まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌 -22ページ目

まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

何の役にも立たないが、特段面白い訳でもない。ましてや間違っても何かの為になど毛頭ならぬこと十全に請合う。勿論誰がどうみても上品であるはずもなく、履歴書に読者と書けば間違いなく不利となる。有閑男が白昼夢で口走る400字の戯言寝言放談放屁。それが神戸ニニンガ日誌

「神戸ニニンガ日誌」(第3,366号)
 

○映画「フライト・リスク」。これまで数々の航空機映画を見た。1970年の「大空港」や「エアポート'75」を代表するシリーズ。「トップガン」等の戦闘機もの等。

 

○「フライト・リスク」では、女性保安官がアンカレッジまで証人を輸送する。機体はセスナ機。陽気なパイロットが乗ってきて離陸した。映画は着陸までの機内で展開する。登場人物は3人。「オリエント急行」同様の密室である。

 

○後部席の証人がふと機長証を見ると、操縦している男とは違う者だ。ここからアマタのエラいことが起こる。私は3滴チビった。

 

○「九死に一生を得る」という言葉がある。監督のメル・ギブソンは狭い機内で9回程エラいことを起こす。パイロットがエラいことになり、乗客や元軍人が操縦桿を握るというのは常套的で王道的なものではあるが、セスナは初めてだ。

 

○メル・ギブソンといえば、私は「パッション」で30滴チビった。監督は「パッション」の続編を用意しているらしい。

 

尿漏れパンツ、買おっと。屈ッ。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,365号)
 

塩田武士「雪の香り」。2000年、学生の恭平が京都で雪乃と出逢う。素性のわからない雪乃は、変わっているというか、怖いものなしというか、オープンというか、とにかくちょっとした不思議ちゃんである。

 

○恭平は強烈に雪乃に惹かれていく。そして文字通り雪乃は恭平の「先」をいく。常に想定外のことに猛烈にドライブをかけてくるのだ。

 

○しかし、或る日雪乃はふっといなくなる。素性のわからなかった点が関係しているようだ。12年後、京都の新聞記者になった恭平は雪乃に再会する。

 

○その間のことはこの小説には書かれていない。「行間を読む」ということを聞くが、この小説では恭平の12年間を読まざるを得ない。新しい読み方というか、小説の主人公に対する新しい思いの馳せ方を楽しんだ。

 

○「雪の香り」というタイトルも秀逸だ。著者はラジオでも本の題も表紙もレイアウトも全てにこだわると言っていた。著者は「最後のシーンにたどり着いたときに、書き終えたくない」と思ったという。この余韻、嗚呼。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,364号)

○ラジオに元神戸新聞記者で作家の塩田武士。事件記者の経験を活かし、映画化もされた「罪の声」でグリ森事件に迫った。

 

○作品では、虚実・明暗・新旧等の二項対立しているものの間にあるものを求めていくと本質が共通してつながる。それらが現在過去未来に当てはまり作品の深みが増すという。

 

○脚本家・橋本忍の本『複眼の映像』に、物語は1テーマ、2ストーリー、3キャラクターで、この順に大切だとある。この3つが絡み合ってくると作品に深みが増す。徹底的に取材し、書く。注目してもらっていた伊集院静は「人には事情がある」と言った。

 

○場面の候補地を見にいくと、土地が持っている力がある。最新刊の『存在のすべてを』でもそのような発見があった。「天国と地獄」(黒澤明)の緊迫感をどうしたら出せるのか。読者には、作品を読んだ後にその場所に行って欲しい、と考えている。

 

○山崎豊子や高村薫を読み込んできた塩田武士は「報道小説」という新しい小説のジャンルを確立したいという。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,363号)
 

○尼崎市総合文化館で桂米朝展を見た。隣室をみると「白髪一雄の足跡」と書いてある。具体美術協会の白髪さんだ。ついでに(失礼)見ていこう。

 

