一縷の望み | 食道がん ステージ3 おやじと家族の日常 2023〜

食道がん ステージ3 おやじと家族の日常 2023〜

2023年、一家の大黒柱のおやじ(50代半ば)が食道がんになり、普段は家族全員病気とあまり縁がないのでどうしていいか全く分からず情報を調べたり人に助言を頂いたり試行錯誤している記録です。
病気のおやじ中心ですが日々思うことも書いていきます。

今日は転院予定の病院に初めて行く日。
最悪なことに、おやじは昨日、焼酎パックを全部飲んでいた。朝も全く起きないし、やっと起こしても運転できない状態。呂律も回らず着替えもなかなかしない。

もう出発しなければいけない時間なのに。

…「いい加減にしてよ!!何の為に休んだと思ってるの!?ちょっとは周りのこと考えてよ!」

抑えていた感情が爆発して泣いてしまいました。

おやじも飲まなきゃやっとれないのは分かるから、黙認してたけどこれは違う。もともと酒タバコが原因で病気になっているのに。

なんとか泥酔状態のおやじを車に乗せて、高速で約1時間ほどの病院へ。

がん専門の病院。

昼過ぎの予約なのに、人が多い。この人たちのほとんどががんなんだろうか。おそらく脱毛し、キャップをかぶっている人も。世の中には、こんなにがんの人がいるんだ。

診察予約13:30の45分前に来てとあったので12:30ごろ来たが、受付だけでめちゃ長い。紹介状のデータ受け、現在のお薬状況、治療のデータを使用していいか、近辺の検査期間検査した場合、先生がネットでデータを閲覧していいかなど。余裕で診察予約時間を1時間ほど過ぎ、やっと先生の診察にこぎつけた。

消化器科、ではなく、薬物療法科での診察でした。紹介状がその科だったみたい。

判断は、基本はおなじ。

ただ、首にあるのが、もしかしたら歯からきてる炎症かもしれないから、それをCTを取り直しと、内視鏡やり直ししたいらしい。前病院のCTでは首が写ってなかったそうで。
やっぱり首もなら、前病院と同じ抗がん剤治療みたい。完治は難しく、付き合っていくしかないと。