「神戸ニニンガ日誌」(第3,446号)
○川津幸子『100文字レシピ』に「ねぎ豚」。夫が檀一雄の本で見つけた。「ねぎを敷く、肉をのせる、煮汁をかける」と「蒸した様に柔らかく仕上がる」と。
○後の『100文字レシピ プレミアム』で檀ふみと対談し、その本は『檀流クッキング』と分かる。「バーソー」の稿にあった。熱海の檀一雄に邱永漢が来た。簡単な料理を乞うと豚バラ塊、葱、椎茸、卵を水と醤油だけで「二、三時間煮込ん」だ。
○邱永漢の『食は広州に在り』に「肉を丸のまま鍋に入れ葱の白い所を四、五寸の長さに切ったものをぶちこ」む。醤油と水で煮込むとある。
○陳舜臣『美味方丈記』には「東坡肉」として「大きな豚肉を時間をかけて煮つめ」るとある。程一彦『程さんの台湾料理店』には、北宋の東坡肉が中国南部に伝わり、長崎に入って卓袱(しっぽく)の角煮(同書では「伏卓」)になり、京都にいって「豚の角煮」になったとある。
○阿川弘之『食味風々録』では、娘の佐和子が作った東坡肉が「煮れば煮るほど固くなった』という。檀一雄は「台湾おでん」と命名している。
ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。