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まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

何の役にも立たないが、特段面白い訳でもない。ましてや間違っても何かの為になど毛頭ならぬこと十全に請合う。勿論誰がどうみても上品であるはずもなく、履歴書に読者と書けば間違いなく不利となる。有閑男が白昼夢で口走る400字の戯言寝言放談放屁。それが神戸ニニンガ日誌

「神戸ニニンガ日誌」(第3,327号)
 

○「探偵!ナイトスクープ」に「『サザエさん』を全話暗記する男」。サザエさんの漫画全6032話を全話覚えている。どんなお題にも「それサザエさんにあります」と言い、その漫画を紹介することができる。

 

○「探偵」「物価高」「殺人」などのお題に軽々と答えた。私も長谷川町子の「サザエさん」や「意地悪ばあさん」はかなり覚えているが、この依頼者には敵わない。

 

○2014年10月31日の当欄で、私は『南方熊楠全集 別巻2』(平凡社)について書いた。別巻2には全集の総索引があり、その目次を見て「熊楠が記してきた題から内容を想像して過ごすのだ」としるしている。あまつさえ「驚くのは、私が興味を持ったものはほとんど既に熊楠が考察済みであることだ」

 

○その段で言うと2009年からの当欄も本日で3327号となるので、偏りはあるもののそれ相応の幅でもって論を展開してきた。当然ではあるが「探偵」「物価高」「殺人」についても何度も取り上げている。とはいえサザエさんの人には敵いません。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,326号)

○思えば今年もあと6日しか残っていない。年をとると時間経過を早く感じるが、24時間は誰にとっても同じ尺で過ぎている。

 

○実験では、赤部屋では30分で1時間と感じ、青部屋では1時間で30分と感じるらしい。番組「芸能人格付けチェック」の【A控え室】のような赤い部屋に居れば倍楽しめる。何を?

 

南伸坊は『ぼくのコドモ時間』で、1枚のレコード盤に例えた。レコードの針が1周する時間は、最初の大回りも内側の小回りも同じ時間である。しかし、その距離は全然違う。距離は徐々に短くなり、密度が高まる。

 

○「密度が高まる」と書いたが、それは人による。何も考えなければ、時間は無為に過ぎてしまう。頭で考え続けることで、時間感というか、時間感覚の密度は詰まっていき、脳内で「赤部屋効果」が出るのではないか。

 

○では私はこの6日間をどのように過ごせばよいのか。144時間の内確実に20時間はビールを飲んでいると思う。30時間は寝ている。20時間は食事だろう。私は残りの74時間を無駄にするわけにはいかない。のか。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,325号)

○朝日・岡崎明子編集委員は「コロナ禍前に戻らぬ病院」を書いた。

 

○コロナは昨年5類に移行したが「なぜ病院は今もコロナ禍なのか」と問う。静岡病院の岩井一也氏は、面会制限によって「感染症が減り死亡者が減るという明確なエビデンスはない」と言う。逆に面会を制限すると、「回復が遅れるとかせん妄が生じやすくなる」という報告はたくさんある。

 

○同病院では患者がコロナ感染していても「容体が悪化したときは家族を呼んだ」という。それでも、コロナ感染の入院患者数は面会制限している他病院との差はない。

 

○何故面会者だけがいまだに「週1回」「15分まで」なのか。「そのルールは誰のためなのか」
 

○面会制限は「病院が家族に対応しなくてもよいというメリットもある」という意見があり、岡崎氏は「病院にとって都合のいいルールだとしたら、あえてそれをなくそうという力が働くだろうか」と述べる。

 

厚労省は病院側に判断を委ねるが、岡崎氏は、厚労省に「はっきりと『コロナ禍前に戻すこと』と示す」必要があると締めた。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,324号)
 

○「探偵!ナイトスクープ」で「人は生きているだけで偉いのか」。桂二葉探偵が町に繰り出た。死にかけたことのある人は「生きているだけでエラい」と言い、他の男性は「エラくない。何かに役立たないと」と言う。

 

