『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)²/Air/まごころを、君に』 | 狂気と正気の狭間

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鑑賞日時:令和3[2021]年1月19日[火]/10:00~12:55
映画館名:TOHOシネマズ 錦糸町(オリナス)/オリナスSCREEN8
座席番号:G-9

映画館公開日:平成10[1998]年 3月 7日[土]【ロードショー公開】
地上波初放送:平成26[2014]年 8月19日[火]
           『EVANGELION:DEATH(TRUE)²』【TV版】
         :平成26[2014]年 8月26日[火]
           『新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを、君に』【TV版】
~第25話『Air』~
人為的なサードインパクトに失敗したゼーレはネルフに攻撃を仕掛けて来た。
絶望的状況の中、母の存在、自己の存在を確認したアスカが復活、反撃を開始。
しかし、天空より新たな敵が舞い降りて来た。
~第26話『まごころを、君に』~
初号機に搭乗したシンジの見たモノは、無惨な残骸となったアスカの弐号機だった。
量産機が初号機を取り巻き、厳粛なる儀式を執り行う。
ヒトの心の補完とは、一体何なのか。
 監督 
 摩砂雪(『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』の『DEATH』篇)
 鶴巻和哉(25話)
 庵野秀明(総監督兼任/26話)
 出演 
 緒方恵美(碇シンジ)
 林原めぐみ(綾波レイ)
 宮村優子(惣流・アスカ・ラングレー)
 三石琴乃(葛城ミサト)
 
 この先ネタバレの可能性有り 
 
【2D版/日本語版】
前売券&パンフレット無し。
 
鑑賞より19日間(2月7日[日]現在)も経過してしまった!
レポート提出を怠っていたので、内容の記憶も薄れて曖昧。
 
23年前に、『REVIVAL OF EVANGELION  新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)²/Air/まごころを、君に』としてロードショー公開されたいる筈。
その時に鑑賞しているので、厳密に言えば今回で2度目となるが、ブログ開設前の為、初見と同等の扱いとして感想等の記事を書く。
 
令和3[2021]年1月8日[金]から22日[金]迄、期間限定上映された。
1月23日[土]にロードショー公開される筈だった、『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』の〝話題作り〟の一貫としての上映だったんだろうなぁ・・・。
『DEATH(TRUE)²』と『Air/まごころを、君に』の合間に、5分程の休憩時間が設定されていたのだが、後で分かった事だがロードショー公開時もそうだったらしい・・・、何せ23年も前の事だから全く記憶に無い!
 
TOHOシネマズ 錦糸町(オリナス)のSCREEN9は、初めての利用では無い。
今回の座席も過去の資料を参考に選択した。
 
関連記事>『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(ロードショー公開)
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関連記事>『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(ロードショー公開)
 
 
 ===== ストーリー ===== 
今回で2度目の鑑賞だったが、やはり良く分からない・・・!?
『DEATH(TRUE)²』篇と『Air/まごころを、君に』篇に分けられ、前者はテレビ・シリーズの総集編的編集版だからストーリー性は無い。
問題は『Air/まごころを、君に』のクライマックスからラスト。
精神世界を抽象的に表現し過ぎている気がした。
 ===== 設定 ===== 
サード・インパクトが起こってから以降、良く分からなくなる。
ラスト・シーン、シンジとアスカの2人だけだが、残ったのは彼らだけだったのだろうか?
アスカの首を絞めるシンジの真意が理解出来無い。
結局、人類の命運はシンジの胸三寸だったて事?
そう言えば、この度の上映で、〝劇中の時代設定〟を〝リアル〟が追い越してしまったよね?(ロードショー公開は平成10[1998]年3月7日[土])
 ===== キャラクター ===== 
綾波レイが見られただけでも良し。
テレビ・シリーズと比べると、キャラクター・デザインが変わった?
テレビ・シリーズは口と顎迄の距離が長く描かれていたが、それが是正された感じがした。
 ===== キャスティング ===== 
今では実現不可能な豪華な顔触れでだろう。
綾波レイ役の林原めぐみ氏は良かった。
立木文彦氏はどうしても〝他作品〟のキャラクターの顔がダブってしまう・・・。
 ===== 映像 ===== 
緻密でリアルで美しい作画。
特に背景が。
かなりの拘りを感じるが、それが仇となったのではと思う。
『DEATH(TRUE)²』篇の〝サブリミナル効果〟の様にスクリーンに映し出される、エヴァ特有の〝文字だけ画面〟は鬱陶しかった。
『Air/まごころを、君に』篇では、実写パートも有ったねぇ。
撮影されたのは新宿に嘗て在ったミラノ座と言う映画館。
エンド・ロールは、字幕が〝螺旋〟を描きながら流れて行った。
 ===== 音楽 ===== 
『DEATH(TRUE)²』篇のラストに、パッヘルベルの『カノン』が流れたのは、シンジ・レイ・アスカ・カヲルの4人で弦楽四重奏を奏でている映像とも相まって、ロードショー公開時の鑑賞が記憶に新しい。
大ラスの『Air/まごころを、君に』篇では、音楽だけで、特にアーティストに因る楽曲は無かったと思う。
 ===== 期待感 ===== 
『どうせ理解出来無いだろうが、もしかしたら、もう一度観れば何か気付いていなかった点が有るかも?』と言う一縷の望みで観賞した。
まぁ、美しい背景の作画だけでも見る価値は有る。
 ===== 満足度 ===== 
やはり理解出来無かった・・・。
美しく迫力ある映像と綾波レイを観られた事は良し。
 
