2年前の雪の日に | 思い草へ              

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2020年1月27日 PM11時58分。

窓外に雪が降りはじめました *⁂*結晶*⁂*
夢みていた…雪。

そして今、《2年前の今日あなたが書いた記事があります》

・・・と、アメブロさまがご紹介くださった記事に目をやれば。

何と、そこにあった雪の情景*

2018年のこの日も雪だったということです。

 

2020年の今夜も、開け放った窓に無数の細雪が舞って綺麗です。
あなたの窓の外はいかがですか。
ご一緒に今、窓を開けて見ていただけたなら幸せです。 スノウ

 

 

 

【 雪鳥 】

 

 

なにを目印にして 

あなたは私を見つけ出すのだろう 
こんな大粒の雪舞う日 
いつもと一変した 白い世界を飛んで


凍りはじめた窓ガラス一枚を挟んで 
あなたと私は見つめ合う 

こんな大粒の雪舞う日に 
一人と一羽が 心細い小首をかしげて 

 

あなたの嘴が少し動いた気がして 
私は唇を少し尖らせ 小さく長く息を吐く 

「ぴー 」 あなたの鳴き声に似た音が 

窓ガラスを 白く曇らせる 

 

あなたは 小刻みに首をかしげて私を聴く  

黒い嘴の その内側の鮮やかな杏色を開き 
私を真似て  「ぴー」と鳴き応える 

私たちはそれを 幾度も幾度も繰り返す 


こんな大粒の雪舞う日   

 

 

 

PHOTO HIDE
 

☆★ 追記 ★☆

昨夜の雪は、あっと言う間に霙から雨に変わって***

目覚めれば一面の銀世界という、スノウ的憧れは叶わぬ世田谷地域でした。

雪のない場所にいるからこその甘えた憧れですね*


箱根では25cm、河口湖34cm、草津41cm、軽井沢14cm…。

あなたの場所はいかがでしょうか。
積雪による被害や労苦を被る方々すべてが守られますように。

雪をテーマにした過去記事をもうひとつご紹介いたします。

2013年1月14日の雪を描いた詩です。

【 雪の朝 】

 

ほら、あれ

 

光の入り口から

白い気配が流れ込んでくる

 

この静けさは

天から降り積もった音

 

動いては だめ

目で確かめようとしては だめ

 

目を瞑ったまま 味わう

空から来たものの気配

 

目を瞑ったまま 待つ

名前をつけられない衝動が羽化する瞬間

 

そして 一気に飛び立つの

光の入り口から

自分の出口に向かって!

 




PHOTO  KAGAYA
 

写真は大好きなKAGAYAさんからお借りしました。
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