アントワープ弁のパン | アントワープで一番古いカフェ・Cafe Quinten Matsijs

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アントワープで1565年から続くカフェ・クイントンマセイスの女主人の日記です。ベルギー人の旦那とともに、今夜も酔いどれ。

先日アントワープの古いパン屋さん、Goosensで買った”Toontje”が、すっかり気に入って、昨日の朝もいそいそと、買いに出かけました。

つぶつぶのいっぱい入った”Toontje”はもちろん、レーズンとナッツのパンも。
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で、ふと目に止まった、茶色いパン。
”Goossense kuenings”と書いてあり、アントワープのビールDe Koninckを使ったパンという説明がありました。
ほほぅ~、これは食べて見ぬわけにはいくまい。
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これも、つぶつぶがいっぱい入ってます。
そして、お口にいれると香ばしさと、なんともいえない風味が・・・
De Koninckの風味でしょうか?
美味しいです。

さて、それにしても”Goossense Kuenings”とは、何ぞな!?
”ゴーセンス(パン屋の名前)のクーニングス”ということになるのだが、”Kuenings”とは?
初めて見る綴りだ。
家に帰って辞書を引くも、見当たらない。
で、聞いてみると、これは”Koninck”のアントワープ弁。
つまり、コーニンクというところを、クゥ~ニングスと、訛っているのだ。
”Koninck”はアントワープのビールの名前で、王様の意。

ほう、アントワープ訛りのパン、可愛いじゃないか、わらわは気に入ったぞよ!

Toonjeには、ひよこ豆のペースト、フムスとラディッシュのお漬物、
アントワープ弁には、アーティチョークのペーストで頂きました。
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