 
 ===== アクション ===== 
エヴァンゲリオン弐号機vs.13体のエヴァンゲリオン量産機!
最初は弐号機の圧勝だったが、何故か再起動した量産機にズタズタに引き裂かれる。
戦略自衛隊vs.葛城ミサト。
シンジを護る為に命を懸ける。
NERV本部発令所での攻防。
 ===== SF ===== 
制作当時は未来だったのだが、2015年と言う時代背景が、リアルに追い越されてしまった。
ロードショー公開時の鑑賞でも、余り〝未来感〟は感じられなかったが、エヴァンゲリオン等のテクノロジーや未知の生命体・使途の存在等はSF的。
 ===== コメディ ===== 
該当要素無し。
 ===== ホラー ===== 
自分の与り知らない所で、大それた計画が進行している何て、空恐ろしい。
エヴァンゲリオン初号機も言う事聞かないし、兵器としての安全性が・・・。
 ===== グロテスク ===== 
戦略自衛隊に因るNERV本部侵攻で、無差別殺戮される職員達。
無抵抗な者や投降した者すら容赦無し!
エヴァンゲリオン量産機に無残にも食い千切られるエヴァンゲリオン弐号機。
内臓やら骨格やらが剥き出し状態!
エヴァンゲリオン量産機のデザインもそれを増長させている。
 ===== サスペンス ===== 
一気に牙を剥く、戦略自衛隊に因るNERV本部占拠作戦。
シンジの身柄確保に向かうミサト。
弐号機の中で復活を遂げたアスカだが、13体のエヴァンゲリオン量産機に取り囲まれる。
 ===== 謎解き ===== 
碇ゲンドウの真の目的は?
人類補完計画とは何だ?
 ===== 不可思議 ===== 
エヴァンゲリオンの存在。
綾波レイの存在。
人類の補完って何だ?
 ===== ラヴ ===== 
レイはシンジに対して恋愛感情・・・、と迄は行かなくとも〝思慕の念〟の様な物が芽生えた様に思えたのだが!?
ミサトの〝大人のキス〟も・・・、続きが出来なくて残念!
 ===== エロス ===== 
アスカの乳首。
施錠してアスカであんな事しちゃうシンジ君♡
「最低だ・・・、俺って。」
 ===== 悲劇 ===== 
別に望みもしないのに、預かり知らない所で人類を補完って大きなお世話だし、悲劇じゃない?
その計画の為に巻き添えになったシンジ達チルドレン。
NERV本部占拠の為に、戦略自衛隊に殺された職員達。
まぁ、戦略自衛隊員達も作戦失敗してサード・インパクトに巻き込まれて全滅の様だけど、侵攻したNERV本部で投降した職員迄も惨殺したんだから因果応報だ。
 ===== 感動 ===== 
該当要素無し。
 ===== ドキュメンタリー ===== 
該当要素無し。
 ===== 歴史 ===== 
該当要素無し。