【御礼】劇団ノーミーツ「むこうのくに」千穐楽! | 青山郁代オフィシャルブログ「194Days」 Powered by Ameba

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舞台を中心に女優として活動しています。
ブログには日々の出来事、思った事を気の向くままに。

 

劇団ノーミーツ 

 

 

第二回長編公演・フルリモート演劇

 

『むこうのくに』

 

7月26日夜公演、なんと1400人のお客様に見守られ無事に千穐楽を迎えることができました。

 

 

 

 


ブログでのご報告が遅くなりすみません。

 

長文を書きたいなぁと思いながら、なかなか時間が取れずにいましたあせる

 

初日から、400人、500人、600人と、毎公演お客様が増え続け、千穐楽は1400人。

 

 

 

 

劇団ノーミーツさんは、完全に新しい演劇の形を作って世界に発信され、

それがエンターティメントとして認められたんだと、演劇の新しい歴史が生まれた瞬間を目の当たりにした気持ちでした。

 

 

 

 

 

 

劇団ノーミーツさんで過ごした7月。

 

一生忘れない夏になりました。 

誰とも一度も会わず、画面越しに心を重ねてくださったカンパニーの皆さん、そしてお客様に感謝します。

 

 

 

綾小路議員役/青山郁代

 

 

ーーーー

 

 

 

リモートオーディションに始まり、

リモート稽古は4週間みっちり、

 

ここからは、私の過ごした2020年7月のお話を長々させていただきたいなと思って。

 

 

 

何から書けばいいか、想いが溢れすぎてわからないんですけど。。

 

 

まず、この本編映像が使われた予告編を見ていただけますか??

 

 

 

 

 

さて、予告ムービーを観ていただき、

私が参加させていただいた「劇団ノーミーツ」さんがどんなエンターティメント集団なのかを知っていただいた上で話を進めます。笑

 

 

 

 

まだ明日・明後日とカンパニーは追加公演が控えていますが、

一足先に卒業した私だからこそ書けることもあるだろうと_φ(・_・

 

 

役者目線でのノーミーツ体験を書き残しておきたいと、長文を書くことにしました。

 

 

 

 

「オンラインであることを、容赦しない。」

 

 

これは私が作った、私の中の劇団ノーミーツさんのキャッチフレーズなんですが、そう感じたいろいろなエピソードをお話ししたいと思います。

 

 

 

 

ーーー

 

 

まず、6月のある日、「劇団ノーミーツさんのオーディションがあるの知ってる?」と演劇通の知り合いから教えてもらって、オーディション応募ページを見ていたんですね。

 

 

 

「短編動画がすっごく面白くって、第一回長編では超話題になった劇団」←最初はまだこれくらいしか知識がなくて。

 

 

 

 

 

確か、オーディション最終日じゃなかったかなぁ。

 

 

 

 

 

「そっかぁオーディションあるのか。

もちろんリモートオーディションなんだろうなぁ。

リモート芝居なんてしたことないし、受けるならちょっと勇気がいるよなぁ・・・・」

 

 

とかボンヤリ考えながら、

 

受ける受けない、とかはとりあえず棚の上に置いておいて、

応募フォームを開いてみたんですね。

なんか、試しに、応募フォーム書いてみようって。

 

 

<応募動機>をはじめ、確かいろんな項目があったんですけど・・・

 

 

書き始めたら自分でもびっくりなくらい、今まで言葉にできなかった言葉たちが溢れ出てきて。

キーボードを打つ手が止まらなくなったんです。

 

 

 

緊急事態宣言やSTAY HOMEの中、演劇界の全てがひっくり返って、

 

あの頃、私の全てをかけていた「ミス・サイゴン」も9月までの全国ツアー含めロングランの全公演が中止になり、

 

「お芝居がしたい!」なんて、今は言っちゃいけない言葉だと無意識に思っていた自分がいて。

 

 

 

「今、私ができることをやっていきます。」と言う言葉で精一杯、でも心の中では「俳優でありたい」と毎日願っていた。

 

 

そんな言葉たちがどんどんと溢れ出るままに応募フォームに書き綴り、書き終わったら見直しも書き直しもせず、もうそのまま、

 

「えい!どうぞご覧ください!」

 

って送信ボタンを押して、気付いたら応募していたんです。笑

 

