これを記事にしようか迷ったのですが、日頃からあまりにも話題にしたくなるような話が多く、前回はありえない人たち 〜トルコ人奥様編〜が人気だったので今回は大富豪の友人の不思議話について少し話そうと思います。

 

ちなみに私は海外に住んでいるのですが、海外に住んでいると何であれ、毎日突拍子もない事に遭遇します。それは人に対してもそうです。

 

例えば、主人の学生の時からの仲良くしている友人の一人に大富豪がいます。しかもただの億万長者ではなく、彼一人が持つ資産は兆超えです。(基本的に物価が世界の中でも高いスイスでは億万長者は珍しくなく、億単位の財産を持っていてもここではお金持ちには入りません)しかしこの友人の家族は、スイスの長者番付で富裕層トップ100にランクインされ、言ってしまえば2018年版のフォーブスが出した世界のお金持ちランキングよりもはるか上の資産を持っていることになります。(一般人なのでさすがにForbesには掲載されてないようですが)

 

 

さて、そんな彼は最近初めてとなる子供が生まれたのですが、同時に彼は「出産準備リスト(Baby Registry Babylist:自分が欲しいと思う赤ちゃんの商品をリスト化にして出産祝いとして友人や家族にそのリストから買ってもらうという欧米ではよくある形式)」を作ったらしく、私たち友人にその旨をメッセージで連絡が来ました。

 

「赤ちゃん用品の欲しい物リスト作ったから、これから僕たちにお祝いをプレゼントする場合はここから選んで買ってね」

 

彼らが作った赤ちゃん用品の欲しい物リストの中身を私はまだ見ていないのですが、ふと彼らが大富豪だった事を思い出してグッチやヴィトン等の高価な物しかリストになかったりしてニヤニヤなんて私は冗談半分で勝手に思っているのですが、それでも赤ちゃん用品なのでそんな高くはないはず笑い泣き

 

いずれにせよ、出産は一大イベント。そのくらい買って出産を祝福してあげることには問題はなかったのですが、ここであることが発覚したのです。

 

それは、私たちの結婚式に招待したにも関わらず、そういえばまだ彼らから結婚祝いをもらっていないということ笑い泣きと言っても今となっては数年前の話になってしまいますがあせる

 

結婚祝いを渡すのは礼儀ということもあり、もちろん他の招待者からはもらったものの(数名頂いていない人がいる)よりによってこの大富豪の友人からはまだ受け取っていないので大爆笑笑い泣き結婚祝いと言ってもたかが数万円ですが、それでも親友の結婚式のお祝いを忘れるなんて少し非常識というか信じられない(笑)まぁ大富豪となれば非常識なのはよくあることかもしれませんが、さすがは海外の大富豪。額が少なすぎて忘れられた笑い泣きキラキラ

 

ちなみにこの大富豪の結婚式に参加した時は私たちは数万円だけ渡しました。(海外には日本のように「反返し」というマナーはないので結婚式に参加すればするほど返ってこないので、あげっぱなし笑い泣き

 

でもこの大富豪が挙げた結婚式の時は特別で、結婚式に参加した全招待客に5つ星ホテルを全室貸切して無料招待してくれました。(日本だと遠方からお越しくださった方の交通費や宿泊費は払う場合もあるかもしれませんが、欧米ではそのような風習はありません)食事付きだったかまでは忘れましたけど。

 

私はお金に困っているわけではないし、ましてやこの様なお金に関するいざこざは嫌いなので極力関与はしないものの、たかが数万円でもやっぱり友人として気持ち的にはショック。親友の結婚式なのにそれくらい軽くしか考えていないの?と思っても仕方がないのかもしれません。

 

でもやることやらずに他人のことは棚に上げて、自分が必要な時は都合良く周りの人にあれやこれや買ってと条件付き(しかも指定)でお願いするのは少し自己中心的というか図々しいというか、いくら大富豪で彼らにとって小さいことでも、友達として、人としてどうかと思う。

 

しかもやり取りするお金や時間の扱い方はその人の信頼性を表すと私は思っています。今回を機に改めてお金や時間にルーズな人は、その人の性格もルーズな(もしくは周りを大切にしない)人が多いと実感しました。

 

近々この大富豪の友人夫婦とそのベビーに会うので新たなネタができるのが楽しみです。また時間がある時に共有します笑い泣き

 

 

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