入院生活 | 夫はフランス人、膵臓癌になりました (ワイン畑の中の3人家族)

夫はフランス人、膵臓癌になりました (ワイン畑の中の3人家族)

フランスで出会い、嫁ぎ、娘が生まれて7か月、夫が膵臓癌になり、2020年4月に旅立ちました。闘病の記録として始めましたが、その後の日々の生活や想いも綴っていこうと思います。

月曜日に2回目のFOLFOXをして、先日の感染の為に木曜まで入院のはずでした。

ところが、水曜日に39℃の熱が出たので入院が延長、月曜か火曜日までらしいです。

夫はむしろ気分が良かったのでビックリしました。

家だったら体温測っていなかったと思います、これからは家に戻っても毎日体温チェックをしようと夫と学んだ一件でした。

 

ここのところの入院生活↓

FOLFOX投薬中の最初の3日はお腹あたりの痛みもあり1日中グッタリしていましたが、

夫は足がむくんできたので5分ほど病院敷地内を歩くようにがんばってます。

お腹がぼよん、と張ってるので少し心配(腹水というやつ?)しましたが、お医者さん曰はくガスがたまってるそうです。優しくなでるようなマッサージを学び、夫もまんざらでもない感じ、効いてるようでした(ガスが出てきた)

1日のほとんどはテレビを見て過ごしてます。

 

私は日々、Mを義理母に預け朝から夜20時くらいまで病院で過ごしています。

野菜と鯖缶とりんごを持参して夫と一緒に食べています。

夫はフルーツのカップやヨーグルト系のカップ、あとは栄養ドリンク(200ml 300kcal)。食欲ない中でもフルーツ系ならいける事を発見。

食べるのが大好きな夫、治療が始まってから食べる事が苦痛だった中、食べれるものを見つけて嬉しそうです。

 

病院に通う事により色々と学べました。

痛み止めと抗生物質と吐き止めとストレスを和らげる薬と胃薬。

 

今までより薬の数が多くて、退院後に何がどういう薬で、どういうタイミングで、どれくらいの量を飲むかが解らず心配だったので看護婦さんに説明をお願いしました。

 

親切で明るい看護婦さんは、時に夜20時過ぎにも拘らず色々と質問する私に丁寧に、多少英語も交えて説明して下さいました。

 

この近くの総合病院は皆親切でまじめでとてもありがたいです。

前向き、明るく、やさしく、こういう伝染って大事なんだな、と思い出させて頂きました。

 

夫の痛みやら薬やらがひと段落して、寝る準備ができたころに変えるようにしてました。

苦しんでいる時、夫のそばに居る事で、少しは何かが和らぐかな

 

夫「君がいて本当に良かった。」

それなら私も嬉しい。

 

一緒にテレビでコロンボとか(フランス語でわからないけど、それなりに面白い)見てる時間、

一緒に食べてる時間、

大事にしたいと思います。