○白髪一雄は天井からの紐に吊られて足で描く「フットペインティング」で有名だ。大作が多い。大迫力作品だ。何かわからないが、躍動があり、混沌があり、美醜があり、魂がある。「何かわからない」と思うことは何かをわかろうとすることの裏返しで、作品はそんなことをわかろうとはしなくてもいいということを訴えている。

 

○前室で1993年の制作を撮った映像作品「神獣」を見た。当時70歳。絵の具を白髪一雄に渡す富士子夫人。一雄は黒、夫人は白のスタイルで、制作は黙々と進む。

 

○私であれば「滑るがな!」とか「うわっ」とか「やばっ」「笑うな!」などと叫びながらやってしまう処、芸術家はほぼ無言で儀式のように足を滑らせる。

 

○欧米では「GUTAI」として名が通る芸術活動の中心人物の神髄だ。3月23日迄。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,362号)

○尼崎総合文化センターで桂米朝・噺家の姿展(生誕百年・没後十年特別展)。敗戦直後には上方の噺家は十人弱だった。寄席では漫才がトリを取る時代。あまつさえ、五代目松鶴、二代目春団治などが亡くなり、新聞は「上方落語は滅んだ」と報じた。

 

○しかし、後の四天王(六代目松鶴、米朝、三代目春団治、五代目文枝)が踏ん張り、協会発足時の会員18人から盛り立てていく。米朝の弟子・枝雀の活躍などもあった。平成18年には常設寄席小屋「繁昌亭」を開館。会員数も300人弱にまで増えた。

 

○大変な苦労は山のようにあっただろう。舞台の上ではそのようなこととは関係なく余すところなく磨いた芸を披露し続けた。平成8年には落語家として2人目の人間国宝に認定。上方の噺家で今後そのような人は出るか。師匠はこんなにきれいに死にはったんや、と泣いたざこばさんも昨年鬼籍に入られた。

 

○無料の展示だが見応え充分だ。3月23日迄。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,361号)

○「フレイル」という言葉。Wikiに「(加齢により)健康な状態と要介護状態の中間の状態」とある。兆候があるかのチェック(11項目)があった。8月で前期高齢者となる私はどうか。

 

○①健康食に気を付けている②野菜と主菜を毎日2回以上食べる③さきいか、沢庵は噛み切れる④お茶・汁物でむせる⑤汗をかく運動を週2回以上実施⑥日常的に1時間以上の歩行⑦歩く速度が速い⑧外出回数の減⑨日に1回以上誰かと食事する⑩活気にあふれている⑪物忘れが気になる。

 

○自信をもって確かなのは⑨番であるが、ほぼ酒席である。11項目の内、要注意が⑨番以外の10項目(私)というのは、ヤバ過ぎる

 

○しかし⑩番の「自分が活気にあふれていると思う」の「活気」とは何か。辞書では「生き生きとした気分。生気」とある。うーん。そんなもん生気のない人もあると「思う」かも知れんじゃないか。

 

○そも健康状態と要介護状態の中間と言われても、レベルがいろいろあるのではないか。何? 兆候がある奴ほどイチャモンを付けるって? 屈ッ。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,360号)

○中居君絡みでフジテレビは会見を開き、10時間を超えた。朝日新聞が識者に聞いた。

 

○フジサンケイGを追い続けているジャーナリストの中川一徳は、事態を招いた大きな原因は「日枝氏にある」という。社内で大きな権力を持った日枝氏は「情実人事」を続け「コネ入社が多く組織が腐敗するのは当然」という。長年港社長を見てきた氏にはこの事態には驚きはない。

 

○コンサルタントの下矢一良は、視聴率は「テレビを見る人の志向しか映さない」という。「テレビのあり方に不満を抱く人々の意識を業界として取り入れにくい」

 

○労働法学者の内藤忍は、男女雇用機会均等法11条、特に10項目の措置義務に注目。職場で受けた性的言動により就業環境を害されたと会社に相談。会社は事実を確認する義務が生ずる。

