※私と同じ苦しみで困っている人向けです。
※このブログと画像を見るか見ないかは自己責任でお願いします。
ここ最近実はとある病(重症皮膚炎)に苦しんで夜も寝られずにいました。皮膚病についてネットで調べるも、私ほど酷い症状の人はあまり出てきません。なので妊娠記録として使っているこのブログに記録するのも最初とても躊躇したのですが、もし似た境遇にいる方々のお役に少しでも立てればと思い、プライベートな内容(実際のグロい写真)が含まれていますので苦手な方はスルーしてください。
ちなみに私は元々アトピー持ちで今回3回目の妊娠ですが、基本的にはホルモンの影響もあってか妊娠中は肌の調子が良くアトピーも良くなります。(産後はひどいですが)なので肌トラブル(異常事態)が起きたのは今回初めてです。妊娠して免疫機能低下からアトピーが起因して今回起きたと考えられます。まずは以下に写真付きで症状の経過、現状を共有したいと思います。
9月8日(火)
最初は小さい発疹から始まったのでよくある帯状疱疹?と思ったものの、痛くもないし若干痒みがあるくらいで気にせずスルーしていた。この間(9/9)に娘が38度5分の熱を出し、私も風邪が移って38度近く熱が出たのでコロナ検査をするも家族全員陰性でただの夏風邪でした。
胸の下
背中(ブラのちょうど真下)
10月23日(金)
10月に入ってから左下後頭部の髪の生え際にニキビのようなもの数個ができる。そこから徐々に下の方(左側の首後ろ)に8個程増えるも中旬頃にはかさぶたも取れて落ち着く。
10/12の週に娘が再び風邪を引き一日だけ発熱、鼻水。週末17日は私も感染して鼻詰まり。
その直後にニキビの様なものが十個程胸首にできる。
10月24日(土)
翌日になってもまだ変わらず。
10月25日(日)Day1
もう一晩寝て朝は少なかったのが、
夜に突然できものが増えた
10月26日(月)Day2
朝の様子
この頃から地獄の激痛と数日間戦うことになる。とりあえず様子を見ながら痛みに耐える(この後重症になるとは思わなかった)
夜は痛みで寝れず、妊婦でも服用できる痛み止めdafalgan 飲んでも全く効かない。痛かったけどアルコールで消毒してみても、善玉菌まで殺菌してしまうので余計に乾燥して痛みが生じるので断念。この日の夜は蜂蜜パックをして炎症を少し抑えた気分になって就寝🍯🐝
10月27日(火)Day3
夜中1時
昼
痛みが我慢できない痛みになってきたので以前診てもらったアトピー専門医に連絡。医師と直接電話でやりとりできたが、コロナ期間中は患者と顔合わせせず電話やメールでやりとりすると言われたものの、私の症状があまりにも重症だったので私が住む市で一番最大の総合病院の皮膚科医院長を紹介してもらい、緊急で診療所開けてもらって翌日に予約を入れてもらった。この日は痛みがほぼMAXだったので今日行きたかった。
Weleda calendulaクリームやワセリン保湿してサランラップでパック。肌がチクチクしたものの、何もせず痛みに耐えるよりマシだった。しかし夜中起きてサランラップ下の首元から臭いがし始めたので夜2回目となるシャワーを浴びる。その後中々寝付けられずも数時間だけ寝れた。
10月28日(水)Day4
州立総合病院の皮膚科を緊急で受診。
重症だったので皮膚を切開して肌の一部を研究機関に送り検査。局部麻酔してペンのようなもので皮膚に穴を開けて針で縫った。痛みは感じなかった(皮膚の症状の方が格別に痛い)。帯状疱疹には見えないとのこと。結果は1週間ほど。次のアポが11/9なのでその時に分かります。
重度なので人生初めてのステロイド剤を処方してもらうが、ステロイドが入っているとは知らずに正午すぐクリームを分厚く塗りたくる。(旦那ありがとう)
👉塗った時は少しひんやりとする感覚で激痛も痒みも少しずつ引いていく感じ。
👉肌の状態はクリームを塗ってから殺菌=乾燥が始まるも、できもの(見た目は黄ニキビ、痛みは帯状疱疹以上)が自然に潰れていったので完治後に痕が残る場合が多いのも納得。まぁこの激痛が無くなるなら正直アザなんてどうでも良いです
クリームを塗って一時間後、2日間外出できずご機嫌斜めの娘(母親の苦しさが伝わっている様子)を公園連れて行くも、妊娠による足の付け根が一歩歩くですら痛くなる痛みと同時に皮膚の激痛があるも頑張った🔥
しかし、公園や薬局、外に出て会う人すベての人に痛みがなく、ツルツルすべすべな綺麗な肌で羨ましく、普通に日常生活を送れている“奇跡”に病気になってから驚く。自分が病気の時って改めて
