自分で出来ることはやってみよう〜。スマホのバッテリー交換【追記あり】 | 作りたいモノしか作らない、売りたい人にしか売らない

初めて買ったパソコンはATARI。

1972年創設のアメリカの会社でアーケードゲームや家庭用ゲームが主な事業内容でした。

音楽用の「PRO 24」というシーケンサーアプリケーションが欲しくて、それが動くのがATARIだったので必然的にATARIを購入しました。

PRO 24がMacに移植されるタイミングで、パソコンもMacに移行しました。


私はATARIから現在に到るまで、メモリーの増設やハードディスクの交換などは全て自分でやってきました。

「自分でできる」というと、「凄い」とおっしゃる方もいるのですが、ほんとに簡単で誰にでも出来るものなんです。


なぜ自分でするようになったかというのは、最初は金銭的な問題で、メーカーに依頼すると手数料を取られますし、交換に使うパーツもメーカーが選ぶもので選択肢がなかったんです。

メーカーとしては交換後の不具合のリスクがあるので、信頼のできるブランドのパーツを選びます。
当然ですが、そういうパーツは価格も高いです。


同じパーツでも安いものを探して、自分で取り付ければ、かなりのコストダウンになりました。


そういうことをやりだしてからは、安いパーツを探したり、パソコンを自分で分解するのが楽しくなって現在に至るという感じです。

おかげで多少ハードウェアの勉強にもなりました。


Macが大好きなのと、ゲームにはそんなに興味がないということもあって、自作パソコンにまでは興味は及びませんでした。

せいぜいメモリーの増設とハードディスクの交換、オーディオ用のカードの増設くらいです。


勿論失敗もありました。

新しいところでは、現行のiMacのハードディスクをSSDに交換しようと、新品のMacを分解中に液晶を割ってしまいました。

自分のものではなかったので、そのMacは買い取るということになったんですが、幸い新品の液晶を手配購入して、割れた液晶と交換。

ヤフオクで売れましたので、私の損失は3万円以内で収まりました(笑)。

「自分はできる」という驕りと、慣れからくる集中力の低下からきたミスでした。

新しい機種ほど、構成するパーツは小型化されデリケートになっていますので、やる時はくれぐれも自己責任で。

ただ、一度個体を開けてしまうと、補償期間中でも補償を受けれないだけではなく、お金を払っても受け付けてもらえないこともあります。

このiMacも購入して数日で液晶を割ってしまったのですが、アップルでは修理は受付けてもらえませんでした。

これが外部からの衝撃など、不注意で液晶が破損した場合は交換用の液晶パネル代込みで8万円〜くらいだそうです。


この経験から、今は現行のiMacの分解もできる自信は付きましたが(笑)。


もう一つ分解が難しいなと思ったのが、iPod。

出来るには出来たのですが、最後に裏のパネルを戻す時にどうしてもピッタリ収めることができませんでした。

フタがピッタリ閉まらずに少し浮いた状態のままでした。


そこで今回久しぶりにiPhone 5sで再挑戦です。

このサイズが好きで、デザインもサイド面が直線的なこれが好きでずっと使ってます。

全く故障もなく使ってきたんですが、遂に最新のiOSでのアップデートの対象から外れてしまいました。

バッテリーも100%がすぐに70%になったり、60%ぐらいで操作中に電源が落ちて10%以下の表示になったり。

機種変しないとしょうがないなと思っていた時にiPhone 12が発売され、丸みのあるサイド面のデザインが以前のフラットなデザインに戻りました。

miniという小さいサイズもラインナップされたので、それに機種変の予定です。


機種変の前に練習も兼ねてバッテリーの交換をしてみました。


アップルでバッテリーを交換してもらうと5〜8,000円位ははかかりますからね。

自分ですれば、バッテリーが1,000円以下で買えるので、かかるのはそのバッテリー代だけです。


裏が鏡面仕上げのiPod以来の分解なんですが、やはり比べようもないくらい複雑になってました。


分解するのは案外簡単だったんですが、組立が難しいですね。
外した線を繋いでいくんですが、ちゃんと繋がってなかったり。

細かい作業が苦手な方はやらない方がいいかも知れません。


バッテリー交換の手順は写真付きで解説してくれてるページがあるので、初めての方でも出来ると思います。

「機種 バッテリー交換」で検索すれば出てきます。

私はこのサイトを参考にしました。

分解用のツールも販売してます。

バッテリーと簡単な工具をセットで販売されてるものもあります。


私が今回使った工具はこれです。


1 精密ドライバープラス
2 ペンタローブ(星形)ドライバー
3ヘラ的なもの
4プラスティックカード(要らなくなったクレジットカードや会員カードなどで可)
5 吸盤
6プラスティック用ニッパー(小さなハサミで可)
7 プラスティック製ピンセット

※バッテリーの線を外してから作業するので、ショートはないと思いますが出来るだけプラスティック製か絶縁された工具を使った方がいいと思います。


ゆっくりやっても、順調にいけば60〜90分くらいで出来ると思います。

結局、作業中にネジを1本無くしたのと、液晶側のパネルを開ける時に液晶保護ガラスにヒビを入れてしまいました。

まあでも、見た目は元どおり(笑)。

 

 

【追記】
大成功と思ったら、ホームボタンが反応しない‥‥。

ちゃんと接続出来てなかったんだろうと、再度分解してる時に線を1本破損してしまいました‥‥。

ヤフオクでホームボタンのパーツを購入。

送料込みで600円程でした。

フロントパネル(液晶画面)が1,500円程で売ってるので、破損し易い部品やバッテリーは自分で交換修理出来ますね。


ホームボタンの交換は更に細かい作業になるので、傷見ルーペを使用。


交換の手順はバッテリー交換と同じサイトを参考にしました。

ホームボタンの交換作業中に無くしたネジも出てきたので、今度こそ完全に元どおりになりました(笑)。

 


アメブロでもう一つブログをやってます。
ここよりかはもう少し仕事や実務に役立つ内容かな?

 

「デザインなんて誰でも出来る」