38.4℃の熱。。。 | 夫はフランス人、膵臓癌になりました (ワイン畑の中の3人家族)

夫はフランス人、膵臓癌になりました (ワイン畑の中の3人家族)

フランスで出会い、嫁ぎ、娘が生まれて7か月、夫が膵臓癌になり、2020年4月に旅立ちました。闘病の記録として始めましたが、その後の日々の生活や想いも綴っていこうと思います。

今日は朝から夫は朝から疲れてました。

朝食だけは栄養コーヒードリンクをM3人で取れて良かったのですが、そのあとはもうグッタリ。

昼もヨーグルトのカップ一つのみ。これも辛そう。

水分撮る時に栄養ドリンクも一生懸命2本飲んでるので1日の必要カロリーや栄養は大丈夫かな、と。

 

昨夜の便秘事件の反省もあって便秘用の薬はちゃんと飲みました。

その便秘事件の為に夫は睡眠不足もあり、おそらく精神的に落ち込んだような気がします。

昨夜は2人にとって辛い出来事でした。

精神大事なのに!

私が励まさないと!菩薩のようにならないと!大きな心を持たないといけないのに!

切り替えていきます。

 

その夜、夫は何も食べれずに就寝に入りました。

体温は買ったら38.4℃!

 

え、これって良くないんじゃ。確か看護婦さんが38.5℃以上だったら連絡してって言ってた!

病院、連絡しようとしたら夫が猛烈に嫌がりました。

 

夫「大したことないから。病院行ったって寒いとこで待たされて余計悪くなるだけだ!」

 

無視して、病院の連絡先一覧からそれらしいものに電話するも夜つながらない!

 

義理の妹にメールで相談したところ、義理妹が義理母に連絡し、義理母が義理弟に連絡し、義理弟が家に来ました。(隣の家、同じ敷地内)

家族は皆「いつでも何かあったら遠慮なく連絡して!」と日ごろから言ってくださってます。

 

義理弟が寝室にいる夫に「どうする、SAMUに電話する?」

夫「大丈夫だから、明日朝になっても熱あったらどうにかする。」

 

義理弟となんかあったら連絡取り合おう、という事で一旦落着。

 

でも義理妹からメールが来て「義理母が15に電話したからそっちに医者から電話が来るから!」と。

 

どうやら15にかけると医者が事情を聴いて診断してくれるシステム、

SAMU (service d’aide médicale urgente) 緊急医療の電話番号らしいです。日本だと119みたいな感覚なのでしょうか?

 

そして夫の電話にかかってきたので出ると、

38.4℃は旦那様の病気にとっては危ない可能性があります。病院に行けますか?」

その後夫に電話を渡して話してもらいました。

結論、熱が下がろうとも明日朝8時に病院に行くことになりました。

 

夫も了解しましたし、私もとりあえずは寝れます。

自己判断だけで取り返しのつかないことになるのは怖いです。

ただ、夜中に急激に体温上がったら即病院を考えてます。

 

※つい3日前に耳に入れるとピッと体温が計れる体温計を買ったので簡単!

 

さて、私は義理妹にメール、義理母と義理弟に電話で一連の報告をしました。

 

なんだか、温かい家族で心がホッとしました。

ありがたいです。

 

しかし、15番、実はかけてみたらって言われてかけたのですが、つながらなかったのです。義理の母はどうやったのでしょう?

フランスのシステムを一つ学びました。(マスターはしてませんが)