母を自宅介護していた頃のことをブログに書きながら、

 

 

母を見送ってしばらくしてから見つけた介護ブログのことを思い出しました。

 

同居のお義母さんの認知症の様子を「フェアリー」と表現して、とても暖かく描いた漫画メインのブログでした。

 

お義母さんとおばさん(お義母さんの独身の妹)も同居なんですが、3人の子ども達(お姉ちゃんと双子の男の子)がおばあちゃん達に優しいのも微笑ましい。

 

こんなに穏やかな介護もあるのね~と、少し羨ましく思いながら読んでいました。

 

それでも、フェアリー状態は加速していくし、離れ(お義母さんたちの住まい)でブザーが鳴るとすぐに駆けつけるのは、大変だろうにエライな~

 

 

介護ブログとして有名になり、本にもなった「7人家族の真ん中で」です。

 

 

 

介護の日々が遠くなるにつれて、ブログを読む頻度も減っていき、お義母さんも、おばさんも亡くなって、ほのぼの家族ブログになってからは、読むこともなくなり、、、昨日は久しぶりの訪問でした。

 

 

「ブログで描けなかったこと。」というバナーを見つけて、クリックしてみると。。。

 

 

それは双子の男の子のことを書いたnote記事でした

 

24歳の二人は、現在ひきこもり。二人とも、診断では発達障害のグレーゾーンということでしたが、こだわりがそれぞれに強く、親子ともに苦しんだ時期が長かったそうです。(意思疎通が難しく、物を壊したり、措置入院も)

 

 

離れのブザーで呼び出される介護の時間は、実は息抜きだったと書かれていました。フェアリーにならなかったおばさんは、最後まで「二人ともいい子たちだから」と励ましてくれて、とてもありがたかったとか。

 

 

介護ブログが、ほっこり暖かだったのは、ブログ主さんのお人柄だけじゃなく、お義母さんやおばさんとの、愛情あふれる繋がりがあったからなんですね。

 

愛読していた時期に、同時進行でこんなにヘビーな毎日があったとは、知りませんでした。

 

 

子どもさんたちとの24年間が、20話にまとめられています。有料記事(100円)ですが、途中まで読めるようになっています。

 

 

ここで書くお話は、発達障害の子育てサクセス・ストーリーではありません。たった24年の間に彼らは両親とのボタンのかけ違いでたくさんの辛い思いをしてきました。死にたくなったこともありました。いつもそばにいた私は手を繋ぐことも手を離すことも許されず七転八倒の子育てをしてきました。ただ、ケンがぽつりと言ったひとことで私の息苦しさは180度変わりました。それは…

 

 

「7人家族の真ん中で」が、介護真っ最中の人や、わたしのように介護振り返り期の癒しになったように、こちらの記事も、必要な人の心の拠り所になるのではと思います。

 

子育てに正解はない。

いつだって最善ピンクハートですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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