卒業式 | Andante♪  -Nonの小部屋-

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今日は次男の卒業式でした。




…次男の育児は悩み多きものでした。


次男は、素直で育てやすかった長男とは対照的で拘りが強く、頑固で育てにくい子でした。





小さな頃からちょっとグレーかも、と思う瞬間が実は何度もありました。


でも、私の予想に反して幼稚園でも小学校でも特に問題も起こさず、不適応も起こさず時が過ぎ、やっぱりグレーだと思ったのは私の勘違いだったんだ、と胸を撫で下ろしました。


それでも変わったところはあって、みんなでキャンプに行った時、他の子は川で遊んだり魚釣りに興じているのに、次男だけはテントの構造に興味を持ちずっとテントの観察をしていた。


その頃にはそれはグレーなのではなく、きっと次男の個性だよね、と私は思っていました。



様子が変わってきたのは小学校5年生くらいの頃。

実力テストで、いきなり県下で理科1位と算数10位の成績を叩き出し、難しいことをとつとつと語り出したのです。


ものの考え方も人とは少し違いちょっと変で面白い。


あれ?と思っている間に思春期に入り、元から少し変わっている子だったので人付き合いは得意ではなかったからか人付き合いを避けるようになり、自分の殻に閉じ籠り、中学校に全く行かなくなる。



心療内科で調べてもらった結果次男はギフテッドでした。



そこから私の悩み多き日々が始まりました。


何とか学校に行かせようとしたし、困り果てて全寮制の学校に入れることも考えた。


その時の次男が一番荒れていたと思う。


この子はなんでこうなんだろう。頭がいいんだからちょっと考えたら分かるだろうに。

普通に、正しい道を歩んで欲しいだけなのに…


と思ったとき、ふと普通って何だろう?


正しい道って何だろう?と考えた。




何が普通で、何が正しいかよりも、ただ私は次男がどんな次男でも今もこれからも楽しく笑顔の人生を送れたらそれでいいんじゃないかな、と思った。




そこから私は次男の全てを肯定しました。


私はただ、次男は必ずいい方向に自ら進んでいける力を内在している存在だと信じ、その存在を丸ごと肯定すること、これだけをすれば充分なのでは、と思い今に至ります。



その後の高校生活は、やはり似たような子達が集まるのかお友達もでき、ゲームを一緒に作ったり、ゲーセンやカラオケに行ったりと楽しく過ごせたようでした😊



そして、今日卒業しました。



中学校卒業の時も言われたけど、「あなたが母親で本当に良かった」と言ってくれました。



感謝を形にしよう、という課題がでていたそうで、ブレンダーの神と言われていた次男がこんなのを作ってくれました😊





確かに形になっているけれども…笑


次男のそういう洒落たところすごい好き爆笑ドキドキ




デスクに飾っていつも見るねドキドキ







It's not  important to go the right way.


The way you are going is right.




正しい道を行くことが大切なのではない。


あなたが行く道が正しいのだ。




今日でやっと一区切り。


春から次男は大学生になります😊




やはり大変だった分喜びもひとしおで


行きの電車からもう泣いていました…笑





You were right.


So my decision was probably the right one.









今日の手作りアクセサリー