「神戸ニニンガ日誌」(第3,347号)
○昨年末、観光家の陸奥賢さんの話を聞いた。陸奥さんは、町を5人で歩く事(逍遥)が大切だと言う。
○「路上観察学会」「考現学」という言葉が出た。私が追いかけていたテーマだ。考現学は、今和次郎が考古学に対して立てた学だ。ウィキでは「社会現象を場所・時間を定め調査。世相や風俗を分析解説する学問」とある。
○傘の種類、歩き方、服装、髪形、ハンカチの持ち方等々、あらゆるものを観察記録した。路上観察学会は考現学を下敷きにしている。
○新聞に島村恭則の『現代民俗学入門』が紹介された。「トイレでスリッパを履くのは何故か」「印鑑に息を吐きかけることにはどのような文化的意味があるのか」等を考える。考現学と相似する。評者の及川祥平氏は、文化は「過去に規定されつつ常に変わっている」とし、柳田國男は「変えていくこともできる」と述べたことを紹介。そして民俗学は「みんなの学問であらねばならない」としている。
○私が発行する無料誌『土日技術』4月号より陸奥さんの連載「逍遥のすゝめ」が始まる。
ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。