「それいゆ」稽古場日記。Vol.2 GWみっつめ。 | 青山郁代オフィシャルブログ「194Days」 Powered by Ameba

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舞台を中心に女優として活動しています。
ブログには日々の出来事、思った事を気の向くままに。


ベル 【近日中に“発表”があります!お楽しみに!】ベル





皆さんおはようございます。



GWのささやかな自己満足企画、“3日連続でブログ更新”!


昨晩のふたつめ。に続き、みっつめ。

今日は「それいゆ」稽古場日記。








GW中盤に差し掛かりましたね!いかがお過ごしでしょうか?



毎日「それいゆ」お稽古が始まる前にプロデューサーさんが「今日5月○日は○○の日です!」とその日の一言をおっしゃってくださいます。


学校の朝礼のような時間で私、大好きなのですがその影響で最近“自分にとって今日は何の日なのか”を考えるようになりました。


楽しい習慣が増えました。


そういえば、たしか二年前の5月3日に「関ジャニの仕分け∞」のカラオケ得点対決の放送日だったので昨日であれから2年が経ったのですね。


(衣装でご用意していただいたこのワンピースがあまりに私好みで、その場で買い取りしちゃいました!

さやちゃんの結婚パーティーでも着用♪)




舞台で活動してきた私にとって、これが女優として初めてのテレビ出演でした。


まさか自分が憧れの「関ジャニの仕分け∞」のカラオケ対決に出演させていただけるなんて思っていなかったし、収録後も放送日までは半信半疑でドキドキしながら日々を過ごしたのを覚えています。

放送日は学生時代からの友人たちがパーティを開いてくれて、集まってキャーキャー言いながら見ました。




大好きでいつも見ていた番組でしたし、カラオケ対決に出演される皆さんにずっと憧れていました!


でも正直、番組を見ながら「こんなプレッシャーの中で歌うのは、弱虫の私には無理だろうな。」とも思っていました。



だけど、縁あって3時間にわたるオーディションに挑戦させていただき、出演が叶い、スタジオで精一杯の力で何より気持ち良く歌うことが出来ましたキラキラ




2年前の今頃は“夢が叶った”のと、自分の中の弱さの一つに“打ち勝った”時期だったんだなと懐かしく振り返っていますキラキラ






その後、番組史上最後になるカラオケ対決にも出演させていただきました。

大好きな番組に2度も出演させていただけた事、何よりあの環境で歌が歌えたこと、本当に素晴らしい経験をさせていただきました。


これからも「まさか!な夢」を叶えていけるよう一歩ずつゆっくりだけど、夢に向かって歩んで行きたいと思います。


昨年2015年のGWはお芝居のワークショップに参加して、全然ダメな自分にひどく落ち込み、その姿を見ていたマネージャーさんが必死で励ましてくださいました。


「勉強しかないんだから、勉強しなくちゃ!一年後の自分の為に、もっと恥をかいて勉強しよう!」と決意した日でした。


こうして少しずつ希望や夢を叶えて行けるのは、周りで支えてくださる皆様、応援くださる皆様のおかげですキラキラありがとうございます。

いつも青山郁代を応援くださっている皆様に、もっともっといろんな青山郁代を見ていただけますよう頑張ります!


そんなことをふと考えた2016年GW中日でしたメモキラキラ






<舞台「それいゆ」稽古場日記。vol.2>



GWももちろん「それいゆ」お稽古です。




(購入した中原淳一さんグッズ)



舞台「それいゆ」という新たな挑戦に向けてスタートを切った4月もあっという間に過ぎ5月。

本稽古開始から10日以上が経ちました。






お稽古はとても順調で、早くも2幕終盤(もうあと2ページくらい!)まで進んでいます。

なんともうすぐ全幕通ってしまう!?



ここからが楽しいところでもあり、でもとっても悩み苦しむところでもあります。



新しいシーンの稽古を進めながら、今までのシーンの返し稽古を並行して進めています。

稽古を重ねるたびにそれぞれの役柄が息衝いて行きます!




