みなさん、こんにちは!
遅ればせながら私もご報告をさせていただきます!!
昨年コゼット役で出演させて頂きました「レ・ミゼラブル」のスタッフ・出演者一同が第39回菊田一夫演劇賞 大賞を受賞し、16日にカンパニーの皆さんと共に私も授賞式に出席させていただきました。
カンパニー全員で頂いたこの賞。
このような場所に私が来られたのはキャスト・スタッフさん、そして応援くださる皆さんのお陰です。
心から感謝いたします。
当日はカンパニーキャストを代表しジャン・バルジャン役とジャベール役を演じられた吉原光夫さん、
スタッフを代表し日本初演からレ・ミゼラブルに携わっていらっしゃる翻訳家の酒井洋子先生が壇上に上がられました。
光夫さんの素晴らしいスピーチにはいろいろな思い出が一気にこみ上げました。
光夫さんがスピーチでおっしゃっていたように、本当にずいぶん前のことのように感じるのですが、半年前まではあのレ・ミゼラブルの壮大な舞台に立たせていただいていたんですよね。
酒井洋子先生には、初舞台のゾロ・ザ・ミュージカルの頃からお世話になっています。
いつも私を娘のように可愛がってくださる大好きな先生。お芝居の事も優しくアドバイスしてくださいます。
コゼット3人で。
本当に二人には沢山沢山お世話になりました!
なんだか3人とも、製作発表の時と比べて大人になったなぁーーーと、この写真を見て実感しました
(池谷祐子さん、青山郁代、知念里奈さん、穂積由香さん、華花さん)
皆さんに久しぶりに再会できて、本当に嬉しかったです!
この「菊田一夫演劇賞」には実は、大切な思い出があります。
今から4年前。
私は第35回授賞式に御縁あって式典アシスタントとして出席させていただきました。
(代々、東宝現代劇・東宝ミュージカルアカデミーの卒業生がアシスタントとしてお手伝いをさせていただきます)
(当時のお写真:2010年第35回授賞式にて)
この写真はその時の物です。
この時の私の役目は式典中、東宝名誉会長であり選考委員長であられる松岡功様に賞状や記念品をお渡しすること。
アカデミーを卒業してすぐに頂いた初仕事でした。
ものすごく緊張しましたが、受賞された方々のスピーチにはそれも忘れて聞き入ってしまったのを覚えています。
特にこの年演劇賞を受賞された松たか子さんの
「今までに私は一度も“今日の演技は完璧だ”と思った事がない。きっとこれからの女優人生もずっと、そう思うことはないでしょう。」
というお言葉には心底感動しました。
そんな受賞者の皆様のお側でこの素晴らしい式典のアシスタントをしながら、
『いつか受賞者として私もこの舞台に立てたら・・・この場所に帰って来れたら・・・』
と、とてつもなく恐れ多くて大きなな夢を心の隅に抱かずにはいられませんでした。
その翌年、
出演作「ゾロ・ザ・ミュージカル」でヒロインを演じられていた大塚千弘さんが第36回演劇賞を、
そのまた翌年、
出演作「風と共に去りぬ」でスカーレット役を演じられた米倉涼子さんが第37回演劇賞を、
そして昨年、第38回には
芸能生活60周年、永年の功績に対し浜木綿子座長が特別賞を受賞されていました。
菊田一夫演劇賞授賞式の季節になると、毎年初心に戻るような気持ちがいたしました。
今年、想いのこもったこの式典に、カンパニーの皆様のおかげで私も出席させていただくことが出来ました。
レ・ミゼラブルの“カンパニー力”は本当にすごい。
そこに居られる事が、心から幸せでした。素敵な贈り物をありがとうございます。
そして、やはり次の目標も抱かずにはいられませんでした
その目標は胸にしっかり刻みこんで、また一歩一歩歩んで参りたいと思います。
最後になりましたが、レ・ミゼラブルを愛し、応援してくださった全ての皆さまにカンパニーの一員として感謝の気持ちをお伝えしたいです。
ありがとうございました。
(朝からセットしてくださったUn amiブッチさん、ありがとうございました♪)
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