ーある人生の始まりー | 青山郁代オフィシャルブログ「194Days」 Powered by Ameba

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舞台を中心に女優として活動しています。
ブログには日々の出来事、思った事を気の向くままに。

皆さんこんにちは!




作品が終わったあと、もう恒例行事となりました「燃え尽き症候群」ある人生の始まりを目にしたことにより、ブログの更新が遅くなりました!

「ペール・ギュント」大千穐楽ブログはこの次更新予定ですのでお待ちくださいませラブラブ!クラッカー

今日は恒例のお誕生日お祝いと、ある人生の始まりのお話。


さて、8月に突入!7月生まれの皆さんのお誕生日をお祝いしましょう~!


HappyBirthday 2015 ケーキ



7月生まれの会員の皆様ブーケ1キラキラ



1日 中右遥様

 2日 non-no様

 6日 ろこ様

     AKKO様

     あやこ様

     まぁぴー様

 8日 コズエ様

     Svkanox様

     きいろ様

 9日 Sumire様

     紀子様

10日 seco様

12日 ゆー様

15日 さなみちゃん様

     ため息はカプチーノ様

19日 あんちゃん様

20日 K.T様

21日 きたむら様

     K.T様

22日 Midori様

23日 みうみう様

25日 猫の狸寝入り様

     tak725様

26日 まるちゃん様

     あさみん様

     聡美様

27日  萌様

      ぺこ様

28日 ビバチャヨ様

     小梅様

     なっちゃん様

     こいちゃん様

30日 kim-kim様

    Gur-kun様

31日 モーリー様

     ミキ様



7月生まれの皆さま、お誕生日おめでとうございますニコニコラブラブ


去年も書きましたが、今年は「ペール・ギュント」、昨年は「ミス・サイゴン」、2年前は「レ・ミゼラブル」、3年前は「ミス・サイゴン」、4年前は「風と共に去りぬ」と、7月生まれの皆様とは毎年劇場でお会いしていますラブラブ


皆さんにとって益々笑顔溢れる1年でありますように・・・キラキラ





この7月は、私も命の誕生を目にしました。


「ペール・ギュント」大千穐楽後、姉の赤ちゃん、私の甥っ子が無事に産まれてきました。

母子ともに健康で、本当に良かった!


(臨月の姉と。)


姉の出産に、一枚の壁を挟んで立会う事が出来ました。




(緊張しすぎてひきつる笑顔・・・笑)



いつもは東京にいるのに、こんな風に姉の出産に立ち会えるなんて奇跡で、本当に私は幸運でした。



病院に駆けつけ分娩室の前に立つと姉のいきむ声が聞こえ、「お姉ちゃん頑張って!」と中に向かって叫ぶと、「郁~!来てくれたん!頑張るよ~!」と、か細いけれど力強い声が。


もうその時点で涙が出てきました。


姉の出産の声を聞きながら、姉との今までを思い出していました。

「郁に報告したいことがあって、、、お腹に赤ちゃんがいるねん」と聞かされ嬉し泣きしたときのこと。

そしてもっともっと昔のことまで。






大阪に住んでいた頃、姉とはいつも一緒でした。


私は姉の後ろを追いかけて育ちましたヒヨコ


エレクトーン、書道、日曜教室、中学受験、中学進学、演劇部、高校進学、全て姉の後を追いかけましたヒヨコ晴れ

姉のやってることはなんでもやりたかった私でしたヒヨコ


私から見た姉はとってもしっかりしていて、生徒会長で、リーダーシップがあり、みんなの人気者で、成績も良く、人あたりも良くて、とにかく誰にでも好かれ、先輩からは可愛がられ、後輩からは慕われ、皆が姉を知っていて、私はいつも「青山の妹」と呼ばれてました。



人との距離感がうまくつかめず、兎に角変わった子で、気づけば一人で遊んでいた私とは大違いな姉のキラキラ具合は私の憧れで、


「“あの”青山さんの妹さん」と言われる時、私はとっても誇らしい気分でした。そう「“あの”青山さんの妹やで」っていつも思ってました。


皆の人気者の姉はいつも私の一番のお友達で、遊び相手でいてくれました。「妹って得なんやな、だってお姉ちゃんに嫌われる事ないもんな」、とよくそんな事を子供ながらに考えていました。笑




そんな私が初めて自分からやりたいと思った、それがミュージカルでした。


初めて通うジャズダンス教室を前に「お姉ちゃんがいたとこじゃないから、なんか心細いな」と思ったのは今でもよく覚えています。いつも「青山さんの妹」だったから、いつも気楽だった事、そしていつも姉が私の歩む道を先に整えておいてくれていたことを痛感しました。


「ここからは青山さんの妹じゃなくて青山郁代として知ってもらわんとあかんねんや。私のやりたい事なんやから。」


そんな決心が芽生えた瞬間でしたキラキラ



小学5年生の頃、ジャズダンスの初めての発表会。両親が仕事で観にこれず寂しいなと思っていたら、中2の姉が大きなビデオカメラを抱え親友を引き連れ応援に来てくれました。


それ以来姉は多分、舞台に立つ私の応援団長になってくれました。

どの公演も、誰よりも楽しみにしてくれましたブーケ1ラブラブ




そして今年の「ペール・ギュント」


出産予定日と関西公演がドンピシャでかぶり。

姉に観てもらえないのは寂しいなぁと思いながら、数ヵ月後に発表されたチラシのイメージを見て息を飲みました。





「赤ちゃん」


そこにはへその緒のような管がつながった胎児が描かれていて、―ある人生の始まり―と書かれていました。

運命的なものを感じずにいられませんでした。



出産のその日。


一枚壁のこちら側で、甥っ子の誕生を待ちました。


甥っ子が産まれ出たまさにその瞬間の声を聞きました。

姉の喜びの声も聞きました。私にこの体験をさせるために、少し遅れて生まれてきてくれたのかと思うほどの体験でした。



私はぎゃーーーーっとなり、『産まれた!』と叫び無意識に姉がいる分娩室の壁をすごい勢いでバンバンと何度も叩いてました。


姉は主治医の先生に『おめでとう!妹さんも外で壁叩いて喜んでたよ!』と言われたそう。笑

うるさくしてごめんね、お姉ちゃん。



すごいなお姉ちゃん。

姉、ついに人生作っちゃったのか。

この子のこれから体験するであろう楽しいや嬉しい悲しい怒り、その人生の全ての素を、姉が作っちゃった。


どんなけすごいんだお姉ちゃん。

世のお母さん達って、なんて、なんてすごいんですか。

私にこんな事が出来るだろうか。



「ペール・ギュント」千穐楽後だから更に深く感じたのかもしれません。

人生の始まりの重みと無事に生まれて来てくれたことへの感謝。




ペール・ギュントみたいに、無鉄砲でも冒険いっぱいな人生をおくってほしいなラブラブ





彼が産まれてからこの数日、ずっと天にも昇る気持ちです。

私を取り巻く、全てに感謝です。ありがとうございます。幸せです。


そしてお姉ちゃん、こんな気持ちにさせてくれて、ありがとうブーケ1ラブラブ愛してるよー!





さて、次はやっと「ペール・ギュント大千穐楽日記」です♪


私的にもイベントいっぱいになりそうな8月。

暑い熱い夏を今年も楽しみましょう~音譜





194☆



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