『ガールズ&パンツァー 最終章/第2話』 | 狂気と正気の狭間

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鑑賞日時:令和元年[2019年]6月15日[土]/9:35~10:45
映画館名:TOHOシネマズ 流山おおたかの森/SCREEN9
座席番号:L-14

映画館公開日:令和元年[2019年] 6月15日[土]
地上波初放送:

平和だった大洗女子学園に突如降って沸いた河嶋 桃の留年騒動。
AO入試で大学に入学出来る様、桃を隊長に据えて冬の大会〝無限軌道杯〟に挑む大洗女子チームだったが、初戦の相手・BC自由学園に思わぬ大苦戦!
みほ達の、桃の未来は早くも閉ざされてしまうのか?
果たして、勝利の行方は・・・!?
監督 水島 努
出演 渕上 舞(西住みほ)
中上育実(秋山 優花里)
尾崎真美(五十鈴 華)
茅野愛衣(武部沙織)
井口裕香(冷泉麻子)

この先ネタバレの可能性有り

【2D版/7.1ch上映】
映画館窓口販売前売券無し・パンフレット有り。
OVA発売前のイベント上映。

映画館上映初日&初回上映回(2D版/7.1ch上映)を鑑賞。
TOHOシネマズ・シネマイレージの〝6ポイント鑑賞〟を利用したので、鑑賞料金は無料。

本編上映前:『1分ちょっとでわかる!ガールズ&パンツァー最終章』

1年半待った・・・。
『ガールズ&パンツァー 最終章/第1話』の映画館上映が、平成29[2017]年12月9日[土](映画館上映初日)だったから。
『第3話』の映画館上映は、果たして何時になる事やら・・・。
また同じ歳月を待たされるの?
だとしたら、『第3話』は令和2[2020]年年末と言う理屈になるよね?
今作終了後、次回作品の予告編でも観られるのではないかと期待していたのだが・・・。
このスパンだと、『第6話(最終話)』映画館上映は・・・、令和7[2025]年半ば!
健康的に大丈夫だろうか・・・。

公開初日&土曜日の割には客の入りが少なかった様な気がする。
まぁ、座席は半分以上は埋まってはいたが。
映画館開場前から行列が2列出来ていた。
一方は当日券等で映画鑑賞する客で、もう一方が『ガルパン』グッズの購入目的のそれだった。
ただ、私の様にパンフレットのみ購入だったり、前売券を購入したい人にしてみれば、ちょっと・・・。
グッズ希望の客はまた、1人で何点も購入するから1回当たりの会計に時間が掛かる。

今回訪れたTOHOシネマズ 流山おおたかの森/SCREEN9は初めてでは無い。
過去の記録より今回の座席を選択したが、目線の高さは〝TOHOシネマズのロゴ・マーク〟の一行下と言った感じか。
ヘッド・レストに後頭部を着けて、若干見上げる感じだが、申し分なく丁度良かった。


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ストーリー
前半と後半とに、大まかに分けられる。
前半は、第1回戦のBC自由学園戦で、後半は第2回戦の知波単学園戦。
まぁ、大洗女子学園が勝ち進むであろう事は分かっているけど。
〝昨日の友は今日の敵〟2回戦で知波単学園と当たるとはね。
まぁ、それも一興。
展開的には『第1話』と変わらない。
また試合途中で次回へと続く。
設定
BC自由学園の策略に嵌まり、偽りの情報を掴まされた優花里。
そのせいでピンチに陥る大洗女子学園。
だが、優花里の洞察力が冴えていた。
相手は〝エスカレーター組(中高一貫内部進学)〟と〝受験組(外部生)〟が対立している構図。
〝仲の悪いフリ〟をしていたのでは無く、実際に仲が悪いが〝付け焼刃で協力〟し合っているのでは?
そこに沙織がみほへヒントを齎す。
カモさんチームの戦車がBC自由学園の戦車と形が似ている。
そこで、カモさんチームが相手の懐深くに潜入して片一方の陣営の車輛へと攻撃。
相手は対立する陣営の内乱と勘違いし、やがて身内同士での潰し合いが始まる・・・。

第2回戦の相手は知波単学園。
試合のステージは、ジャングル&ナイター(夜戦)。
これ迄で初めてのシチュエーション。
ジャングルって、一体何処の国だよ!?
知波単学園が〝突撃〟を封印?
退却も〝さよななら突撃〟と〝突撃の体〟を維持し、疑問を抱きながらも自らにそう言い聞かせての行動。
他にも〝足踏み突撃〟と、停止しての射撃等、突撃バカも多少融通が聞く様になったのか?
立案者は福田。
そのヒント(?)を与えてしまったのが、大洗女子学園・アヒルさんチーム!
まぁ、知波単学園も変わろうとしているのは事実。
ラストでピンチに陥ると、これ迄では突撃→玉砕しか選択肢の無かった西隊長の口から「撤退」の言葉が!

