ドイツでの生活や育児について綴っています。
パニックで、2人の子供の世話を完全に放棄した旦那。処置室の部屋の片隅で一人でぶつぶつ文句を言ってる。私はというと、具合悪くてぐずる娘ちゃんをあやしながら、生後3か月の息子ちゃんに授乳… でもワンオペじゃないんだよね〜 だって旦那がいるんですから。目の前に。
暫くして
私「暫く時間かかるだろうから、一回帰って荷物持ってきたら?」
旦那「じゃぁ何か娘ので持ってくるものはある?」
私「あなたじゃわからないから無理だよ」
旦那「バカにするな!何を持ってくればいいんだよ!早くリストよこせ!」
というので、
下着
パジャマ
靴下
スリッパ
オムツかぶれのクリーム
使い捨ての身体拭き
ヌイグルミ
スムージー
お菓子
バナナ
歯ブラシセット
ヘアブラシ
と書いて渡すと…
旦那「Ach!du Scheiße! Du, mach mal! (クソ!マジか!お前やれよ!)」
と…
「だから言ったのに」
と、軽くキレた。
娘の服がどこに入っているかすらわからないくせに…
結局、まず、旦那が帰り、戻ってきたところで私が荷物を取りに行くことに。
旦那が帰っている間、娘ちゃんには、
「咳が出て具合が悪いから、良くなるまでは、パパとここにお泊まりするのよ。あっくんは、小さいから一緒に泊まっちゃいけないんだって。ママも本当は残りたいけど、あっくんお家で1人では寝れないから、ママはさっちゃんがいなくて寂しいけど、ママとあっくんはお家に帰らないといけないの。ごめんね。パパと仲良くお泊りできるかな?」と聞いたら、
うなずく娘ちゃん。
そしてパパが戻ってきて、私が帰る番。
「さっちゃん。ママとあっくんは、さっちゃんの服をとりに行って戻ってくるから、パパと一緒に待っててね。」
というと、
「ママ〜」
と大泣き。
の所を置いて、パパに任せて荷物を取りに。
その後、荷物を届けて、帰るときには、
「さっちゃん、ママはアッくんとお家に帰るよ。明日の朝またアッくんと一緒に来るからね。パパと仲良く、お利口にしててね。バイバイ。」
というと、
今度は、落ち着いて、手を振りながら、
「Tchüss!!(バイバイ)」
…2歳半の娘ちゃん…
急な成長を目にした瞬間でした。
そして、私と息子ちゃんを送ろうと、パパがドアまで歩いてきたら…
「パパァ〜」 笑
慣れない状況にパニックのパパを、慌ててベッド脇に戻して、
「パパはさっちゃんと一緒にお泊まりだから大丈夫。どきにも行かないよ。頑張ってね。愛してるよ〜。バイバイ。」
とその日は家に帰りました。