今回は丸々制作じゃなくて、カスタマイズ。
カバン教室に通い出して1年以上が経過、作品数も来週仕上がるもので、4個目になります。
でもまだ自分で持つものは作ってないんですよね〜。
最近迄使ってたRothco社製のエンジニアバッグ。
Rothco社は軍需品も作ってるメーカー。
既にご存知かと思いますが、私は大の軍物好き(マニアではないです)。
もう少し大きければLPレコードまで入って(これでも2〜3枚ならギリギリ入りますが)、日常使いには完璧なんです。
ずっとレコードバッグを日常使いしてきたのですが、「レコードが入る」という条件を外したら、このカバンが最高でした。
仕事柄、ポケットが沢山付いてるというのが選ぶ時のポイントなのですが、このエンジニアバッグはこれでもかというくらいポケットが付いています。
工具を入れる為のカバンなので当然ですが。
かなり使い勝手がよく、お気に入りだったのですが布製ということで痛みが酷くなってきました。
そこで考えたのが、また同じものを買うか、同じデザインのものを自分で作ってみるか。
これをナイロン素材で作れば、完璧に私好みのバッグが完成します。
ミリタリーでナイロン製のバッグというと、私も愛用しているヤマモト・オリジナル。
ヤマモトは大阪や京都にある軍用品、エアガンの老舗ショップ。
この二つのデザインは両色共持ってます。
4,164円(税込)
3,587円(税込)
自社製ということもあって、安いんです。
同じ様なものを自分で作ったとしたら、こんな値段じゃ出来ません。
Rothco社製のエンジニアバッグをナイロンで作ったら、材料費だけで軽くヤマモト製を越えてしまうし、更に作る手間を考えると‥。
そこで今回はイチから作るのじゃなく、好みに近い製品を改造してしまおうということです。
改造と言えるほど大層なことでもないですが。
既に持っているこの2種類ではなく、普段使いと仕事使いを考えて、コレにしました。
4,164円(税込)
デザインは軍物好きには文句なし、実物も値段の割に全然安っぽくありません。
ポケットは脇のマチ部分に各1個、背面にファスナー付ポケットが1個。
中はポケットは3個、うちひとつがファスナー付き。
Rothcoのエンジニアバッグに比べたら全然少ないです。
そこまでの数は必要ないにしても、仕事で使うには足りません。
最初に思いついたのはインナーバッグ。
カスタマイズでもなんでもないのですが、カバンに入れるカバン。
インナーバッグとかバッグ イン バッグで検索すればいろいろ出て来ます。
特徴としては安さと軽さ。
カバンの中に入れるので軽くないといけません。
私の買ったのでも700円代です。
これで全て解決、ではここに書く必要はありません。
次に本体のカスタマイズです。
このカバン、最初に気になったのが、肩掛け用のストラップが付いていないこと。
ヤマモトのもう一回り大きいヘルメットバッグには肩掛け用のストラップは付いてたんですが、デザインと機能面でこっちのカバンにしました。
で、まずストラップを付ける為の金具をPPテープで縫付けました。
元からカバンに縦横に縫付けられているテープ、引っ掛けられるような縫い方にはなっているものの、残念ながらMOLE規格ではない幅のテープ。
Rothcoのバッグに付けていた付属品は殆どがMOLE規格。
それをまた付けたいので、ストラップの金具にの取付けにも使ったテープを何カ所かに縫付けます。
勿論、MOLE規格対応の1インチ幅(約25mm)。
MOLLE対応テープをインナーバッグにも付けました。
インナーバッグを全開にした内側。グリーンのパーツが後付け。
使っていた付属品も無事取付け完了。
これで仕事で外出の時に必要なものは全て収納できました。
ストラップは別売りのマシンガンを肩に掛ける為のストラップを購入。
中国からの通販なので、送料込350円弱。
どれくらい保つか、耐久性は未知ですが、しばらくはガンガン使いたいと思います。
これもカスタマイズですが、前からやりたいと思ってたカギの小型軽量化。
このまま使ってても不便はないんですが(笑)。
電動ルーターで、余分な部分のカット、カット面のヤスリがけ、穴あけをしました。
鍵は真鍮で出来てるものが殆どで、実は柔らかいんです。
硬いと鍵穴側が破損する恐れがあるのと、鍵を作る時の加工のし易さから真鍮が使われてるらしいです。
ステンレスを削った時に比べれば、ほんとに簡単に短時間で加工できました。
ということで、EDCガジェットとして他のツールと整合性がとれました(笑)
※タイトルは大好きなジェームズ・ブラウンのPAPA'S GOT A BRAND NEW BAG (パパのニュー・バッグ)にちなんで。