おはようございます
とってもいい天気で気持ちいいですね。今日も早起きしてある学びの場所へ出発！
と、その前にブログを更新いたします
先日のブログに引き続きまして・・・
今日はやっとやっと「売らいでか！‐亭主売ります‐」最終章、高知公演日記を書かせていただきます。
もう２週間近く経過していますが・・・私はどうしても一つのツアーが終わったあと気持ちを整理するのにそれくらいの時間がかかってしまいます。
ブログを読んでくださっている皆さんもいつも私のペースに合わせてくださって・・・ありがとうございます
＜高知県立県民文化ホール公演・大千穐楽日記＞
【高知１日目】
３週間公演させていただいた大阪新歌舞伎座さんへの感謝の気持ちを胸に、いざ、高知へ！
いつもは皆さんで一緒に遠足のように移動させていただいているのですが、
今回は大阪いずみ市民生活協同組合さん主宰のトークショーを終え、私一人で皆さんを追いかける形。
まず、トークショーにご参加くださった皆様、ありがとうございました
！！
当日のお写真などを交えて改めて書かせていただきますが、本当に楽しくって！
あっという間の１時間、最後には歌も１曲歌わせていただきました。
ご参加ありがとうございました。
アンケートにいただきましたご質問にも後日ブログでお答えいたします
今後ともブログでもよろしくお願い致します。
一人で向かった高知。
岡山で乗り換えし、用意していただいた電車の席にたどり着くと・・・
なんとそのお席はアンパンマンシート！！！！！！！！！！！
このシート、列車の中に４列しかないのだとか。
目の前にはジャムおじさん、足元にはカレーパンマン！いたるところにアンパンマンのキャラクターがいてすっごく和みました
高知駅で降りるとこんな電車も発見！
カラフルで可愛い！！
夜遅かったのでお店がほとんど閉まっていて高知名物“鰹のタタキ”には出逢えなかったのですが、一人で小料理屋さんで晩御飯を済ませた高知初日の夜でした
【高知２日目】
２３日はついに大千穐楽。
高知県立県民文化ホールでのこの１回の公演が１月から始まった「売らいでか！」ツアーの大千穐楽です。
好評につき今年の１０月に「売らいでか！」の再演ツアーが決定いたしましたが、私は「ミス・サイゴン」に出演が決まっていますのでこの２月２３日の大千穐楽が２０１４年ツアーラスト公演。
シアター１０１０で初日を迎えた日からまだ１ヶ月程度しか経っていないというのが信じがたいくらい内容の濃い濃い～～～～毎日でした
寒い中、公演後にシアター１０１０の楽屋口で待っていてくださった皆さんの姿、とっても嬉しかったのが思い出されます
高知では再び皆さんと同じ楽屋でワイワイと楽しいラスト公演でした！
皆さん撮ったお写真を載せますね。
まり子役の細田ひなたちゃん。１０月公演も頑張ってね
ひなちゃんとは帰りに一緒にご飯食べました♪
いつも私の事を気遣ってくださり、いろんなアドバイスをくださる正司花江さんと。
飛び出す満面の笑顔！！！！！花江さんの笑顔が大好きです。
そしてこちらは同じく今回の公演で最後となる大和悠河さんと神代産業事務員の制服で！
優しいお姉さんのような大和さん。本当にお綺麗で・・・
お稽古最初の頃から色々と話しかけてくださり嬉しかったです
加藤茶さんと。
加藤さんは本当にお優しくて！
私が貧血だった時には、一生懸命心配してくださいました。
毎朝いろんなお話をしてくださいました。加藤さんの笑顔には、人を幸せな気持ちにさせるパワーがあって・・・
加藤さんとお話をすると不思議と心がホンワカするのです。加藤さんは、大好きな日本一のコメディアン！
そして、最後にこの方。
私の大切な大切な“相手役様”です。
南出元校長先生役の、荒木将久さん。
「売らいでか！」家族最年長の８２歳の荒木さん。
舞台上でのやりとりはもちろん一番多く、荒木さんとのお芝居は本当に毎回楽しかったです。
荒木さんは毎公演前に舞台後ろのセットに座りながら
日本の演劇のいろんなお話を聞かせてくださいました。
