Gender identityに言及、non-binary・リベラル層の支持を得たBTS

ファンをオスという蔑称で呼ぶ、日本のアイドルたちの笑えない非常識な話題に関連して。

『ファンを蔑称で呼ぶ非常識』

ファンの呼称にバイナリーの性別を入れること自体時代錯誤だと書いたが、その逆だったのがBTS。ジェンダー・アイデンティティにも言及し、アメリカのみならず世界中のノン・バイナリーの人々の琴線に触れ、リベラル層の支持も得た。

またBlack Lives Matterにも寄付しており、人種的マイノリティの支持層も広い。これもマーケット開拓の戦略はあるだろうが、ご存じの通りアメリカのエンターテインメント業界自体、BLM運動を支持するリベラル左派が優勢なので。

"I want to hear your voice... No matter who you are, where you're from, your skin color, your gender identity, just speak yourself." @bts_bighit launch #GenUnlimited @UN @_GenUnlimited #Youth2030 #UNGA pic.twitter.com/kBMKvSjKvq

— UNYouth (@UN4Youth) September 24, 2018

日本のとあるアイドルグループたちはアメリカアメリカGrammyと言いながら、アメリカ社会やその政治・思想について全く分かっていない、興味もないのだろう。

非常識・勘違いが甚だしく逆に驚く。