【釣行日】 2021年 10月３日（土）
【船宿】 土肥港 とび島丸
【料金】 料金15,000円（オキアミ3キロ、アミコマセ1.5キロ、付餌、氷付き）
【出船】 7: ０0出船、 15:00沖上がり
【釣り物】 真鯛
【天候】 晴れ
【釣座】 右舷ミヨシ
【仕掛】 ビシ鉄仮面80号、ハリス６号９m、４号６m、真鯛鉤９号、２本鉤
【道具】 剛樹真鯛Ltd.230SS, FM800
今日は、いよいよ始まった土肥沖の秋真鯛に行ってきました。いつものテンテンさんと一緒です。昨日は台風１６号が関東地方を通過して、22時過ぎても藤沢では強風が吹いていたので果たして今日の釣りはできるのか！？と思っていたけど、船長に聞くと昨日の土肥は16時頃には風も止んで落ち着いたので全く大丈夫とのこと。
藤沢を２：４０に出発し、土肥には5時前に到着。今日は総勢7名なので、余裕ありますな。
「まっどさん、定年ご苦労さん」と船長
そうなんです、小生、先日還暦を迎え、一昨日の9月末で36年勤めた会社を定年になり、気持ち的には一段楽ついたところ（といっても再雇用でしばらくは会社にお世話になるんだけどね）。さて還暦後、定年後初釣りの結果は如何に！？
6：５０に出船、港の前のポイントで竿入れの時間の7時を待って、投入。
「棚は４５m、ハリス分１５m落としてコマセを撒いて棚取りしてください」と健司船長
食いが良い時は、一投目からバカバカ当たるけど、船中アタリなし。
「二枚潮がキツイなぁ。澄み潮だからハリスを見切られないようにしてよ」と船長
うううう、台風通過した後だから濁りが入っているかと思ったけど澄み潮はキツイなぁ。おまけに潮も動いてない。仕掛けのガン玉や、フロートパイプなどを色々変えてみるけど、全く何も当たらず。1時間、2時間と沈黙の状態が続く。
仕掛けを少しづつ変えて漸くアタリがあったと思ったらサバフグ・・・。これをみた船長は大きくポイントを移動。１００mの深場のポイントを攻める。
船長の指示棚と探見丸の水深を見比べると、ほとんど底近い層を直撃するようだ。こうなると落とし込みをせずにコマセに突っ込んでくるタイに食わせるしかない。
コマセを棚に集中して撒いて棚で待ち、探見丸を見つめる。しばらくすると鯛が入ってきた。ゆっくりと誘いを入れる。と、アタリ！ 真鯛だ！ あげると７２０gの真鯛。1匹あげると安心するね。
「まっど、おめでとう。10時に漸く船中1匹だね。きついね」とテンテンさん
続けてアタリがあるかと思ったけど、続かない。
「コマセが吹き上がっているし、付餌が真鯛の棚にはいってないし、これじゃあ釣れないよ。潮が湧いてきているから上でコマセを撒かない、鉤のチモトにタングステン持っている人はつけて」と健司船長
探見丸をみているとコマセが吹き上がっている。コマセを下でしっかり振る。タングステンをつけて棚取りする。探見丸に反応がはいってきたら、ゆっくりと誘いを入れる。仕掛けをゆっくりと誘いあげた時にぐぐぐっと重み。合わせをいれると乗った！ よっしゃ！ 結構良い引きで1.9kgをゲット！
よしよし、嬉しい！ タングステン効果ありだな。すぐに投入。 同じように誘いをかけるとまたまた重み！合わせるとさっきの鯛より引きが良い！ 3分ほどで2.6kgの真鯛をゲット！
下船後に船長と話をしたら、湧き潮の時は、ガン玉を打って仕掛けを落としても、くの字になってガン玉が先におちて付餌が浮き上がり、真鯛が食いつかない。タングステンをチモトにつけると鉤が先に落ちて真鯛が食いつくとのこと。
湧き潮の時はコマセも吹き上がるので、誘いあげのアクションをつけるとコマセが吹き上がるのと似たような動きになるのかも。船長は誘いあげると付餌がガン玉より先になる姿勢になるので食うとのこと。湧き潮の時はこのやり方かな。
暫くすると潮が変わり、潮も早くなってお祭りが頻発、船長は土肥港沖に船を移動。
このポイントはコマセが吹き上がらず、探見丸の反応をみて落とし込みをしてみる。グン！と引ったくるようなアタリ！ ここで船中アタリが頻発。テンテンさんにもアタリ！ ここで1枚ゲットし、テンテンさんもキープサイズをゲット！やりました。
しばらく時合がつづいたが、終了の時間の15時となり、終わりの合図。あああ、8時間なんてあっという間だな。
そしてなんと5枚で小生、竿頭になりました。定年、還暦に対する真鯛からのプレゼントだったのかな。ありがとう真鯛！ありがとう健司船長！
下船後に船長からいつものレクチャー。今日の潮の状況にあわせた釣り方、付餌の姿勢、ハリスの状態などの説明をしてもらい、フムフム、なるほど、なるほどとまたまた勉強になった。コマセ真鯛は奥が深い。また来て試してみよう。
おしまい
今日の釣果（真鯛５、2.6kg, 1.9kg, 0.7x3、レンコダイ２）
真鯛1匹はテンテンさんに進呈
