『ガールズ&パンツァー 最終章/第3話』 | 狂気と正気の狭間

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『yahoo!ブログ』にて活動して来ましたが、突然の〝サービス終了〟と言うテロに遭い、止む無く移転して来ました。

 
鑑賞日時:令和3[2021]年3月26日[金]/10:50~11:45
映画館名:TOHOシネマズ 流山おおたかの森/SCREEN9
座席番号:L-14

映画館公開日:令和2[2021]年 3月26日[金]
地上波初放送:
各地で大激戦が繰り広げられる冬季無限軌道杯第2回戦。
〝突撃〟戦法に傾倒する知波単学園と相対したみほ達大洗女子学園は、初めて〝撤退〟を取り入れた知波単の新戦法に思わぬ苦戦を強いられていた。
長時間に及ぶ戦いは夜のジャングルへと舞台を移し、大洗女子学園は夜戦慣れした知波単の一撃離脱戦法に翻弄されて行く。
暗闇の密林戦を制するのは何方か。
追い詰められたみほ達の命運や如何に。
 監督 
 水島 努
 出演 
 渕上 舞[西住みほ]
 茅野愛衣[武部沙織]
 尾崎真美[五十鈴 華]
 中上育実[秋山 優花里]
 井口裕香[冷泉麻子]
 
 この先ネタバレの可能性有り 
 
【2D版/日本語版】
ロードショー公開初日&初回上映回を鑑賞。
 
待ちに待った最新作!
前作より約1年8ヶ月待った。
前々作から前作迄の公開待ち期間は約1年5ヶ月・・・、今作はコロナ禍の影響を受けているだろう事を加味しても、少しずつ延びていると感じるのは私だけだろうか?
丁度、今作で折り返し。
第6話を鑑賞する迄、生き延びて健康で居られるだろうか?
〝E計画〟は完結したぞ!
 
鑑賞より、11日間も経過してしまい、記憶も曖昧にして定かでは無いかも?
レポート提出も怠ってしまった。
この度利用したTOHOシネマズ 流山おおたかの森&SCREEN9は何度も利用しているので、過去のデータを参考に座席指定した。
 
 
 
 ===== ストーリー ===== 
大体予想が付くよ。
大洗女子学園が勝ち抜かなければ、話しにならないからねぇ。
それに、第3回戦(準決勝)の相手も、これ迄対戦した事の無かった継続高校になるであろう事も。
知波単学園の変貌ぶりには新鮮さを感じた。
まぁ、王道と言うか、〝変わり種(?)スポ根物〟なので、いっそ清々しいか。
 ===== 設定 ===== 
今作の構成としては、ザックリ言うと以下の通り。
 
              A.大洗女子学園vs.知波単学園の第2回戦
              B.他ライバル校の第2回戦ダイジェスト
              C.3回戦(準決勝)、大洗女子学園vs.継続高校の試合序盤
 
〝A〟で大洗女子学園と知波単学園の第2回戦の続きと結末。
これがメインのウェイトを占めている。
知波単学園らしからぬ試合運びと知波単学園らしい負け方!?
〝突撃&玉砕〟を封印し、〝撤退〟する事を選択する等、これ迄の知波単学園では思いも寄らないかった事。
〝勝利〟に拘りを持つ様に、心境の変化が有った証拠。
それに翻弄され、自らのペースを乱されて窮地に追い込まれる大洗女子学園。
西住みほが大洗女子学園の要、それを倒せば希望を失って総崩れとなると踏んだ知波単学園はあんこうチームを執拗に狙う。
だが、そこは知波単学園。
それに拘る余り、あんこうチームは倒す物の〝フラッグ戦〟である事を失念し、最終的にはカメさんチームにより撃破→敗退。
〝B〟で大洗女子学園の第3回戦(準決勝)の対戦校が継続高校に決定。
第3回戦(準決勝)での、大洗女子学園の対戦校のお披露目をメインとし、その他のライバル校の第2回戦のダイジェスト&結果報告。
〝C〟で第3回戦(準決勝)・大洗女子学園vs.継続高校の試合開始から序盤。
試合開始から大洗女子学園のピンチ!
継続高校の〝白い魔女〟と呼ばれる狙撃手に因る遠距離射撃で、あんこうチームのⅣ号戦車は大打撃を受け、行動不能の〝白旗判定〟なのか否か不明のまま、本編終了。
 ===== キャラクター ===== 
本作シリーズの最大の魅力。
デザインも設定も大変気に入っている。
 