 

○社内の出来事だけでなく打ち合わせ場所や顧客の自宅も「職場」に含まれるという。あまつさえ「性的言動の行為者とされる人が会社外の人物だった場合も会社が対応義務を負う」という。後の祭りではあるが、会社がコンプライアンスに真摯に向き合っておれば、と思う。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,359号)

○【とある人の意見】「私の意見」。【十七歳新法を作り、ちょっとした事ですぐ逮捕。同年齢で徴兵制】「2000年の西鉄バスジャック事件で親まで危ないと感じた犯人が17歳、を受けた意見。一理ある」

 

○【選挙権被選挙権免許制】「大賛成。政をまかせる人には一定の線引きをした方がよい」【健康保険制度と年金制度の撤廃。元気老人の病院通いを止めさせ、動けなくなるまで働く】「検討に値する。年金を貰ってる私はなんも言えねぇ、が」


○【電車に痴漢シートと痴漢専用車両を設ける。需要と供給の一致】「これは流石に無茶か」【不景気対策として昼12時から4時まで計画停電し、電力削減・温暖化対策に】「今はAIもITも全て電力がないと使えない」

 

○【ごみ処理有料制・無駄使いが減る】「一理あるし、一部そうなっているし」【金利百%の銀行・命を担保にするローン】「ここまで低金利・老害が進んでおれば、致し方ないか」

 

○【2000年刊・新潮文庫『百年目』より「このたびも落選確実選挙演説」・ビートたけし】

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,358号)

高原達也さんとズームし、開発された「みまもりあいプロジェクト」の解説を聞いた。各地域で探したい人がいれば、スマホで情報提供・交換ができるアプリ。

 

○前提として、2019年に交番に届けられた現金は197憶円。毎年同様の額が届けられている。また2021年の行方不明届出数は1万7千人。先日の「天声人語」には、2023年は1万9千人で、内「502人が亡くなり、250人が見つからなかった」とある。9歳以下の子どもも年間千人以上が居なくなる。

 

○事程左様に日本(人)には、互助の精神があり、情報リテラシーも高い。そして不明者は年々増える。高原さんはこうしたことを地域でダイレクトに結びつけ、子どもや老人が居なくなったときにすぐに機能するようにした。

 

個人情報に起因するリスクを無くすため、入れなくても登録が出来る。何年もかけてアップルやグーグルと交渉し、74カ国語の対面即時翻訳機能を無料で使えるようにし、地域に住む外国人もスムーズに使用できる。

 

○既に全国40以上の自治体が導入し、250万人がダウンロードした。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。

「神戸ニニンガ日誌」(第3,357号)

○三宮加納町交差点寄りの立ち食いうどん店「M屋」。私は580円の「にしんそば」に鳴門生わかめ入り。にしんそば発祥の店、京都「松葉」は一杯税別1700円だ。M屋のにしんそばが3杯いける。松葉に鳴門生わかめはない。


○私が食べていると、券を買った若者が座った。ここは立ち食いだが座る所もある。出来たら自席に持っていくが、おばちゃんが持ってきてくれるときもある。おばちゃんが「兄ちゃん、天ぷら?」と聞いた。若者は「あ、はい」と言い、箸を割り、七味を振り、食べる。

 

○若者でも神経質で真面目で堅物の奴がいる。「兄ちゃん、天ぷら?」 「いえ私は田中です」。「だから兄ちゃんは天ぷらか?」 「だから田中ですってば」。「手羽はないで。田中の兄ちゃんは天ぷら?」 「私の頼んだものは天ぷらではありません」 「え?兄ちゃんの券は天ぷらやんか」 「私が頼んだのは天ぷらではなく天ぷらそばです。券にも天ぷらではなく、天ぷらそばと書いてあります」 「はいはい。だめだこりゃ」

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。