以前、ブログでどんな子供に育って欲しいか、また日本と欧米の教育の違いについて紹介しました。
今日は0歳から通える保育園についてです
ちなみに私が今いるスイスのジュネーブでは、ジュネーブ州立が運営する保育園は共働き優先でも空きが無く(選ぶことすらできない)、私の場合は諦めて私立にしようと考えているのですが、調べてみると費用がなんと
年間400万円以上する所が多い。
私立保育園Totupでの月額費用(一例) 週5日預ける場合:月3,960フラン(約44万円) 週4日預ける場合:月3,344フラン(約37万円) 週3日預ける場合:月2,508フラン(約28万円) |
上記の保育園に子供を5日間預ける場合は年間500万円超え
東京都内の私立の高校の年間授業料ですら45万円(公立高校の場合は4分の1)、追加で授業料以外の学校教育費(学校納付金、修学旅行・遠足・見学費、通学関係費など)が公立で約70万円、私立で約145万円
文部科学省によると私立の大学ですら授業料+施設整備費で年間130万円(公立大学は76万円)
ざっと調べたところ、私立の保育園はジュネーブに約9つあるのですが、0歳児に年間500万円をつぎ込むのはお金を泥に捨てたものと思うのは私だけ(※国連など一部国際機関や大手企業によっては締結している場合、入りやすかったり学費が半額になったり等の優遇があります)
さて、この年間500万円する私立の保育園は州立保育園と比べて何が違うのでしょうか?
それはこれからリサーチして私が実際に保育園を訪問してみる予定ですが、ホームページでみる限りだと色々お金をかけたアクティビティがあるみたいです。例えば、
- ゲーム:建設ゲーム、リセスゲーム、創造的表現、音楽的表現、言語表現、ボディーランゲージ、象徴的なゲーム、操作的なゲーム等
- ワークショップ:EMS、図書館、ゲームライブラリー、プール、アクアルディーク、音楽、スケート場、映画館、クリエイティビティ・ハウス、SNOZELENアプローチに関連するプロジェクト、プロジェクトブック、プロジェクト「感情の受容と表現」、ズートセラピー
- イベント:クライミングフェスティバル、クリスマスフェスティバルやチョコレートパーティなどの催しがある
- 保護者対談:四半期ごとに他の保護者と対話できる円卓会議がある
- 夏休み期間中でも州立より長く世話をしてくれる
一日のスケジュール例:
7:45〜 9:00 開園 11:00〜13:30 子供に合わせたランチ 12:15〜12:30 出発 14:00〜14:30 配置 14:00〜18:30 自由時間 15:15〜17:00 軽食 |
近々、実際に保育園に下見に行く時の質問も以下リストにしてみました。
質問事項:
- 家や他の保育園になくて、ここの保育園にしかないもの(missions、values)
- ここの保育目標・方針はどういったものか?何を大事にしているか?
- どのくらいの頻度で外出する?自由時間以外にどんなアクティビティがあるか?
- 保育士の経験値は? 一人につき何人世話しているのか?全部で何グループある?
- 栄養士が考えた食事内容は?
- 言うことを聞かない子供に対してどう対応しているか?先生を尊重しない行動の場合や大人を叩いたりする場合は?イヤイヤ期は?
- キャンセル料金、期間は?
- 子供の不在や病気の場合の規則は?
- 食事、乳児用ミルク、おむつの提供は料金に含まれていますか?
- どんな親や職業の傾向が多いか?外国人は?
- 使用言語(フランス語?英語?他?)
- その他
明日は保育園で働く保育士の友人と会う予定なのでまた色々聞いてきます
実際に聞いた結果はこちら
また近々保育園の下見を主人とする予定なのでまた報告します
▼関連記事