○双方の意見が拮抗し、高校のディベート部に討論をしてもらった結果、否定派が勝った。今日ビの高校生は凄いなぁ。明石家さんまは「生きてるだけで丸儲け」の人なので、肯定派であろう。もし私がそれを問われたら何と答えるだろう。

 

○生きている=偉いとなると、生きてない=偉くない、になるのではないか。私は未だ生まれてない人やもう生きていない人が「エラくない」とは思いたくない。とはいえ、生きているだけでエラくない人も居るように思う。

 

○私は生きていることは「ありがたい」ことだと思う。それを当たり前だと思わず「有難い」と思うことで、育てて呉れた人、教えて呉れた人への感謝や慈しみがうまれる。

 

○二葉さんは「そんなもんに答えなんか出えへんわ、アホー」と締めたが、おそらくそれが正解だと思う。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,323号)
 

○映画「型破りな教室」。年末に今年屈指の珠玉の名作をみた。

 

○2011年のメキシコ・マタモロスの小学校での実話。通学路に死体が転がり、常に犯罪の臭いがする危険な地帯。先日のラジオではメキシコには「マチスモ」という男性優位思想が残り、女性の地位は低く意味なく女性が殺されているという。

 

○環境も教師も何もかもが最悪の学校に赴任した教師フアレス。型破りな教え方で、子供達の瞳が輝き出す。「誰がボスかを判らせてただ従わせればいい」と言う校長もフアレスの「君たちには無限のポテンシャルがある」という発明的な教え方の効用に気づいていく。主役は子供達だ。絶望的で困難な現実社会に生きる。

 

○先日、大阪市城東区「土間シネマ」の吉田さんに映画「いまを生きる」を教えていただいた。ロビン・ウィリアムズ演じる教師が型破りな教え方をする。探究や真の学びがない画一的な教育では「人間」は育たない。

 

○ラスト、私の隣のおっちゃんは号泣していた。俺じゃないよ。

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「神戸ニニンガ日誌」(第3,322号)
 

○ナベツネが死んだ。渡辺恒雄という98歳の御大だ。本来は私が軽々しくナベツネと呼べる筈もないが、この人は多くの日本人からそう呼ばれてきた。

 

○良くも悪くも多くの日本人に知られていた。新聞人でこの人以上に有名な人はいないだろう。日経新聞は「日本の新聞界を代表する重鎮」と書いた。コラム「春秋」によると、ナベツネは「小学校で詩人、中学で哲学者を志した早熟の人」とある。生まれ変われたら? という質問に「それはもう、新聞記者ですよ」と答えた。

 

○キャスターの反町理は、ナベツネが「プライムニュース」に出演した後、自筆の手紙が届いたという。達筆すぎて読めなかったようだが。日経新聞・芹川洋一編集委員の後輩記者にも激励の自筆手紙が届いたという。

 

球界再編時に選手会長の古田敦也に「たかが選手が」と発言したが「1千万部」という部数は主筆を裸の王様にしたか。

 

○墓碑には中曽根康弘元首相が揮毫した「終生一記者を貫く 渡辺恒雄之碑」と刻まれる。

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「神戸ニニンガ日誌」(第3,321号)

○尼崎で、中島らもさんの没後20年特別展「ぼくがうまれたまち」が開催中だ。らもさんは、昭和27年に尼崎に生まれた。

 

○らもさんの原稿は原稿用紙に鉛筆だった。1987年の『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町』は、コクヨの「ケー70」だ。

 

○1991年『西方冗土』は、LIFEの「C-155」用紙で、同年の吉川英治文学新人賞の『今夜、すべてのバーで』と、日本推理作家協会賞の『ガダラの豚』は、紙の右に「有限会社中島らも事務所」「LIL-LIPAT ARMY」大阪市中央区伏見町の住所と「伏見ビル36号」とある。このビルは現存している。

 

