昨日、緊急入院していた夫を迎えに行った帰りにテレビを買いました。
一軒家の寝室が2階なのですがここにテレビを設置する為です。
家のストレスの一つは、日常の音(トラクターや来客)と家に来る訪問者(心配して下さるのはありがたい事なんですが、多いのです。)が入りやすいオープンな1階。
テレビと医療用イスを2階の寝室に設置することで日中穏やかに過ごせるのではないかと。
医療用のいすは一昨日届いたのですが、夫は入院しちゃったので未使用。
昨日使ったらぐっすり眠れて体力も回復した様子。
痩せてお尻の肉がなくなってしまったので寝たきりの姿勢を変化させられるのが良かったみたいです。
テレビも疲労してる中、自分で選んで(即決)買ったので満足。
DVD機能付きだからpetite madameも嬉しいだろう、って。
ご機嫌でしたし、顔色もよくて食欲も久しぶりにありました。
Mと3人でお昼食べたり、同じ部屋で昼寝したり、笑ってました。
ちなみに今日はクレープの日らしく、クレープを作って夫は2枚食べました!
すごく久しぶりに私が作ったものを食べてくれた夫の笑顔が家で見ました。
嬉しい。
毎日会ってるのに、「会いたかったよー!」って心の中で思ってしまいました。
どうか、治りますように。
また、義理の姉がBeljanskiというかたの薬(免疫療法?)がいいのではないかと義理母と一緒に聞いてきました。
明日3回目の抗がん剤治療FOLFOXで、その前の面談で医者に聞いてほしい、との事。
なんでも試してみるには越したことはない、
夫に合えばラッキー、と思ってます。
治ってほしい、という気持ちは共通、
でもなぜか恐る恐る感、つまり私が反対するのではないか、と思ってるような雰囲気があったのは気のせいでしょうか。
正直、「すごくいいね!」とは思ってませんが、先述の通り良さそうなら試してみよう。
というスタンスです。体の免疫力を上げたり、健康になる事に越したことはないので。
私はどちらかというと、抗がん剤治療とその後の医療の選択肢の可能性を調べたい、知りたい、というのが現状です。
放射線治療とか、ある段階での手術の可能性とか重量子線治療とか、
どうなのか、フランスでできるのか、どこで、どう判断されて?
なぜなら、今の近くの総合病院では指示された抗がん剤治療の処置しかできないのです。
あとは大きい街の総合病院から週2日来る癌専門の先生の判断待ち、
しかも私が12月から希望してるのにまだ会ったことがないという。
そんな先生に夫の命を全てお任せ、できるとは思いにくいのです。
ここが義理母達との考えの違いだと思います。
彼女らは全面任せる、って感じなのです。
それ以外ない、と。
勿論悪くはない事を願いますが、私は最低限以外は望めない可能性が高い気がするのです、
今のFOLFOXは納得してて、これは少なくとも夫の血液検査結果の内容次第ですが各2週間があと3回は計画されてます。
この治療が続く間は、ある意味FOLFOXが効く事、肝機能が改善してFOLFIRINOXにできるかどうか、で様子を見るしかない。
でも、その後の準備をしたいのです。
抗がん剤が効かなくなった時、もし腫瘍が小さくなって何等か次のステップの可能性が出た時、なんだかわからないけど何らかの可能性がある時、
最善の選択肢があるようにしたい。
今Gustave Roussyというパリの病院に書類を送ってセカンドオピニオン待ち。
また、これもパリのInstitut Curieという病院の電話番号を入手し(ネットに合った番号だとつながらない。)セカンドオピニオン必要書類のリストをもらいましたので明日お願いしようと思ってます。
義理の母には説明をカタコトでしたつもりですが、おそらく左耳から右耳を通り抜けてあんまり聞いてないと思われます。
「この異国の娘(アラフォーですが)は何考えてるのかしら?」
自分の娘の話は真剣に聞くわりに私のやる事にはいまいち反応薄い事から、伺えます。
義理母は解りやすくて好きですけどね、裏表がなくて。
ああ、それぞれの思いがあって、でもぶつかってはないけどチグハグ。
他にも義理家族には一時の熱で慌てふためく事はない、緊急外来に行って変な菌をもらっちゃうほうがリスク、とか説明しても次の日にはまた騒ぐ。説明したのに。
こういうストレスは良くないです。
明日、3回目のFOLFOXイケるか?
Mは爆睡、
夫は寝る姿勢を模索中、
よく眠れますように。