は~い、魔導師マダム・ミドリーヌよん
昨日、仕事が終わって携帯を見たら母から2回、兄から1回、電話が入っていた。
母からはともかく、兄が私に電話してくることは、ほんっとうに!!滅多にないから取りあえず母に電話したら
母が右膝の半月板を損傷して一時歩けなくなったらしい。
原因は老化なのだが母は今年で90歳になったので、今までゆっくりでも1人でテケテケ歩いてたほうが
ある意味不思議だったのかも知れない。
独身の兄は一応、母と同居はしてくれてるけど店を経営してるので日中は側にいられない。
で、私に電話してきたのだが、その言い方がふるっている。
「様子を見にきてくれてもいいのよ」
(笑) 出た、お嬢様系ツンデレババア。
素直に「不自由だから来てくれ」と言えば良いものを
「きてくれてもいいのよ」(笑)
と言うあたりは腐っても鯛、いやいや昭和ヒトケタ女の矜持とでも言おうかやっぱり弱みは見せたくないのだな。
昔はその物言いが好きではなかったけど、今はこちらにも笑える余裕が多少できているので
行ってさしあげたわ。
歩けなくなったと言うから寝たきりにでもなったのかと思ったら杖をついて歩いている。
ただ、洗濯物を干したりするのにしゃがんだりする時に膝に激痛が走るらしい。
私も今の外仕事はやっと2週間経って仕事の手順を覚え始めたところなので
母の面倒は仕事帰りじゃないとできない、と言ったら
「昼間の事はヘルパーさんに頼むことも考えてるから」
と言う。
娘に対してはツンデレだが、自分の状況を把握して対処しようとするあたり、90歳になっても
冷静な判断力は失ってないなと思う。そこらへんは私が凄く尊敬してる点だ。
幸いなことに今の職場は実家まで電車で2駅の距離なので、これからは週に2~3日くらいは顔を見に退勤後行こうかと思っている。
別に年老いた母のことを考えてその職場を決めたわけじゃないけど、これも天の采配なのかと思う。
たぶん、一緒にいられる時間はもうそんなに長くはないだろうから。
ここまで読んでくれてありがとう。
貴女に幸福の光が惜しみなく降り注ぎますように。