令和4[2022]年10月8日[土]から10日[月]に掛けて温泉旅行へ行って来た。
この度は、1泊目は四万温泉で2泊目は伊香保温泉と2泊3日の宿泊地を分けてみた。
2泊共宿泊先だけを予約し、訪れる先はノープラン。
8日[土]、予定していた時間を倒し、5時前頃出発。
高速道路へと乗る迄スマホのナビアプリを利用したのだが、インターチェンジへのルート案内がこちらが乗りたい入口と異なっており少し時間を取られてしまった。
途中、関越自動車道の上里サービスエリアでサンドイッチやおむすびを購入し、朝食としたのが7時過ぎ。
1時間程休憩を取る。
話は前後するが、上里サービスエリアで休憩する前に高坂SAへと寄ったのだが、このサービスエリアは上り線と下り線とで同じ側に〝並んで施設〟が建っている。
下り線から入る場合、関越道本線の上を超えて駐車場へと入る形に。
この様な経験は初めてだったので、珍しく面白かった。
何故、折角立ち寄ったのにスルーしたかと言うと、コーヒーが飲みたかったのにスターバックスコーヒーが無かったからだ。
渋川伊香保インターチェンジを降りたのが8時過ぎ。
途中、道の駅等に寄る。
最初に立ち寄った観光地は〝四万湖〟。
時刻は9時頃。
〝中之条ダム〟に堰き止められた人工湖。
湖の反対側はダムの規模が実感出来る迫力の高さ。
ダムの上より湖面を望む。
天候のせいかカメラの性能か撮影技術の未熟さか、期待していた〝四万ブルー〟は拝めず。
別段〝ダムマニア〟と言う訳では無いが、やはりダムの美しさは曲線だと思う。
ダムを渡り、湖の畔迄降りられる場所に辿り着くと、そこではカヌーやらSUPを楽しむ人々が。
そう言った装備をレンタル&レクチャーしてくれるショップが近くに在る。
安全には十分注意されてはいるのだろうが、ダム湖はとても深いと聞き及んでいるので少し怖い。
次に訪れたのは〝四万の甌穴群〟。
県指定天然記念物らしい。
〝石が急流の渦巻きでコロコロ回転して川底に丸い穴を形成した〟的な事象が集まった場所らしい・・・、
・・・のだがしかし、この水量!
甌穴どころの話では無い。
四万温泉の温泉街を通り過ぎ、次の目的地〝奥四万湖〟へ。
湖の周りを車で巡る事が出来る。
時計回りに移動して最も奥の地点となる橋。
傍らには〝熊の目撃情報〟が!
橋の上より奥四万湖とダムを望む。
橋を渡り暫く行くと〝しゃくなげの滝〟が在る。
途中の展望台より奥四万湖を望む。
奥四万湖を形成する〝四万川ダム〟。
ダムの上が道路となっており、渡ると奥四万湖の周りを一周した事となる。
このダムは湾曲しておらず〝直線〟。
ダムの上より湖面を望む。
多少〝四万ブルー〟感を味わえたがイメージしていたのとは違う・・・。
旅行ガイド誌等で良く見掛ける写真はこのアングルではないだろうか?
ダムの反対側は切り立った断崖絶壁。
かなりの高さ。
即ちダム湖の深さなのだろうが四万湖より深そう。
暫く行くとダムを〝絶壁側〟から見られそうな展望台が在ったが寄らなかった。
四万温泉の〝温泉街〟に戻る。
温泉街とは言ったものの、連想する程賑やかでは無く多少の土産物店と飲食店が纏まって在るだけ。
ここで昼食。
蕎麦屋で山菜蒸籠蕎麦を食したのが12時半頃。
その後、暫し〝温泉街〟を散策。
川沿いに公営の駐車場が在り料金は無料。
四万温泉では有名な老舗旅館の建物を訪れた。
噂で聞いたのだが、この建物は『千と千尋の神隠し』の主人公が働く湯屋の建物のモデルの一つとされたとか。
確かに、手前の赤い欄干の橋が印象的。
一通り観光もしたので14時半の少し前に宿にチェックイン。
チェックインの際、衝撃の事実が発覚・・・、詳細は〝3日目の記事〟にて記す。
対応してくれたスタッフが外国人だったのだが、日本語の流暢さには驚かされた。
宿泊予約をする際に〝川沿いの部屋〟と言う謳い文句で期待していたのだが、部屋が7階だったので少々川からは遠かったのはご愛敬。
それでも川の流れの音は結構大きかったが、窓ガラスが防音となっている様で締めてしまえば丁度良い〝環境BGM〟と言った感じだった。
少し落ち着き荷物整理も済むと、途中のコンビニで購入した缶ハイボールとスナック&乾き物のツマミで軽く乾杯。
余り酔いの回らない内に温泉へと向かう。
この宿には2つの露天風呂が在り、時間制で男女の入れ替えがされていた。
この時間は、宿の公式サイトや旅行ガイド誌で大々的にアピールしていた〝川の流れの直ぐ傍の露天風呂〟は女性専用だった。
屋内に1つと屋外に温度の異なる湯船が2つ在り、温い湯へ半身浸かりながら川のせせらぎを聞いていると日頃の疲れやストレスが癒されてる。
夕食は〝上州牛のすき焼き〟をメインとしたプランだった。
テーブルの上には、前菜・向付・鍋物(上州牛すき焼き)が既に用意されていたが、その他は懐石料理の様に出されて来た。
上州牛がとても美味しかった!
量としても丁度良い。
ここでもハイボールを頼んだが、1杯700円。
夕食後は少し休んでから、今度は屋内の大浴場へ。
こちらの湯は少し硫黄の匂いがした様な気がしたので、もしかしたら露天風呂とは泉質が異なるのかも。
温泉のリラクゼーション効果と移動の疲れと適度な酔いの為か、部屋へ戻ると直ぐに眠くなってしまい、1日目は早目に就寝した。
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