すでに、座長が中原淳一さんにしか見えません。




演出の木村淳さんは私たちの身体の動き、目の動き、心の動きを一瞬も見逃さずに、それぞれが演じる役柄に対してどうアプローチしていけばいいのかを教えてくださいます。


何をどんな方向から質問しても、必ず的確で、予想の10倍の答えを返してくださる。それぞれの役にこだわり続けるお姿。

こんなに熱い演出家さんのもとで作品作りが出来る幸せを噛み締めています。


ふと思った。


あれ?このこだわり方。


木村淳さんは、“演劇界の中原淳一さん”なのでは?



ちょっとこれから数日間でその疑惑を確かめてみようと思います。笑







私が演じる役柄である当時の職業婦人がどんな悩みを持っていたのか?どんな生活をしていたのか?を丁寧に調べた貴重なレポートも読みました。



時代の違いはありますが、女性という部分は変わりません。共感できる部分が沢山ありました。


役と私との共通点も見つけました。もちろん、私とは全く違う部分も。

これから人物像の幹の部分をしっかり作り上げたいと思います。



座長をはじめ、

キャストの皆さんが役を自分のものにしていく速度に毎日圧倒されます。

私もくらいついて行かなくちゃ!!!!!








(広尾にある中原淳一ショップ「それいゆ」では色んなグッズが買えますよ♪)




今回初共演させていただく佐戸井けん太さんとは劇中の絡みが多く、いつも勉強させていただいています。





佐戸井さんが資料雑誌を読みながら「青い目をしたお人形は~」と童謡の「青い目の人形」を歌っていらしたので、一緒に


「青い目をしたお人形は アメリカ生まれのセルロイド、アメリカ生まれのセルロイド、日本の港へ着いたとき いっぱい涙を浮かべてた 私は言葉がわからない 迷子になったらなんとしょう 優しい日本の嬢ちゃんよ仲良く遊んでやっとくれ 仲良く遊んでやっとくれ」


と最後まで歌ったら



「よくそんな昔の歌知ってるね!」と驚かれたので、自分でも「なんでだろう?」と考えてみたら、母がいつも色んな童謡を歌って聞かせてくれていたことを思い出しました。


それと、小さい頃に大好きだったアニメ映画「うしろの正面だあれ」の中でも聴いたことを思い出し、懐かしくなって映画の事を調べたら、なんと時代背景がちょうど「それいゆ」1幕と同じ昭和15年頃だと知り急いで映画を見直しました。



そうか。この時代に生きた女性なんだなぁと改めて。

この時代に、中原淳一さんという人物がいた事って本当に奇跡なんだな。



私が生きてきて見てきた風景の色んな場面に、「それいゆ」へのヒントがあったのですね!



案の定映画の終盤では号泣。朝に観るんじゃなかった。





そうそう、「それいゆ」の作品の世界に入ってから、道に咲いている花に目を向けることが多くなりました。

以前からお花が大好きでしたが、もっと、なんだろう。「愛しいな、可愛いな」と言う目で野花を楽しむ自分がいます。


嬉しいな。街に潜む色んな“美しさ”をこの稽古期間に沢山発見出来たらと思います。




<それいゆ稽古場日記:番外編>



お稽古場ではスタッフさんやキャストの皆さんから毎日いろんな差し入れをいただきます。



アイスやカップ麺、駄菓子にお餅、餃子や甘いもの、なんとクーラーボックスに入った生野菜まで!

食べるのが大好きでいつも休憩になると差し入れコーナーの住人になっている私は「大食いキャラ」になっていまして、最近では新しい差し入れが到着すると


「郁姐、差し入れで○○来てるで!」


と教えていただけるようになりました。


※キャストの女性人の中で2番目にお姉さんの私は、完全に姐御キャラが定着し、「姐さん」や「郁姐」と呼ばれたりしています。


ある日大好きな「天むす」の差し入れをいただきましたので、勢いよくかぶりついたら!!!!

奥歯の治療後の詰め物が取れました!


飲み込まなくって本当に良かった。

「稽古後すぐに歯医者へ!」と思ったのですが、これがGW!

歯医者さんはほぼほぼ6日までお休みで治療していただける歯医者さんが簡単には見つからず・・・


結局年中無休の歯医者さんを見つけて2時間並んで治療していただきました。良かった!

これからも詰め物が取れない程度に、かぶりつきたいと思います。

GWらしい、私の中の小さな事件でした♪






なかなかの長文、読んでいただきありがとうございました。


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では今日も、元気にお稽古行ってきます!












194☆





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