応募してから

 

「そうか、ここでなら今、演劇ができるんだ。それって凄いことだなぁ」

 

って改めて感じて。

 

 

これが私と劇団ノーミーツさんとの初めてのコンタクトでした。

 

 

 

でも半信半疑で、「書類で落ちるかもしれないし、チラッとでもこんな女優がいるって知ってもらえたらいいや」ってそんな気持ちでした。

 

 

そしたら書類通過の連絡をいただき、

 

「リモートオーディション!凄い!初体験わーい!」

 

とか思いながら、あれよあれよと当日を迎え、

 

リモートオーディションで初めて実物とお会いした(会ってない)劇団ノーミーツの動画で見ていたお馴染みの面々に内心興奮しながら、

 

せっかくだからとエチュードではオツハタさんに果敢に絡みに行き。笑

 

 

「あー楽しかった!みんな凄い上手かったなー!

私は多分落ちてるけど、楽しかったからご飯がおいしいなぁ〜!公演見ようっと!」

 

 

とか思っていたら合格の連絡が来て。

 

びっくり

↑こうなりました。

 

 

 

あれから1ヶ月と少し。

今、千穐楽を終えてこれを書いている自分・・・笑

いまだに不思議で仕方ない。

 

(キャスト&スタッフさんで千穐楽後の打ち上げにて)

 

 

 

 

 

選ばれたキャストの皆さんを見て、またまた驚愕。

なんか凄い人たちの集まりに入れて頂けたんだなぁ・・・と。

 

 

劇団ノーミーツさんの生配信ライブでは「演劇の異種格闘技戦」という言葉を使ったんですが、本当に様々な角度から集まったキャストの皆さん。

 

もちろん私は「ミュージカル界から参戦!」の枠です。

 

 

 

稽古開始の日から、毎日皆さんとオンライン上の稽古場に集まり、連日遅くまで稽古の日々となりました。

 

 

 

 

Twitterでの告知事項が間に合わないほどに、もう毎日サプライズの連続の日々で!笑

 

スピード感について行くのに必死!!!!!!

 

 

そして、

 

「会えないんじゃなくて、これはもう何がなんでも会わないんだ・・・」

 

 

5日目くらいでやっとそれに気づきました。

 

 

 

いや、だって、正直

 

「それくらいはもう会ってしまってもいいのでは!?」

 

って思う場面でも、この人たち徹底的に会わないんですよ!笑

 

 

 

例えば、このビジュアル撮影は誰とも会わずにカメラマンさんとデザイナーさんがオンラインで立ち合いの元、一人で撮影しました!

 

 

 

 

マナブ役の竹田くんや、

コトリ役のハルヒちゃんのお家には、機材やカメラや照明がセッティングされていますが、

それも誰とも会わず、

「鍵をポストに入れて、スタッフさんがセッティングしている時は家主はどこかに出かけて隠れる」という徹底ぶり。

 

 

(ロボットアーム始め様々な機材がセッティングされたマナブ役竹田くんのご自宅)

 

 


 

 

「オンラインであることを、容赦しない。」

 

 

これは私が作った、私の中の劇団ノーミーツさんのキャッチフレーズなんですが、オンライン演劇のプロ集団というか神集団ですから、

 

「あっ!会ってしまった!」

 

みたいな、そんなことは絶対に起こらない、起こさないんです。

劇団ノーミーツクオリティは、予想を軽々超えてくるんですね。

 

 

 

 

 

実際、本番をご覧になった方々から

 

 

「あのシーンは流石に生じゃなくて録画だよね?」

「会ってるよね?スタッフさん家にいるよね?」

 

とか聞かれることがあるんですが、

 

「生」

 

です!!!!!

