日本滞在も残り2日となりました。

 

流産してから初めての中国と日本。

実はここ何カ月も前から心配していたこと

家族と久々に再会することが決まる前から「子供はまだなの?」といういつも電話や会った時に必ず聞かれる質問、今回は流産経験者として更にその質問をされると胸にズサっと傷が付く程、辛く重く感じてしまうので、再会した時に聞かれる心配を実は何カ月も前からしていました。妊娠のプレッシャーの記事はこちら

驚いたこと

私はずっと海外に住んでいるのですが、電話を毎回する度にその質問を毎日されるほど煩かった。しかも不思議なことに2週間も家族といて今回は一度たりとも赤ちゃんや子供についての話は一切聞かれなかった。キラキラ

 

でも、お婆ちゃんとの別れ際に「お祈りしているからね」と意味ありげに言われた。しかも2人のお婆ちゃんにポーン今まで会話の中で言われたりはしたけれど、こんな風に別れ際に私と2人だけの時にそんなことは一度も言われたことない真顔それだけでなく、今日食事中中国語での会話でママが祖母に話した時「流産」と言う単語を聞いた気がする。しかも、8歳になる従姉妹に食事中家族全員の前で私に「子供ができますように」と大声で言われた滝汗

これ、私のママはきっと家族全員に言ってるよね?(少なくとも祖父母にガーン

それとも私がやたらセンシティブなだけ?

私の心中

私が心に思っていることや体調のこと、私のこと全般を知らないのに同情されるのは嫌だし(誤解を生じるから)、体に問題があるとかの間違った誤解(母親は思っていたえーん)も実際にあったし、かと言って全て伝えたところで考え方や価値観が異なるので意見も一致しなければ理解もされなくて辛く悲しい気持ちになって(結婚・子作り・流産の価値観や考え方が世代も国も変われば全然変わる)喧嘩もして嫌な気持ちになるから、両親以外には言わないでいたし、祖父母や親戚たちには妊娠した時も流産する可能性があるから言わないでとあれだけ、口止めしたはずなのに、妊娠して嬉しくて舞い上がった母は妊娠初期の私に既に妊婦用のパンツとかを買って、その後祖父母に言いふらした可能性が高い。

 

妊娠・流産(次妊娠することができたら流産の話は伝えるつもりだった)の報告は家族にはママが電話とかじゃなくて私が直接相手に面と向かって伝えたかったのと、もし私が流産したことを家族が知っているなら何より優しい言葉をかけるとか同情もして欲しかったという気持ちがあるのと、私は流産してヘラヘラ何事もなく冗談交えたり明るく振る舞ったりしなくても良かった。

でも逆に言うと、そのおかげで今回この件を誰も話題に出すことがなかったので私が今回恐れていた嫌な思いをすることはなかったのは事実であり、やっぱり安心だった。

前向きに気を取り直す

今夜、米国のスリル系ホラー映画「ドントブリーズ」を観て、さっきまであれだけハラハラドキドキしていたのに、SNSで私と同じ時期に妊娠した友人たちがどんどんお腹が成長してく姿を見ると少しまだ辛い気持ちになる自分がいた。でもそれから1、2時間したら事実を受け止めてまた気にしなくなった。

 

流産して3ヶ月、ネットとかで見る限り半年経っても悲しくて涙が出たりまだ悲しみを背負っている人が結構いる中、今となっては私はまだ回復が早い方だと思う反面、私の場合は自分は強いと言い聞かせながら自分に起きたことを少しずつ認めて自分の好きなことに熱中しながら前進する努力をするようにしています。

人生における物事の意味

私の場合は流産してから人生の意味や流産の意味を考えすぎて精神面で不安定になった時、スピリチュアル系に少し興味が出てきて一時期読み漁ったりした中で、江原さん曰く霊界では「子供が母親を選んでくる」と言っていたけど、じゃぁ「子供が欲しくてできなかった人はどうなの?」と思っていたけど、現時点で自分は以下の様に勝手に解釈しています。

  • 子供がいる人→子育てを通して自分を成長・磨いていく人
  • 流産・死産・誰かの死を経験した人→神様が選ばれし者へ与えた、もしくは大きな課題を乗り越える能力・強さがある人に選ばれた、自分や人生、周りや世界を良い方向へ変えるきっかけとなるチャンスを持つ重要キーパーソンビックリマーク(私も少なかれ流産して学んだことは多々あります)
  • 子供がいない人→子育て以外(キャリア、自分の趣味など)で自分を磨く、もしくは人間的に成熟している人w

※上記は完全に根拠ないです。笑

でも流産・不妊・不育症側の立場になってそう考えた時になんだか気が軽くなります。完全に自己満ですが笑い泣き

今回私は妊娠・流産を経験して、今まで見えなかったものが見えるようになった。例えば、

  1. 妊娠することは奇跡だということ(決して当たり前ではない)
  2. 妊娠や子育てに対して非消極的だったのが、妊娠中に赤ちゃんがもたらしてくれた幸福感というのはこんなにも幸せなものなんだと教えてくれたこと
  3. 実際自分は責任を持つことができて敏感な母親なんだと実感し自分の新しい部分に驚いたこと
  4. 命の尊さ、有り難みに改めて気づかされたこと
  5. 流産の辛さが身に沁みるほど理解できたこと
  6. 自分が見えない部分で実は多くの人が辛い思いや物事が大きく動いているということ=裏表が異なること
  7. 人生で大切なものを改めて考えさせられた

など。

 

もし人生の意味がそもそも学ぶため、成長するためにあるのだとしたら、人生って山あり谷ありで大変ですよね。まぁ谷があるから山を感じるのですけど笑い泣き

 

ちなみに上記以外で流産した意味を考えるとするならば、流産した子供の誕生日がクリスマスと重なっていたのでプレゼントが一緒になるのが嫌だったのかなー(夏もウェルカム!)と無理やりポジティブに考えてみたりw

 

ま、それはさておき。ニヤニヤ

 

 

先日ヘッドハンティングされた英国にある会社との電話ミーティングは2日後に延長したので、明日はその準備と3日後にスイスへ行くのでその荷造りかな。

 

それでは良い一週間をお過ごしください!

一路順風!照れ

 

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※以下も随時更新しています。