は~い、魔導師マダム・ミドリーヌよん
母が半月板を損傷して歩けなくなったことをFBで呟いたら、お母さまの面倒を観ている方から
コメントがあって、その中に
「優しく出来ない自分に腹が立つ」
と言うのがあったのね。
こう言うと私も酷いと言われるかもしれないけど
優しくできなくてもいいんじゃない?
と思う。いや、だからって虐待しろと言ってるわけじゃないのよ。
優しく接してやれない自分はダメな子供だと思う必要はないってことです。
だって自分だって結婚して自分の生活があるんだから、その時間を割いて親の面倒を見に行ったり
しているわけじゃないですか。
自分の家庭も守り、親の面倒も見てなおかつ、常に優しくいるなんてそれは期待を押し付けすぎてるというモノだ。
思い通りにいかないことにイラつくこともあるだろうし、親の面倒見ているのだって誰かに褒められるわけじゃない。
ヘタな人に愚痴言おうものなら
「そんなこと言っちゃダメ」とか「親孝行だと思って」とか何の慰めにもならないクソバイスしか返ってこないこともある。
そんな時に自分は親に優しくしてやれない、なんて自分も自分を責めたら、もうどうしようもない。
介護の事は介護した人にしか判らないことがいっぱいあるし、してる人にだって色んな考えの人もいる。
でも、介護される側に人権があるように介護する側にだって人権がある。
育ててもらったから面倒をみて当たり前、全部ひとりで背負えと言うのはどうかと思う。
幸い母は亡父の介護でのことがあるから自分で無理なことはヘルパーさんを頼もうと思うと言ってくれてる。
中にはそれすらも良しとしない人もいる。
老親はわがままである。でも、子供だからと言ってそのわがままに全て応える必要もない。
親の事を気にかけていることですでに親の期待に応えているのではないか。
自分で自分を責めてはだめだ。貴女は良くやっている。そう思っていいんだよ。
貴女に幸福の光が惜しみなく降り注ぎますように。