ベルギーチック | アントワープで一番古いカフェ・Cafe Quinten Matsijs

アントワープで一番古いカフェ・Cafe Quinten Matsijs

アントワープで1565年から続くカフェ・クイントンマセイスの女主人の日記です。ベルギー人の旦那とともに、今夜も酔いどれ。

本日はブラッセルに用事があるので、ついでにあの王室御用達のチョコレタリーで、マロングラッセを買ってくることに。

数があまりない日もあるので、昨日予約の電話をしておきました。
友人達のも入れて、25個。

電話に応対してくれたのは、若い女性の店員さん。

Q「マロングラッセを25個、明日行きますので、取っておいてくださいます?」
店員さん「あ~、ちょっと待ってください、あるかどうか観てきますから。」

あ~、やっぱり予約するの、遅かったかな・・・

店員さん「17個しか、ないんですぅ~。」
Q「17個ですかぁ・・・(まあ、17個でもいいけど・・しつこいQは念のために聞いた)明日は新しく入ってきたりしないんです?」
店員さん「あ、ああ・・・そうだ、工場に行けばあると思います。
電話番号教えますから!」
Q「??? えっ、あたしが工場に電話するの?」

お客さんが工場に直接電話するってありなわけ!?
ここは、王室御用達の高級店だというのに・・・

店員さん「あれば、そちらに行ってください」
Q「え、えっ!?あたしが工場に取りに行くの!?」
店員さん「大丈夫ですマダム、ブラッセルですから!!」

いや、そういう問題だろうか・・・
このへんから、Qはだんだん笑えてきた、オモロイヤナイカ。

Q「私ブラッセルはよく知らないから、工場へはいけないわ~。お宅へはイケるんだけど。ねぇ、明日は工場からの、デリバリーっていうのはないのぉ~?」
店員さん「さあ~、電話をしてきいてみないと・・・。」
Q「それは、あなたの方でやってもらうわけにはいきません?(ほとんど意地悪なおばさん)」
店員さん「あ、ああ・・・ちょっと聞いて来ます。」
と、上の人に聞きに行った。

そして戻って来て、きっぱり、「わかりました、工場に問い合わせます!」
Q「どうもありがとう。じゃあ、工場から来るのなら25個、来ないのならば、今お店にある17個を取っておいてくださいね。」
と、電話を終わろうとすると、

店員さん「マダム、待ってください。工場に聞いてから、お電話しますから、お電話番号を教えてください!」

なんだ、親切なんじゃん!
そして、ほどなくして、御用意できますというお返事をもらったのでした。

なにがっていうと、わかんないけど、なんかベルギーチックなんですよね~。(笑)

本日お店で迎えてくれたのは、とってもカッワイイ女の子。
昨日の娘にちがいない、”用意できてますよ!”てかんじのまんべんの笑顔。
mary.jpg


いろんなお店からマロングラッセでてますが、今のところQはこちらのが一番お気に入り。
大粒で、とってもしっとり、甘味もひかえめ。
コーヒーやお紅茶にはもちろんだけど、お抹茶とよく合うのですよ。
マロングラッセ.jpg

まるで、Qにお手前ができるかのようですが、茶筅をでたらめにシャカシャカ振ってるだけです。(笑)

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