「健康でいること」がどれだけ素晴らしいことで幸せなことで奇跡的なことなのか痛感する
だから普段は何とでもない身近な彼らを自分が苦しんでいる時に限ってとても手が届かない遠くの人に感じてしまう。
この日は痛みMAXだったけどステロイドの薬で激痛と痒みを抑えた。ステロイド入りの軟膏を塗っている時だけ魔法がかかったように普段の生活に戻れる。でも4時間後にはすぐ現実に引き戻される。
そもそも当初はステロイドが入っている軟膏とは知らず、処方箋には1日1回と書いてあったものの病院から戻ってから1回、夜に風呂入ってからい2回、数センチだけの3回を塗ってしまう。もちろん持続効果は3〜4時間しか効かないので、この日も激痛で眠れず、ステロイドの副作用の苦しみに耐える
砂糖無しのプレーンヨーグルトを肌に塗りたくってパックして症状抑えた気になって夜を無理に凌ぐ。
10月29日(木)Day5
昼前に産婦人科を診察。
妊婦でも服用できる痛み止めと痒み止めをたくさん処方してもらう。診察中に激痛が始まる。
痛みを言葉にして相手に伝えるのは難しいけど例えるなら、
✅火で炙られた痛み
✅皮膚を剥ぎ取られたような痛み
✅神経から来る痛み
✅何千本もの針で刺される痛み
✅痛みで立っていることも座ることも話すことも考えることも食べることも動くことも眠ることもできない激痛で何もできない痛み。あまりにも痛すぎて毒を出そうとつい痛いと嘆き連呼してしまい、行き先がない痛みについ足をバタバタしてしまう。母親にも苦しみの愚痴を聞いてもらった。
✅帝王切開の傷を首に切って上を向いた感じの激痛
産婦人科検診後にすぐ薬局行って処方してもらった薬をもらうものの、あまりの痛さに薬局でただ立っているのも辛い。処方してもらった薬は、
- Dafalgan:妊婦や0歳児でも服用できる痛み止め。日本で言う武田製薬が出しているタイレノール。妊婦の場合は1日最大3g(6回 x 500 mg)まで服用可能。
- Cetirizin-Mepha1錠:妊婦でも服用できるアレルギーから来る痒み止めの薬
- Velverde detente:100%ハーブでできたリラックスするサプリ
- Antidry Calm Sensitive:アーモンドオイル配合の痒みや炎症を抑えるアトピー用ローション
- Antidry Care with Almond Oil:アーモンドオイル60%配合の痒みと乾燥を抑える軟膏
- Antidry bath:オイル石鹸
これだけたくさん処方してくれた産婦人科医には感謝です
ちなみに Dafalgan を単体で飲むと帝王切開や今回の私の激痛にはあまり効果はなかったものの、ある程度の痛みであればステロイド無しでも以下のように他の物と併用すると効果があった。
- Dafalgan
- Cetirizin-Mepha
- Antidry Calm Sensitive
- Antidry Care with Almond Oil
これを13時に処方してもらった薬を服用してアーモンド配合クリーム塗っただけなのに激痛がウソのようになくなった。
この日は夜もステロイドのクリーム無しでも持続効果が続いて何もせず21時就寝、翌朝7時起き。何日ぶりにぐっすり眠れた。
朝
夜
10月30日(金)Day6
症状:傷口が開いた部分がかさぶたになって乾燥してるものの良くなってきた
18時にシャワー:瘡蓋が破れた傷口?が痛くなるもまずはAntidryクリームだけでカバー
20時食後:痒み止め dafalgan、ハーブ服用
20時半:効果が出て痛みが引いてくる
朝
午後
傷口が開いたので写真では酷く見えるけど
生き地獄の痛みから解放されてこう見えても天国です。
でも見た目はホラー映画以上です
私は普通にオシャレ好きの女子でメンタルもやられて突然こんな自分の姿になってしまったことに失望しますが、、(自分が嫌になってこの激痛と共に生きていくと思うと、今後生きる気も失せて正直自殺を考える人の気持ちも分かります。死ねば痛みは感じないから)
でも、これまで多くの苦難を乗り越えてきた私はこんなことで打ちしがれません。
過去に流産で亡くした我が子や今の娘、お腹の息子にも病気と闘う強い母親を見せて乗り切って行きます
皮膚病には負けずに頑張って闘って生きていくぞ
しかし今回の件、お腹の子に影響がなくて良かった