○2001年の原稿『ロバに耳打ち』は、口述筆記となっていて、美代子夫人が書いている。原稿用紙の上部に「(有)中島らも事務所」大阪市天王寺区玉造元町の「光栄ビル301号」となっているが、このビルは現在はない。「最後の小説」と言われている近未来私小説『ロカ』もこの用紙だが、自筆である。この小説は未完である。原稿用紙に五線譜と音符まで書いてあり、らもさんの執念を見た。1月19日まで。

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「神戸ニニンガ日誌」(第3,320号)

○北九州市で中学生が刺され、女子生徒が死亡した。

 

○産経新聞は「絶対に犯人を検挙すべき」と強く訴えた。「断じて許されない」「刑事警察の正念場」と主張。

 

○袴田巌氏が再審無罪となった。弁護士と作家が両極端な意見を載せた。(17日、朝日)死刑賛成弁護士の高橋正人は、冤罪が起こることと、それを受けた死刑制度廃止論は「論理のすり替え」だという。あまつさえ「死刑執行の様子を公開するのであれば」遺族同意の下で犯行現場と遺体の損傷状況も公開すべきだと。

 

○作家の森巣博は「死刑は国民の名で行われる国家による殺人」とし、公務員に殺人を代行させてしまっているのは「重大な不正義」という。そして裁判員制度に倣って死刑を国民の義務として「市民に死刑執行を担当させる」べきという。「凶悪犯罪者は殺していいのだとあおるメディアと、死刑を殺人と自覚しない市民の共犯関係を、どう崩すか」が「カギ」だという。

 

○北九州市の事件などを見ても、私はどちらかというと厳罰は要る、ように思う。死刑よりも禁錮百年とか。

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「神戸ニニンガ日誌」(第3,319号)

○新聞で南信長が読書体験を描いた漫画を3つ紹介した。①『黄色い本 ジャック・チボーという名の友人』(高野文子)②『バーナード嬢曰く』(施川ユウキ)③『書痴まんが』(山田英生・編)

 

○『黄色い本』は『チボー家の人々』に没頭する女子高生を描いている。南氏は、「読書の豊かさをここまで生き生きと描けるものか」と、再読のたびに「感嘆す」るが、現在品切中。

 

○悔しいので『書痴まんが』を買う。水木しげるつげ義春など15名の本や読書に関する漫画を集めてある。

 

永島慎二の「ぼくの手塚治虫先生」が出色だ。ほぼ実話で、昭和32年に著者が金(7万円)を無心するためにさいとう・たかを氏と手塚邸に行く。「ゴルゴ13」のさいとう氏だ。7万は今の70万円。

 

○手塚治虫は気軽に貸してくれた。後日返金に行くと「ダンサン(永島氏)や他の人も頑張っていることで、僕はもう返してもらっている」と言い「このお金でもう一人お子さんをつくるというのはどうですか」と笑った。

 

○次は『漫画家が見た手塚治虫』を買おう。

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「神戸ニニンガ日誌」(第3,318号)

○ベネッセの小学生意識調査。「お札の顔になってほしい人」の1位「自分」には笑った。おいっ、君らどういう料簡なんだ。お札を見たことない? それは失礼した。

 

○2位「大谷翔平」。そうなると円安は確実に解消するね。3位「お母さん」に私は涙するが、4位「目黒蓮」て誰やねん。あまつさえ5位「ドラえもん」てどやさ。子供銀行やんか。

 

○「総理大臣になってほしい人」1位「友達」と2位「お母さん」に涙するが、3位「ドラえもん」。AI総理か、いいね。4位「お父さん」5位「先生」6位「小泉進次郎」7位「目黒蓮」8位「大谷翔平」9位「ななもり。

 

○これでいくと、1万円札=「各自」5千円札=「大谷翔平」千円札=「各自の母」となり、総理=「各自の友達」、副総理=「各自の母」と「ドラえもん」、官房長官=「各自のお父さん」、総務大臣=「各自の先生」、法務大臣=「小泉進次郎」、外務大臣=「目黒蓮」、財務大臣=「大谷翔平」、防衛大臣=「ななもり。」となる。

 

○目黒蓮が気になるが、現内閣よりはよい。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。