これまでにもストレートだけでなく、マイ・フェア・レディ等のミュージカルにも出演されていらっしゃいました。
日本を代表する名だたる俳優さん、女優さんの舞台でのお姿を実際に観てこられた、そして一緒に舞台に立ってこられた荒木さんのお言葉はどれも大変に重みがあり、私にとって心に染みるものばかりでした。
毎公演こんなじゃじゃ馬娘な“敬子”と向き合ってくださいまして、荒木さんありがとうございました。
こうして書いていると出演者、スタッフさん皆さんの事をお一人お一人書いていきたくなります。
「売らいでか！」家族は本当に愛すべき大好きな場所です。
また出逢える事を信じてこれからも精進してまいります。
この作品に出演できたこと、何度もこの言葉を口にしていますが、本当に本当に心から感謝しています。
昨年の７月、「売らいでか！」出演が決まりました。
そして実際に「売らいでか！」の舞台に立つ日を迎えるまでの６ヶ月間の日々は、
全てが不思議で素晴らしい御縁の連続でした。
不思議っていう言葉はしっくりこないかもしれないけれど、
私は私にこんなにも素晴らしいいろんな御縁が巡り巡ってきてくれるのが不思議でたまらないのです。
心に浮かぶ漢字は感謝を超えた“神謝”でしょうか。舞台の神様に。
皆さんからの温かい応援に日々支えられています。
大阪公演中に、いただいたお手紙の中に
「これからも私たちファンを『次はそうきたか！』と思わせてくださいね！」
と書いてくださっている方がいらっしゃいました。
「そうきたか！」
なんていい響きなんでしょう。
サプライズは大好きです。
いろんな意味で「おっと、次はそうきたか！」と思っていただける面白みのある女優になれるよう、
これからも“芸の道”、
そして“女優の道”をいろんな場所を旅しながら一歩一歩、歩んでまいります。
けして１本道では無い、終わりも無い、この道ですが、
歩くことも立ち止まることも、時には寝っ転がることだって自由なこの道。
でもずっと先にあるあそこに行きたいという場所は私の中にあります。
「売らいでか！」に出演させていただき、それがとっても明確になった気がします。
そこに辿り着くための道順ははっきりとはまだ見えないけれど、山や谷もあるだろうし、雨も雪もふるでしょう。
色んな季節の美しさを見ることが出来るでしょう。
そして、今までもあったように多くの人たちとの有難い御縁に巡り逢うことがきっと出来るんでしょう。
そう思うと、すごく楽しみです。
たっぷり歩んだ頃ゆっくりと後ろを振り返り
「私の歩んだ道はこの道でした、さぁ観てください」
と何かを表現することができたらどんなに素敵だろうと思っています。
浜木綿子座長のように。
浜座長は素晴らしいです。私が素晴らしいと言ってはもったいない程に素晴らしいです。
前にも書かせていただきましたが、「売らいでか！」一番最後に浜座長の長ゼリフがあります。
その中でも一番最後の最後のセリフは、たったの一音なんです。
息を吐いたような、たったの、たったの一音ですが、その一音の中には役である「山内なつ江の人生」と演じておられる「浜座長の人生」がそのまま込められているんです。
そしてお客様はそのたったの一音で全てを感じ取られるのです。
これには神の技のような・・・神秘的なものを感じずにはいられません。
私も一音の中に生き様をこめられるようなそんな女優になりたいと強く強く感じました。
浜座長はあんなにも偉大な方なのに、私のお手紙にお返事をくださるような、お優しく愛情で満ちた方です。
子供みたいな表現ですが、浜木綿子座長が大大大大大好きです！
そして「売らいでか！」の家族の皆さんが大大大大大好きです！
ブログを読んでくださっている皆様、応援ありがとうございました。
また、「売らいでか！」に巡り逢う日まで・・・
“南出敬子役、青山郁代”
敬子のセリフ集・最後の一言。
「売って売って売りまくれ！売れるものなら亭主でも！！・・・お疲れ様でした！！」
（売らいでか！テーマソングより）
１９４☆