〝レギュラー出演〟の各校の第1回戦は以下の通り。(映画館販売パンフレットより)
これ迄、大洗女子学園が対戦して来た学校が順当に勝ち進んでいる。
聖グロリアーナ女学院(神奈川)×ワッフル学院
サンダース大学付属高校(長崎)×青師団高校
アンツィオ高校(栃木)    ×ボンプル高校
プラウダ高校(青森)     ×ヴァイキング水産高校
黒森峰女学園(熊本)     ×マジノ女学院
継続高校(石川)       ×ヨーグルト学園
各校の所在地等の設定とか、そう言えば有ったね。
知波単学園は・・・、コアラの森学園だったかのなぁ?
殆んどが結果のみの描写で、試合内容は端折られている。
何処のチームだったのだろう?
胸元の大きく空いたパンツァー・ジャケットの学校は?
キャラクター
この作品シリーズの魅力の大きな部分だと思う。
今作初登場のキャラクターも何名か居た。
それにしても大人数だよね。
登場していないキャラクターとか、居るんじゃないかな?
ローズヒップ、居なかった様な気がする。

島田 愛里寿【竹達彩奈】は、折角、飛び級で大学へと進学したのに、高校へと編入し直すそうな。
もしかしたら、シリーズ後半で大洗女子学園が対戦する学校に編入して、みほvs.愛里寿のバトル再び?
キャスティング
他、主だった出演者の皆さん。
出演 植田佳奈(河嶋 桃)
佐倉綾音(お銀)
大地 葉(ムラカミ)
米澤 円(フリント)
七瀬亜深(カトラス)
高森 奈津美(ラム)
原 由美(マリー)
津田美波(安藤)
安済知佳(押田)
瀬戸 麻沙美(西 絹代)
大空直美(福田)
他にも沢山居られるが、全て記載していたら切が無い。
『ガールズ&パンツァー』は登場キャラクターが多いから、幾人もの声優さんが掛け持ちで役を担当している。
映像
OVAだから、劇場版の様に作画に気合が入っている様子は感じられないのかな?
元々、画は綺麗だからかも。
戦車の動きは誇張は有るだろうが、迫力が有って良かったと思う。

オープニングは、各校の各チームの紹介映像と言った感。
エンディング映像はテレビ・シリーズと同様の演出だったが、登場するキャラクター&戦車がBC自由学園。

予告編やらで沢山取り上げられ、注目を集めたカチューシャ【金元寿子】の意味有り気な〝ハンド・サイン〟、まんまだった。
只単に、プラウダ高校の第1回戦のダイジェスト映像に映し出されるだけだった。
何か本編へと繋がる深い意味が有るのかと期待していたが、全く無かった。
音楽
隊列行進時の合唱は義務ですか?
戦車同協会のルール?
よもや知波単学園迄もとは!
まさか、〝『マクロス』化〟を狙っているとか?
〝歌と戦車と女子高生〟とか言うフレーズで!

〝7.1ch上映〟との事だったが、正直、その恩恵は実感出来無かった。
5.1chとか、差異が感じられなかった。
映画館で観ているのだから、少なくとも家庭のテレビよりは音が良いのだろうと言う程度の違いしか分からない。
まぁ、砲弾の発射音や爆発音とかは迫力は有った気がするが・・・

オープニング曲・エンディング曲共に前作と同じだったので、全6話共通だと推測される。
期待感
1年半待ちました。
続きが気になって、気になって!
満足度
『第1話』ラストのシチュエーションを思い出そうとしている内に、ストーリーが進行して行ってしまった!
今作も、第2回戦の途中で終了・・・、1年半後迄覚えていられる自信が無い。

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アクション
戦車同士のバトルが躍動的。
まぁ、実際の戦車はドリフトとかしないだろうけど・・・。
それだけに留まらず、マリーやそど子が並々ならぬ身体能力を発揮する!
SF
これ迄にも何度も述べているが、各校の戦車の操縦室を保護する特殊なコーティング。
それと〝負け判定〟を示す、〝何処に収納されているのか分からない〟白旗装置。
上記2点のテクノロジーは近未来的。
コメディ
基本的にはこの路線。
キャラクターが面白い面々ばかりだから・・・。
緊迫の試合中でも、思わぬ所で笑いが起こる。
ホラー
該当要素無し。
グロテスク
該当要素無し。
サスペンス
試合中は手に汗握る展開。
特に近接での砲撃戦。
思わず体に力が入ってしまう。
謎解き
相手の動きや配置を察知して行動を予測する。
試合会場の地形等も判断材料とする。
不可思議
該当要素無し。
ラヴ
該当要素無し。
エロス
該当要素無し。
悲劇
該当要素無し。
感動
BC自由学園に潜入して得た情報が、相手に因って齎された〝偽情報〟であり、それが一因でチームを危機に晒してしまったと後悔する優花里。
それを、その情報を基に作戦を立てたのは自分だと、優花里を思いやるみほ。
友情じゃあ~りませんかっ!?
対戦後は相手チームと健闘を称え合い、自然と仲良くなっている大洗女子学園の面々。
ドキュメンタリー
実在の都市・大洗町。
登場する戦車は実在の物。
歴史
確か、戦車道に使用出来る戦車の〝レギュレーション〟は1945年以前に、少なくとも設計段階であった車輛だったと思ったが・・・。