子供たちの代わりに私一人だけ苦しむのなら頑張ってどんな痛みにも耐えます
10月31日(土)Day7
朝
傷口がかさぶたになって乾燥して見た感じは回復してきたものの、痛みは昨日よりも痛い。(数日前のMAXの激痛程ではない)あと新しいできものも数個だけ右腕にできた。いつ終わりが来るのか心配。
この日は8時にAntidryクリーム塗るも傷口がヒリヒリ痛むのでdafalgan、ハーブ服用。9時には痛みがなくなる。
正午には旦那が分厚く塗ってくれたクリームの下にかさぶたができたのか少し痒かったので掻いてみるとすでに新たなかさぶたができているでもティッシュで拭き取ったり、指で撫でただけでかさぶたが取れてまた痛くなるの繰り返し
肌の痛みは傷口が開いている痛みなのか我慢できる痛さ。17時半頃軽くシャワーを浴びると案の定antidryクリームを塗る時は激痛で家中を走り回る。それでもじっとしていられないので、dafalganの痛み止めを飲み、ハーブのサプリ、痒み止め薬も飲むも効かない間は5℃の外に窓から上半身を出して冷やして気を紛らわせる。19時には痛みも治り、前日同様20時半〜翌朝7時まで眠れた。早く回復しますように。
11月1日(日)Day8
今日の肌はついにかさぶたによって傷口が閉じてきた赤みも引いてきて凸凹がなくなって肌が少し平らになってきてようやく回復してきたと実感
こんなに嬉しいなんて
消毒は善い菌も殺菌してしまうので水洗いだけして傷口は濡れているより乾燥させた方が早く回復するので(でもある程度の湿度は大事らしい)、今朝はあえて保湿剤とか何も塗らず回復を早めてみました。
昨日も清潔にしようと軽くシャワー浴びて傷口が染みて痛みが酷かったので、薬を飲んでもう入浴はなるべく避けようと思ったけど、今日入らないと傷口からの臭いとか気になるので恐る恐るシャワーを浴びて今回は先にワセリンを先に塗ってAntidryの保湿クリームを塗ったら傷口が全く痛くない
11月2日(月)Day9
![ビックリマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/050.png)
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
11月3日(火)Day10
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
11月4日(水)Day11
11月5日(木)Day12
11月6日(金)Day13
11月8日(日)Day14
![ビックリマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
11月9日(月)Day15
要するに、妊娠中は免疫力が低下するので普通の人には感染しない病気にも妊婦は感染しやすいのですが、私には通常の人が持っている角質、水分、油分などが適切に保てず表皮のバリア機能がないがために、今回症状が出たのはアトピーで皮膚が薄く敏感な箇所(首、両腕、肩)のみに発症しました。そもそも私がアトピー肌ではなかったらこんなことは起きなかったわけです。そのため、今回はアトピーに加えて免疫力が低くなる妊娠の時期と娘からの風邪ももらって運悪く一番コンディションが悪い時にダメージを受けたのでした。最初は帯状疱疹だったら産後にワクチン打って今後の再発防止に努めようとしたものの、ワクチンなどで予防できるわけではないので生理前とか免疫力が低い時は一層気を付けようと思います。いずれにせよ、妊娠していなかったらステロイドや痛み止めとかも強い薬が使えるので今回よりマシだとは思いますが、もう懲り懲りなので再発しないことを祈ります。(先生には、癌とか悪性の病気じゃなくて1週間で治って良かったねーと呑気なことを言われましたが)
![ビックリマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
しかし、言葉も通じない1歳の娘にも彼女なりに何かを感じ取っているみたいで、私が激痛で苦しんでいる時は彼女も機嫌が悪かったり、私の痛みが引いてくると娘もいつものようにご機嫌ちゃんでニコニコするので、どんなに小さい子でも繊細で親からの影響は大きいと実感。
そして皆様、今日も素敵な一日をお過ごしください
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