新キャラクターは、継続高校のヨウコ【未キャスティング】。
台詞が無かったから・・・。
継続高校の〝白い魔女〟と呼ばれる狙撃手で、サンダース大学付属高校敗退の要因となった存在。
今作は、男性キャラクターが全く登場しなかったとの事。
映画館販売パンフレットを読んでいて、その様な記載が有った。
 
それにしても、知波単学園のキャラクター設定、時代錯誤的過ぎない?
いくら登場する戦車のレギュレーションが大戦前の設定でも、『ガルパン』って、現代劇だよね?
アンツィオ高校に振る舞われたピザやチーズを知らない何て!
 ===== キャスティング ===== 
誰一人、欠ける事無く作品が出来上がった事は喜ばしく思います。
新キャラクターである継続高校のヨウコは台詞が無かったので未キャスティング。
 ===== 映像 ===== 
戦車の疾走感、砲撃戦。
ぶつかり合いや追撃戦、撃破等とても迫力が有った。
ジャングルでの野戦の為、曳光弾や照明弾が効果的に使われている
 ===== 音楽 ===== 
オープニング曲&エンディング曲は『第1話』から変わらず。
砲弾の発射音や戦車同士の衝突音は迫力有り。
 ===== 期待感 ===== 
待ちに待ったよ・・・、『エヴァ』程では無いにしても、約1年8ヶ月と言う歳月は、期待を高めるには十分過ぎる期間。
前作は第2回戦のvs.知波単学園戦の途中で〝終劇〟となるので次回作への渇望感を掻き立たせられる。
 ===== 満足度 ===== 
作品としての面白さは不変なので、続きが見られた事は満足。
大洗女子学園のキャラクターを中心に、其々のキャラクターもそれなりに満遍無く見せ場が有って結構。
次回作への期待感も満足の内?
 
 
 ===== アクション ===== 
疾走する戦車、ぶつかり合う車体、炸裂する砲弾。
実際の戦車は、あれ程の走りは出来無い・・・、と言うツッコミ所は置いといて!
 ===== SF ===== 
毎度書く事だが、参加する戦車の搭乗者を守る為の、戦車内の〝特殊カーボン加工〟。
それと、試合続行不可能となった場合の〝白旗判定〟する装置。
あれ、戦車の車体の何処にどの様に収納されているの?
 ===== コメディ ===== 
今作では、大洗女子学園が知波単学園に追い込まれるシーンが有るので、コメディ要素は控え目かな?
それでもキャラクターが同士の会話等、大きな笑いは無いが、ほのぼのコメディ路線は健在。
 ===== ホラー ===== 
該当要素無し。
 ===== グロテスク ===== 
該当要素無し。
 ===== サスペンス ===== 
知波単学園の方針転換に因り翻弄され、窮地へと追い込まれる大洗女子学園。
増してやジャングルでの夜間戦と来たら、知波単学園有利では!?
序盤は知波単学園を追い詰めていた大洗女子学園だが、徐々に窮地へと追い込まれる。
継続高校との第3回戦(準決勝)では、突然の一撃を喰らい、かなり大きなダメージを受けてしまうあんこうチームのⅣ号戦車。
試合続行可否の判定は如何に!?
 ===== 謎解き ===== 
知波単学園の戦略を計りかねるみほ。
 ===== 不可思議 ===== 
該当要素無し。
 ===== ラヴ ===== 
該当要素無し。
 ===== エロス ===== 
該当要素無し。
 ===== 悲劇 ===== 
該当要素無し。
 ===== 感動 ===== 
〝昨日の敵は今日の友〟とは良く言った物。
試合が終われはお互いの健闘を称え合う各チーム。
知波単学園の成長ぶりには感動すら覚える。
知波単学園が対戦相手の大洗女子学園へお礼の手紙を書いているシーンは微笑ましくも心温まる。
 ===== ドキュメンタリー ===== 
登場する戦車は実在の物。
 ===== 歴史 ===== 
戦車道の参加車輌のレギュレーションは、1945年8月15日以前に設計・試作された物。