 

「会ってません」

 

 

 

皆さんが驚いてくださっている、あのシーンやこのシーン、全部「生」です。

 

そして「ひとり」です!笑

 

 

私たちはお家のお部屋の<劇場>で、芝居をする。

それを本当にたくさんの神スタッフの皆さんがオンライン上に乗せてくださる。

 

(メインオペレーターりょうさんの部屋。)

 

 

 

 

生だからこそのトラブルももちろんあって、

『SHOW MUST GO ON』は舞台上でもオンライン上でも変わらない。

 

 

 

とってもエキサイティングな本番期間を過ごしました。

なんだろう、夢を見てたのかなぁ。と思うくらい、、、、

 

 

 

幸せだったなぁ、というか、幸せだなぁ。

 

集まったキャストさんたちを見ていると、

画面上から「お芝居大好き!」という気持ちが伝わってくる。

「とにかく芝居がしたくて仕方なかった」って、そんな思いをいつも画面に垂れ流しにしながら、心をぶつけ合いました。青春のようでした。

 

 

 

ちょっと挑戦してみようって、一歩を踏み出すこと。

今回の私であれば、「えい!」と応募フォームの送信ボタンを押したこと。

 

 

たった一つ。人差し指ひとつでボタンを押した、小さな挑戦だったけれど、その小さな挑戦に大きな勇気が必要だったなぁと今思い返すと思うんです。

ボタンを押してくれた人差し指に、感謝だなぁと。

 

 

 

 

お客様もきっと

 

「オンラインで何かやってるなぁ。ふ〜ん」ってところから、

 

「見てみるか!爆  笑」とチケット購入ボタンを押してくださった。

 

 

そして、当日、ヘルベチカへのログインボタンを押してくださった。

 

 

それって、挑戦だと思うんです。

 

みんなの挑戦が合わさって、千穐楽には1400人もの大きな集まりになった。

 

 

 

夢を見ているみたいだけれど、本当で。

自分はその中で、他でもない、綾小路役を演じられて心から幸せでした。

 

 

 

 

 

 

綾小路は一度演じてみたかったようなタイプの役柄で。「そうそう、これこれ!」って。笑

毎日楽しかったなぁ。

 

 

 

ダブルキャストの淺場万矢ちゃんと一緒に、氷室秘書(水石亜飛夢君)と3人で何度も話し合いながら議員チームのシーンや役を作り上げて行った時間も宝物ですキラキラ

 

 

 

議員チームだけでなく、全員の名前を挙げて、全員のいいところをひとつひとつ言っていきたい。んですが、ここまで書くのにすでに3時間半かかっていてこのままでは追加公演当日になってしまうので!笑

 

 

 

でも思い出す時は本当に全員の顔を同時に思い出すんですよね。

毎日一つの画面で全員の顔を眺めていたから。これもリモート稽古ならではですね。

 

 

 

ーーーーー

 

 

さて、皆さん知っての通り劇団ノーミーツはまだ終わっていなくて。

 

 

 

8月1日と2日に追加公演が決定しています!

 

私は一足先に卒業しましたが、まだ見られるチャンスが2回あります赤薔薇

 

 

 

 

綾小路議員役はダブルキャストの淺場万矢ちゃんが演じますお願い

 

 

 

本当に全然違った綾小路議員なんです。ぜひ観ていただきたい!!!!!

 

 

 

 

それに、劇団ノーミーツが追加公演に向けてパワーアップしてないわけがなくて。

 

絶対予想を遥かに超えてくるって思ってます照れ

ぜひ追加公演、皆さんご覧ください!

 

 

https://mukounokuni2.peatix.com

 

お好きなお飲み物やお食事を片手に、お一人でゆっくり、

はたまた家族や友達、恋人と、

 

客席の限界はなく、お客様皆さんが最前列でご覧いただけます。

 

新しい演劇体験。まだ間に合います。

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

私は、千穐楽翌日から「ナイツ・テイル inシンフォニックコンサート」の本稽古が開始しています。

 

 

「むこうのくに」稽古中にすでに歌稽古が始まっており、

7月後半は「ナイツ・テイル」したり、「むこうのくに」したりと、とても充実した日々でした。

 

 

8月10日初日なので、えっ!!!!

あと10日で幕が開く!!!!!

 

 

(公式インスタグラムより)

 

 

あっという間だろうなぁ。

今日は8時間「ナイツ・テイル」の世界の楽曲を歌いっぱなし🎹こちらももう完全に「開幕前」のモードになってきました。

 

 

 

 

劇団ノーミーツでの素晴らしい出逢いを胸に、また新しい挑戦へと、一歩一歩これからも精進いたします。

 

 

 

いつも応援してくださっている皆さま、

今日も長文ブログを最後まで読んでいただきありがとうございました赤薔薇お願い

 

 

では明日もお稽古、行ってきます!

 

 

 

 

 

 

194☆

 

 

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