかったです。
私たち団体が入ったものだから、お店のおばさまたちが
てんやわんやでとても忙しそうでした。
機会があったら、下栗の里をゆっくり歩いてみたいと思いました。