こんにちは。
西洋占星術師のまどかです。
5月26日に木星が1年ぶりに星座を移動します。
占星術において「拡大」や「発展」を意味する木星。
いわゆる吉星で、一年ごとに星座を移動することから、世の中のムードや毎年の流行にも深く関わっていると言われています。
その木星が1年滞在した牡牛座から双子座へ移動します。
双子座に滞在する木星は私たちにどんな影響を与えるのか?
今日は、木星双子座入りについて、ここだけは押さえておきたいポイントを書いていきます。
では、じっくり星読み✩惑星編
始めます。
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後押しアドバイザーのまどかです。
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占星術ってなに?という方はこちら↓を読むとサクッとわかります。
占いは信じなくていい、活用するもの
・木星双子座入りって何?という人
・星読み、ホロスコープが好きな人
・天体が人にどんな影響を与えるか知りたい人
占星術における木星とは
冒頭に書いた通り、占星術における木星とは拡大や発展を意味する、いわゆる吉星です。
約1年ごとに星座を移動することから世の中のムードや毎年の流行にも深く関わっているとされています。
ここではもう少し掘り下げて解説していきます。
木星の話はいいから、押さえておきたいポイントが知りたい!という方は『木星牡牛座期はどんな1年だった?』へ飛んでください
①ギリシャ神話における木星
神話には私たちの集合無意識に共通する成長ストーリーが描かれており、神話を知ることはすなわち、集合無意識と繋がり自分を見出だすことと言えます。
ギリシャ神話における木星はゼウスとされ、
ゼウスはウラノス(天王星)の息子のクロノス(土星)の息子です。
ここではギリシャ神話の詳しい話は割愛しますが、
ウラノスとクロノスは自身の子供が自分を殺しに来るという予言を恐れ、子供を閉じ込めたり、殺そうとしますが、ゼウスは祖先
から引き継がれたその悪い歴史を断ち切ることに成功します。
そこから木星には「何かを突破していきたい」「生まれ変わりたい」「今まで引き継がれてきた悪習を断ち切りたい」人にサポートを与える天体とされてきました。
②四元質では「熱&湿」(ホット&モイスト)
古く、この世界は「熱」「冷」「湿」「乾」という四つの性質の組み合わせによって循環していると考えられてきました。
熱=外に行きたい
冷=内側に籠りたい
湿=繋がりたい
乾=自立したい
ギリシャの哲学者アリストテレスが唱えた四性質説です。
これは占星術の考え方の基盤にもなっています。
木星は熱&湿の性質があるとされ、温かく湿っている=人間っぽい=ハートフルな天体と言えます。
③年齢域では45歳から55歳に活性化する
10天体にはそれぞれ活性化する年齢域があるとされ、その年齢域にいる間は担当する天体のサイン(星座)のカラーが色濃く表れるとされます。
・月は0〜7歳:自分の心が安定する土台を作る
・水星は7〜15歳:知性やコミュニケーション能力を伸ばす
・金星は15〜24歳:大好きという感性を高める
・太陽は24〜34歳:人生の目標を見出す
・火星は34〜45歳:人生の目標を具体的に形にしていく
・木星は45〜57歳:自分のことも人生も受容できるようになる
・土星は57〜70歳:社会的な成果を生み出していく
・天王星は70〜84歳:今までの常識を打ち壊していく
・海王星は85歳〜死ぬまで:目に見えない世界へつながっていく
・冥王星は死後:魂の世界
これがあるので、例えば、月と水星が魚座で金星と太陽が牡羊座の場合、
中学生まで大人しいタイプの子が高校生デビューする!といったことが起こるのです。
木星のサイン(星座)は45歳~57歳ごろに学ぶので、占星術を学んでも若いうち(30代くらいまで)は自分が持つ木星の意味がピンと来ない場合が多いです。
( ※ 私も絶賛火星の年齢域なので木星の学びはこれからです。楽しみ♪ )
④土星のリズムとセットで捉える
最後になりますが、木星を語る上でこれが結構大事なポイントとなります。
土星のリズムとセットで捉えること。
最近は色んな所で耳にする風の時代。
これは、2020年12月22日に土星と木星が重なるグレートコンジャンクションが水瓶座で起きたことで始まったとされます。
2020年と言えばかなり前のことのように感じますが、コロナ真っ只中で、これから世界はどうなっていくんだろう…?と誰しもが感じていたころではないでしょうか。
木星が次に移動する双子座は水瓶座と同じ風のサインです。
土星が水瓶座に滞在していた時期(2020年3月22日~2023年3月6日)に頑張ったこと、苦労したこと、学んだこと、夢見たことがこの木星双子座期(2024年5月26日~2025年6月10日)に開花するのではないかと捉えることも出来ます。
2020年からの3年間に、
積み重ねていたことはありましたか?
抱えていた問題はありましたか?
ぜひ、当時を振り返ってみてください。
木星牡牛座期はどんな1年だった?
木星双子座の話に入る前に、この1年を振り返ってみましょう。
2023年5月17日~2024年5月25日の間、木星は牡牛座を運行していました。
※木星が牡牛座入りした時の記事はコチラ↓↓
木星が牡牛座に入った時のホロスコープ図を紐解くに、かなりウェットな配置で感情に左右されそうだから、感情に支配されず、結果に繋がる行動を淡々とし続けること。
これが木星牡牛座期を制する要と言えるでしょうと書いてありました。
『結果に繋がる行動をし続けること』
これは、木星双子座シーズンにも通ずるかなり大切なことです。
いや、言われなくても続けますけど?
って思ったそこのあなた。
双子座の飽き性パワーを舐めないでください。
(双子座の方、ごめん。)
双子座木星の恩恵を受けるために
モチベーション維持のお悩みは絶えません。
運動や何かを学ぶなど、新しい事を始める時「モチベーションの維持」が問題になることがあります。
大きな野望や夢、目標があり、それに向かって逆算し、今すべきことを考えられる人は問題ありません。
ですが、多くは ” 終わりを思い描くこと ” なんて考えたこともなければ、
(私も2020年頃から取り組み始めました。)
したとしても果たしてそれが自分にとっての理想なのかもわからない人は多いはず。
この度木星が入る双子座は、知的好奇心が旺盛で特に目新しいモノや一風変わったモノには目がありません。失敗を恐れず、「気になるからやってみよう!」と挑戦できるサインです。
木星が双子座入りした時のホロスコープ図を見ると、先に双子座入りした太陽と金星を追いかけるように木星が入ります。
意識が外側に向きやすく、自分の、やりたい!という欲に忠実にフッ軽で行動できる双子座のエネルギーをより強調していると言えるでしょう。
一方で、自分の中でブームが終わるとさっと手を引いてしまうドライさもあるのが双子座の特徴です。
典型的な熱しやすく冷めやすいタイプ。
なので、この木星双子座シーズンは世の中がそういうムードに染まるとも言えるでしょう。
行動と結果にはタイムラグがあります。
結果が出ない内に次へ行くから、最初のしんどいところをずっとやり続けることに。
木星双子座のフットワークの軽さを武器に新しいことに挑戦するのは素晴らしいことですが、
「欲しい結果を手に入れるまでは続けてみる」
そして続けるには、
「深刻にならず、真剣に取り組むこと」
深刻は楽しさと結びつかないからです。
それが木星双子座シーズンで押さえておきたいポイントです。
26日から始まる木星双子座シーズンを「真剣」に思い切り楽しみましょう!
次回は12星座別、あなたが恩恵を受けるテーマをお伝えします。
それでは、最後までご覧下さりありがとうございました。
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